VRとARは違うもの?ARの種類と活用方法

VRとARは違うもの?ARの種類と活用方法

Webマーケティング2021.03.31

目次


AR名刺など「AR」ということばの使われた機能やサービスが近年増えています。しかし、ARがどのようなものなのか、どのような技術なのかを知らない人も多いのではないでしょうか。


今回は、RAとはなにか、ARはどのようにビジネスに活用できるのか紹介します。


ARとはなにか


ARとは「Augmented Reality(オーギュメンテッド・リアリティ)」の略語で、日本語では「拡張現実」と呼ばれる技術やその世界を指すことばです。


近年では「AR」を用いた機能やサービスが多く出てきているので「QRコードを読み取って画像や映像、3Dのアニメーションが表示されるもの」という認識を持っている人が多いと思います。


ARと似たことばでVR(バーチャルリアリティ)がありますが、ARはVRの中の1つです。VRでは、ヘッドマウントディスプレイなどを用いて、人工的に構築された世界、つまりコンピュータの世界に自分自身が飛び込みます。ARでは、現実の世界に情報を付加・削除・強調させ現実世界を拡張します。


ARは、面白い表現やインパクトのある表現ができるのみでなく、情報を分かりやすく伝える手段でもあります。カタログにAR技術を利用することで、詳細情報を表示、色違いの商品を見ることができるようにしたり、観光地でスマホのカメラを向けるとその場所の情報が表示されるなど、伝えられる情報を増やしたり、適切なタイミングで情報を伝えることが可能になります。


ARの種類


ARは、パソコン、スマートフォン、タブレットなど様々な媒体で利用されています。スマホの普及により、ARを利用する企業が増えました。


現在では、「コード(マーカー)を利用したAR」「カメラを利用したAR」と「GPSを利用したAR」の3種類が多く利用されています。


コード(マーカー)を利用したAR


ARというとこのタイプをイメージする人が多いのではないでしょうか。QRコードなどを用いて、それの上に情報を表示するARです。


画像認識を利用したAR


カメラで画像を認識して情報を重ねるARが多く利用されています。単純に2Dの画像に情報を重ねるのみでなく、3Dや空間を認識して重ねる空間認識のARもあります。


GPSを利用したAR


GPSにより位置情報を認識して、情報を重ねるARです。画像認識よりも分かりにくいと思いますが、例えばGPSの情報とスマホの加速度センサーで傾きを認識することで、天体の情報を表示するアプリがあります。


ARの活用事例


家具を部屋に置くシミュレーションができるIKEAのカタログアプリ


家具を販売しているIKEAのカタログアプリでは、部屋に家具を置いたときにどのようになるのかをARで確認できます。


家具を買うときには、家具を設置する場所のサイズを測って、カタログを見たり店舗に行って適切な商品選びます。しかし、実際に部屋に置いてみるとサイズが大きすぎたり、印象が大きく異なったりといったことを経験したことがある人は少なくないのではないでしょうか。


部屋でカメラをかざして、ARで配置やイメージを確認することで、家具の購入ミスを大きく減らすことが可能になります。


今は見えない遺跡を探索できる「山梨県南アルプス市」の観光アプリ


南アルプス市では、観光アプリを使って、今は見えない地下に眠った遺跡を観光することができます。


南アルプス市はかつて、大洪水地帯でしたが現在では埋め立てられ、遺跡を実際にみることはできません。そこで、アプリを使ってコードを読み取ると、工事の前に撮影した資料などで遺跡を見られるようにしました。


ARを使うことで、現在は見られない過去の遺跡を見るという変わった観光が可能になっています


子ども心をくすぐる「ポケモンARサーチャー」


ポケモンARサーチャーでは、ニンテンドー3DSのカメラを使って、拡張された世界のポケモンを捕まえることができます。


普段、自分が生活している空間でポケモンがあらわれ、捕まえられるというゲームの世界に入り込んだような体験ができます。


ARを使うことで、新たなゲームの体験が可能になっています。


ARに必要なもの


ARを提供するにあたり、2Dの画像や3Dの画像などの素材を用意する必要があります。


また、スマホにおけるARでは、Webサイトのようにブラウザがあれば見られるものではなく、カメラや位置情報、加速度センサーの情報を取得が必要で、アプリのインストールが必要な場合が多いです。専用のアプリを利用するか、特定のアプリに対応する形でARを開発する必要があります。


ARを簡単に始めるため次のようなサービスがあります。


MagicAR


株式会社シーイーシーが提供するマーカー型のARを手軽に実現するSaaS型のサービスです。


ARで表示させたいデータを用意するのみで、すぐにARを作成できます。イベントのプロモーション、カタログ、名刺など様々な用途で利用できます。


RealAR


RealARは株式会社KOJIMAが提供する、顔認証や文字認証などが可能なARアプリです。また、SNSとの連携、プッシュ通知、アクセス解析の機能があるのが特徴です。


まとめ


今回は、ARとはなにか、ARの活用方法について紹介しました。ARはユーザの興味を惹くだけでなく、より多くの情報を分かりやすく伝えるための手段として利用できます。家具や服などの販売はもちろん、観光においても活用できます。


自社のカタログやプロモーション施策としてARの活用を検討してみてはいかがでしょうか。