
Webマーケティング2021.03.31
目次
Twitter(ツイッター)のインプレッションという用語を聞いたことはありますか?広告が表示された回数を示すインプレッションとインプレションに対して何らかのアクションを起こした回数を示すエンゲージメントは、それぞれに重要な役割を持っています。
今回は、Twitter(ツイッター)のインプレッションについての基礎知識と増やし方やその確認方法、またエンゲージメントとの関係性について詳しくご紹介します。
Twitter(ツイッター)のインプレッションとは?
Twitter(ツイッター)は、リアルタイムの状況を「つぶやき」という投稿によって、不特定多数の相手と情報共有ができる人気のSNSです。
一方、インプレッションは、マーケティング上では広告が表示された回数のことを示しており、多くのインターネット広告では、1,000回ごとに広告費用が発生する「インプレッション課金型」という費用形態としても用いられています。
つまりTwitter(ツイッター)のインプレッションとは、Twitterでユーザーがそのツイートを閲覧した回数のことで、Twitter上のタイムラインや検索結果にツイートが表示されるごとにその回数がカウントされた、その回数そのもののことを指しています。
エンゲージメントとは?
エンゲージメントとは、冒頭にも述べたとおりTwitterに投稿されたツイートをみたユーザーがなんらかの反応をしたときにカウントされるものです。一般的には「クリックした数」とされていますが、Twitter上でのクリックに該当するアクションには次のようなものがあります。
・リツイート
・いいね!
・ハッシュタグをクリック
・広告リンクをクリック
・ユーザー名をクリック
・動画や画像をクリック
・拡大表示
・プロフィール名の詳細をクリック
・フォローボタンをクリック
これらのクリック回数は、Twitter広告が表示される際のオークションを勝ち取るために必要な「品質スコア」大きな影響を与えることになります。品質スコアについての重要性は次の章で詳しく確認してみましょう。
Twitter広告にはオークションが採用されている
Twitter広告が表示されるときには、毎回オークションが行われます。オークションには、あらかじめ設定しておいた入札額と、品質スコアをもとに算出された「広告スコア」によって落札されます。
品質スコアには3つの項目があり、これらが高いほど品質スコアの数値も高くなります。
共感度
「いいね!」や「リツイート」など、ユーザーのクリック回数を指標としています。どれくらいのユーザーがツイートに反応しているのか、頻度や回数の多さによって共感度がかわります。
関連性
ツイート内容が、ターゲットとするオーディエンスの興味や関心にあっているかどうかがポイントになります。表示させる広告内容が大きなポイントになります。
リーセンシー
Twitterは「いま」を伝えるためのツールです。そのため、ツイート内容が最新のものであるかどうかが大きなポイントになります。広告表示時に行われるオークションでは、つねに新しい情報であるかどうかによって評価が異なります。
インプレッション数とエンゲージメント数の確認方法
インプレッション数とエンゲージメント数を確認する方法は2つあります。
まずは、自分のツイートから確認する方法を見てみましょう。
- ツイートの右下にある「三本線」ボタンをクリック
- インプレッション数、エンゲージメント数をそれぞれ確認できる(エンゲージメント数では、いいね!や詳細のクリック数なども確認することができます)
もう一つはアナリティクスから選択する方法です。
- Twitter画面の左下にある「…(3点リーダー)ボタン」をクリック
- 表示された画面の「メニュー」から「アナリティクス」を選ぶ
- 表示された「アナリティクス画面」の上部にある「ツイート」を選ぶ
- ページをスクロールして「インプレッション数」と「エンゲージメント数」、「エンゲージメント率」を確認することができます。
また、このほかにもツイートや期間ごとのエンゲージメント率の推移を確認することもできるので、広告別の推移を比較しながら、データを分析することができます。
Twitterインプレッションでは、できるだけ多くのツイートを増やすことが目的です。
そのためには、ツイートを増やして「どのツイートがより効果的だったのか」を分析する必要があります。
インプレッション数とエンゲージメント数を定期的に分析し、常にPDCAを回しながら、効果的なツイートを行い、より効果の出る広告になるよう改善していくことが大切です。
Twitterインプレッションを増やす方法
インプレッションを増やす方法をご紹介する前に、なぜインプレッションが重要なのかを理解しておきましょう。
拡散力の高いTwitterを利用した広告では、多くのユーザーへの認知拡大と集客を目的としています。リツイート機能やフォロー機能を搭載したTwitterは、インプレッションを増やすには最適なプラットフォームなのです。インプレッションが増えれば、その分コンバージョンにつながる確率も高まり、web広告を利用した成果が向上することにつながります。
そのためにもインプレッション数を増やすことは、Twitter広告にとって、最重要事項なのです。
そこで、効果的にTwitterインプレッションを増やすために必要なことは、「ハッシュタグを利用すること」です。ハッシュタグは、キーワードの手前に「#」をつけて投稿するもので、自分を知らないユーザーにも共通タグを通じて見つけてもらえる可能性を高めるためのツールです。
また、「たくさんのツイートを投稿」し、効果のあるなしを、データを分析して改善することも必要です。データ分析には一定の統計データが必要となるため、まずはできるだけ多くのツイートを投稿してみましょう。
まとめ
わずか140文字以内の投稿を行うTwitter上の広告配信では、できるだけ多くのクリック数を獲得し、インプレッション数を上げていかなければなりません。そのためには、Twitter広告の成果を分析し、改善することが必要不可欠であることがわかりました。
また、あくまでもインプレッション数は広告の表示回数でしかなく、実際に重要なのは、ユーザーがそのツイートに対してなんらかのアクションを起こしてくれること(エンゲージメント向上)が大切です。
誰に広告を見てもらいたいのか、どんなインプレッションを獲得したいのかを理解し的確な広告配信をおこなえるよう改善していきましょう。