働き方改革で注目の「ワーケーション」で憧れの海外勤務を叶えよう

働き方改革で注目の「ワーケーション」で憧れの海外勤務を叶えよう

サービス・製品2021.03.04

目次


海外勤務と聞くと、外資系企業で働くエリートに限られたものなのではないか? 英語などの外国語ができる人しかできないのではないか? そのようなイメージを抱いている人が少なからずいるのではないでしょうか。



  • 海外で働いてみたいけどそんなスキルもないし自信がない
  • どうやったら海外で働けるのかが分からない
  • なんとなく海外勤務は憧れるけどイメージが沸かない


確かにひと昔前だったらそうだったかもしれません。しかし、近年の政府による施策「働き方改革」によって日本人の働き方もだいぶ変化してきたように思います。また、新型コロナウイルスの拡大によってワーケーションやリモートワークなど更なる新しい働き方も急速に普及してきました。


コロナ禍が収束するまでは、海外旅行も難しい状況ではありますが、収束後はより一層フレキシブルな働き方が広まるのではないかと予想しています。その可能性と理由をこれからお話していきます。


働き方改革とは?


そもそも働き方改革とは? 今更だけどよく分かっていない。そんな方に向けて、まずは働き方改革とは何なのかについてご説明します。


働き方改革とは、一億総活躍社会実現に向けた労働環境を大きく見直す取り組みのことであり、一部の大企業だけでなく、中小企業を含む全ての企業に向けられた施策です。


一億総活躍社会実現とは


国民一人ひとりの意思や能力、個人の事情に応じた、多様で柔軟な働き方を可能とする社会を目指すことで、「労働者にとっての働きやすさ」を実現していくことです。意欲のある人が無理なく自分ライフバランスにあった働き方ができるようになることで、社会全体にとっての良い影響が期待できます。


ワーケーションとは?


言葉の由来


ワーケーションとは「ワーク(work:労働)」と「バケーション(vacation:休暇)」を組み合わせた造語で、職場ではなくリゾート地や観光地で働きながら休暇を取ることです。



▽Softbank公式ホームページより

ワーケーションとは「ワーク」と「バケーション」を組み合わせた造語で、普段の職場と異なるリゾート地や観光地で働きながら休暇を取ることである。ノートPCやスマートフォンなどを利用して、場所にとらわれずに仕事を行うスタイルだ。

ワーケーションはノートPCやインターネットが急速に普及した2000年代から、アメリカで始まった働き方とされている。

日本では2020年7月27日、当時の菅義偉内閣官房長官が「観光戦略実行推進会議」において、「感染対策をしっかりと講じているホテルや旅館にかぎり、『Go Toキャンペーン』で宿泊代金の支援を行う。感染対策と経済活動の再開の両立という基本方針に沿って、うまく活用していただきたい」と述べ、ワーケーションが政府から発信されたことにより認知が広がっていった。

ワーケーションを利用することで、観光地での経済復興に加え、長期休暇や連続休暇が取りにくい業種でも休暇を取得し、有給休暇取得率の向上が期待されている。

引用:https://www.softbank.jp/biz/future_stride/entry/workstyle/20201118/


はじまりのきっかけ


ワーケーションはノートパソコンやインターネットが急速に普及した2000年代から、有給休暇や長期休暇の取得率向上のためにアメリカで始まった働き方だといわれています。



日本では2020年7月に新型コロナウイルスの感染対策と経済活動の再開の両立という基本方針に沿って、「感染対策をしっかりと講じているホテルや旅館にかぎり、Go Toキャンペーンで宿泊代金の支援を行う。」という施策が政府から発信されたことにより「ワーケーション」の認知が広がりました。


テレワークとの違い


テレワーク


オフィスではなく自宅やカフェ、コワーキングスペースなどで働くスタイルで仕事をすることが主目的。


ワーケーション


休暇を前提として好きな場所で働く考え方で、「働く、休む」を分けずに「休みながら働く」という新しい考え方。


ワーケーションのメリット


  • 普段とは違う場所で働くことで、心身共にリフレッシュすることができる
  • リゾート地や観光地に延泊し、有給休暇取得の促進に繋がる
  • 新しい土地や人と触れ合い新たなアイデアが思いつく可能性が広がる
  • ワークライフバランスの実現
  • 通勤する時間とコストの削減
  • 多様な働き方の導入による社員の離職率の低下


