インターネット広告代理店とは?基礎知識や広告運用について徹底解説

インターネット広告代理店とは?基礎知識や広告運用について徹底解説

Web広告2021.05.14

目次


近年、WebサイトやSNSで広告を掲載する、インターネット広告を利用する企業が増えてきています。企業がインターネット広告を運用する際にサポートしてくれるのが、インターネット広告代理店です。


今回は、インターネット広告代理店とは何か、実際にどんなサポートをしてくれるのかを、詳しく解説していきますので、インターネット広告の運用を考えている方はぜひ参考にしてみてください。


インターネット広告代理店とは


広告には、オフラインとオンラインの2つの形式があります。


テレビやラジオのCM、新聞広告、屋外広告などがオフラインで、WebサイトやSNSで掲載されている広告がオンラインです。


この、オンラインのインターネット広告に特化しているのが、専門広告代理店の一種である、「インターネット広告代理店」となります。


インターネット広告とは


インターネット広告代理店について解説する前に、インターネット広告についてもう少し詳しく見ていきましょう。


インターネット広告とは、先ほどもお伝えしたように、WebサイトやSNSで掲載されている広告です。


ユーザーがGoogleやYahoo!などで何かを検索した際、検索結果と連動して画面上部に【広告】と書かれたテキストで表示される「リスティング広告」と、閲覧したWebサイトやSNSに、画像付きで表示される「バナー広告」などがあります。


インターネット広告代理店の仕事の流れ


まずクライアントから依頼を受け取り、ヒアリングを開始します。


クライアントがどのような目的で広告を出したいのか、予算はどのくらいなのかなど、要望を聞き出し、企画をし、スケジュールを立てていくのです。


その後、代理店が出した企画やスケジュールをクライアント側に伝え、了承を得ると、ここから本格的にプロジェクトが開始されます。


また、プロジェクトが開始されてからも、常にクライアントと連絡を取りながら、プロジェクトの進行状況を確認してもらうという流れです。


インターネット広告の業界構造


インターネット広告は主に4つの構造に分けられています。


1つずつ順番に見ていきましょう。


広告主


「自社の商品の知名度を上げたい」「サービスをもっと知ってほしい」など、広告運用を始めたいと考える企業が広告主です。


インターネットで広告を出したいけれど、インターネット広告の知識がないといった場合に、広告代理店に依頼をします。


広告代理店


クライアント(広告主)から広告運用の依頼を受け、クライアントの目標達成のための企画やスケジュールを考えるのが、広告代理店です。


どのような目的で、どのようなターゲット層に広告を出したいのかなど、クライアントの要望に対して戦略を練ります。


メディアレップ


メディアレップ(media representative)とは、インターネット広告の買い付け先で、インターネット上の広告枠の売買を行っている広告代理店です。


クライアントが出したい広告は、どのメディアで出すのが一番良いのかを選定します。


メディア


実際にクライアントの広告が表示される媒体がメディアです。


GoogleやYahoo!などのWebサイトや、YouTube、FacebookなどのSNSなど、様々な種類があります。


インターネット広告代理店に依頼した際のメリット


ここからは、広告運用を代理店に依頼した際のメリットを、ご紹介していきます。


打ち出したい広告に対しての、アドバイスや提案を受けられる


広告は、商材などによって費用対効果が変わってくるため、どのような広告を、どういった媒体で出せばいいのかなど、適切な判断をするのは難しいものとなっています。


そこで、広告代理店に依頼をすれば、目的に合ったアドバイスや提案を受けることができるでしょう。


また、インターネット広告の最新動向を分かっていますので、流行りに後れを取らないよう、施策してもらえることもメリットとなっています。


運用の手間がかからない


インターネット広告の運用は、一度出稿すれば終了ということは無く、掲載後も状況を見て改良が必要となり、とても時間のかかるものです。


広告代理店に依頼をすることで、初期設定から運用管理まで、プロに任せられるので、継続的に技術の提供をしてもらえることになります。


また、運用開始から広告を掲載するまでの時間も短縮できることも魅力です。


##インターネット広告代理店に依頼した際のデメリット


広告運用を代理店に依頼した際、魅力的なメリットが多いですが、もちろんデメリットもあります。


手数料が発生する。


代理店に依頼せず、自社での広告運用をした場合、発生する料金は広告費のみですが、代理店に依頼した場合は、広告費に加え、代理手数料が発生します。


しかし、代理店に依頼した場合は、自社運用する際の人件費はかからないので、どちらがコスト削減できるかなど、比較して検討してみましょう。


社内に広告運用のノウハウが蓄積されない


代理店に依頼した場合、運用を全て任せられるということがメリットとなりますが、逆に考えると、ノウハウが蓄積されないため、社内でインターネット広告に関しての知識を持つ人が出てこないということに繋がります。


メリットとデメリットを比較し、自社に合った運用をしていくことが大切です。


まとめ


ここまで、インターネット広告代理店について解説してきました。


広告運用が初めての企業や、運用したいけど人手が足りないという場合は、広告代理店を利用することがおすすめです。


インターネット広告を考えている方は、ぜひこの記事を参考に、運用を始めてみてください。