Yahoo広告とGoogle広告それぞれの特徴と違いって何?これは知っておきたい基本知識を徹底解説

Yahoo広告とGoogle広告それぞれの特徴と違いって何?これは知っておきたい基本知識を徹底解説

Webマーケティング2021.03.31

目次


Yahoo、Googleといえば、検索ポータルサイトが有名ですが、それぞれがもつ広告があることをご存知ですか?日本国内はもとより世界最大級の市場を誇るこれらの広告配信サービスはwebマーケティングには欠かすことができません。


今回は、それぞれの広告の特徴と違いについての基本知識を詳しくまとめて徹底解説しています。


Yahoo広告とGoogle広告とは?


Yahooは1995年にアメリカで設立されました。2017年に主力事業を売却し、現在は、Yahoo から切り離された日本独自のYahoo Japanとして日本国内で過半数が利用する検索エンジンとして有名になりました。


一方、1998年に同じくアメリカで設立されたGoogleは、順調にユーザー数を増やし、さまざまな分野にも進出するようになりました。


現在では、世界最大の検索エンジンとして、世界中に数多くのユーザーがいます。


Yahoo広告とGoogle広告は、それぞれの検索結果や提携先に掲載される広告です。以下では、この2つの違いについても詳しくご紹介しています。


Yahoo広告とGoogle広告の特徴とは?


Yahoo広告とGoogle広告それぞれがもつ特徴には、どのようなものがあるのでしょうか。ここでは、利用者の傾向や広告が表示される提携先、ターゲティングの傾向などについて詳しく見てみることにしましょう。


Yahoo広告


日本国内でダントツのシェア数を誇るYahoo Japanは、パソコンからの利用者が多く、40〜60代の比較的年齢層が高めのユーザーが多いという傾向にあります。Yahoo広告は大きく分けて、Yahoo Japanでキーワード検索を行ったときに表示される「検索広告」と、「ディスプレイ広告(YDN)」の2つがあります。


Yahoo広告では、一度広告をクリックして閲覧したユーザーに対し、再度広告を配信してくれるリターティング広告を採用しており、Yahooサービスを利用しているユーザーに対し、効果的なアプローチをしてくれるという特徴があります。


Google広告


世界中にユーザーを持つGoogleは、スマートフォンからの利用者数が多く、比較的若い世代のユーザーが多い傾向にあります。


Google広告には、検索結果一覧に表示される「リスティング広告」と、それそれのサイトがもつコンテンツに合わせた動画や画像、バナーなどを利用した「ディスプレイ広告」があります。


スマホに標準搭載されているGoogleは、、若い世代を中心に世界中で利用されているため、商品の告知やブランドの認知度を広く広めたいときにとくにおすすめです。


検索結果一覧以外にもYoutubeやGmail、 Googleが提携しているサイトにも表示されることになります。


Yahoo広告とGoogle広告6つのちがい


Yahoo広告とGoogle広告には、6つの違いがあります。広告を掲載する企業の多くは、Yahoo広告とGoogle広告、4:6の割合で両方に登録を行い、広告を掲載しているところがほとんどです。


それぞれを利用する時の目的の違いやターゲットの違いをふまえて確認してみましょう。


1. ユーザー層


広告を出す商品やブランドイメージによってどちらを優先するべきかなどを検討する際の目安として、改めてそれぞれのユーザー層の違いを確認してみましょう。


Yahoo:40〜60代の比較的高い年齢層、パソコンユーザーからのアクセスが多い


Google:10〜30代の若い世代が中心、スマホユーザーからのアクセスが多い


2.広告表示場所


検索結果一覧や提携先サイトなど、YahooとGoogleの広告表示場所は基本的には同じです。しかし、それぞれ提携先が異なるため、アップロードした広告がどこに表示されるのか理解しておくことも大切です。


Yahoo:Yahooの検索結果、提携先サイト、Yahooサービス(ニュースや天気予報、知恵袋など)


Google:Googleの検索結果、提携先サイト、Youtube、Gmailなど


3.マッチタイプの表記方法


キーワード検索時の完全一致とフレーズ一致、部分一致などのマッチタイプの表記方法の違い以下の通りです。


Yahoo:プルダウンメニューから選択


Google:キーワードに記号をつけて検索する


4. 広告表示オプション


オプションを設定することで、視認性やクリックの精度が向上します。 YahooよりもGoogleの方が、表示オプションが多く設定できます。


Yahoo:クイックリンク、電話番号、テキスト補足、カテゴリオプションなど。


Google:サイトリンク表示、電話番号、住所表示、コールアウト表示、構造化スニペット表示、アプリリンク表示、レビュー表示、アフィリエイト住所表示、リードフォーム表示、メッセージ表示オプションなど。


5. ターゲティング


どんな人に広告を届けたいのか、を明確にするためのターゲティング設定の違いは以下の通りです。


Yahoo:興味・関心のあるユーザー、購買意欲の高いユーザー、地域、日時、利用時間帯、利用端末などから分析が可能。


Google:年齢・性別・世帯年収・子どもの有無・地域・都道府県・市区町村・半径まで絞り込んだ分析が可能。


6. 入稿規定


Yahoo:カギかっこはNG、感嘆符はOK。審査結果が出るまでに3営業日内を必要とする。


Google:カギかっこはOK、感嘆符はNG。審査結果が出るまでに1営業日以内を必要とする。


まとめ


同じような検索エンジンでも、それぞれの特徴があり、表示オプションや提携先などには大きな違いがあることもわかりました。


基本的な仕組みはどちらも変わりませんが、一般的に少額予算ですませたいならGoogle広告を利用した方が良いとされている傾向が強いようですが、高めの年齢層にターゲットを絞り込みたいにはYahoo広告は外せません。


うまくそれぞれを使い分けてマーケティングを成功させましょう。