ワーケーションのデメリット


  • プライベートと仕事の境目が曖昧になる
  • しっかりとした定義づけをした上での勤怠管理や労災管理をする必要がある
  • インターネット環境を整える必要がある
  • セキュリティ対策が必要


▼この辺の注意点については、下記の記事もおすすめします。
多様な働き方の普及で注目の「ワーケーション」とは?導入におけるリスクとおすすめのツールをご紹介!


ワーケーションによる多様な働き方の可能性


ワーケーションは日本ではまだまだ始まったばかりの新しいシステムですが、これが普及することによりいずれは海外で休暇を取りながら働くことも可能になると考えられます。


旅行会社エクスペディアが実施した「世界19ヵ国の有給休暇取得率の国際比較」によると、日本の有給休暇取得率は最下位だそうです。ワーケーションこそ日本人が有給休暇を取得し、ワークライフバランスを実現するきっかけとなり得るでしょう。


これにより、今まで海外に行きたくても行く機会がなかった人、旅をしながら仕事をするスタイルに憧れていた人にとっては、近い将来理想の働き方が実現する機会に繋がるのではないかと思います。


ただし、全ての職種にワーケーションが取り入れられる訳ではないと思われます。基本的にテレワークで問題ないような職種の場合は、さらに働く場の拡大としてワーケーションを取り入れてみても良いでしょう。


海外対応の勤怠管理システム


しかし、いざテレワークやワーケーションを導入するにあたり、社員の勤怠をどのように管理するかが企業にとって頭の痛い問題と言えるでしょう。


そこで、企業にとっても社員にとっても役立つ海外対応の勤怠管理システムをご紹介します。


特に今回は、海外勤務について触れていますので、海外対応の勤怠管理システム「KING OF TIME(キングオブタイム)」をご紹介します。海外勤務にも対応し、働き方の幅が広げられるシステムですね。


豊富な選択肢の中から選べる打刻方法


従来のタイムカードに代わり、バラエティ豊かな打刻方法を選べます。


個人のスマートフォンやPCからでも簡単に打刻することができるため、テレワークやワーケーションにも対応可能かつ便利なシステムです。


参照:勤怠管理システムならKING OF TIME「キングオブタイム」


チャットで出退勤⁉


さらに、LINE WORKSと連携すればチャット内で出退勤を完了させることができます。普段LINE WORKSを導入されている企業であれば、より一層シームレスに出退勤を行うことができるでしょう。


LINE WORKS関連の記事は下記にまとめてあります。





海外対応もばっちり


KING OF TIMEの勤怠管理は、英語表示への切り替えや海外のタイムゾーン設定に対応しています。
例えば日本の本社や海外の本社より、世界各国にある拠点や工場に在籍する従業員の勤務状況が確認・管理できるため、出張や転勤時にも対応することができます。


時差対応


事業所毎にタイムゾーンの設定が可能です。打刻時刻は、設定したタイムゾーンに従って記録されます。
この機能によって、海外ワーケーションでも時差による勤怠管理の心配をする必要がなくなります。


その他の機能一覧


勤怠管理の機能の他にも、スケジュール管理や給与計算機能まで業務効率化を図る様々な機能があります。


参照 勤怠管理システムならKING OF TIME「キングオブタイム」


まとめ


今回は、ワーケーションによって近い将来実現可能と予測される海外での働き方と、テレワークやワーケーションをはじめとした新しい働き方に便利な勤怠管理システム「KING OF TIME」をご紹介しました。


働き方改革が企業にとってストレスな施策にならないよう、そしてワーケーションが社員にとっても地域の自治体にとっても多大なるメリットになるよう、企業ごとにオリジナルな施策を取り入れられると良いですね。