SNS広告とは?これから始めるための基礎知識と5つのメリット

SNS広告とは?これから始めるための基礎知識と5つのメリット

Webマーケティング2021.03.31

目次


SNS広告を知っていますか?スマホの普及とともに注目を集めてきたSNSは、世界中のユーザーが利用しており、拡散機能を有効活用したマーケティングでは欠かすことのできない有効なツールです。


今回は、これから始めたいと考えている人へ向けてSNS広告の基礎知識と、マーケティングで活用するためのポイントを詳しくご紹介します!


SNS広告とは?


SNS広告は、ソーシャルネットワーキングサービスを利用して配信されるオンライン広告です。それぞれのSNSに登録された膨大なデータを利用して広告配信ができるので、商品やブランドの認知拡大やサイトの集客にとても効果的です。


また、SNS上の情報は流れが早いので、期間限定品やイベント告知、キャンペーンなどの配信にも最適です。それぞれのSNSによって利用している年齢層の傾向も異なるので、商材によっては、ターゲティングしたい年齢層にあったSNSを選ぶこともできます。


国内で人気の4大SNS


日本国内でよく利用されている人気のSNSを集めてみました。


それぞれの特徴やしくみ、利用しているユーザーの年齢層も合わせて確認しておきましょう。


Twitter


有名人や著名人も利用していることでも知られているTwitterは、およそ4,500万人もの国内ユーザーをもつ人気のSNSです。


10〜30代の若い世代のユーザーが多く、情報の拡散力とそのスピードは、他のSNSに比べて非常に高いという特徴があります。


Twitter内で広告が表示されるのは「タイムライン」、「おすすめユーザー欄」、「トレンドテーブル」の3カ所で、広告の種類には、タイムラインやプロフィール画面に表示される「プロモツイートアカウント」、タイムラインやおすすめトレンドに表示される「プロモトレンド」、フォローしていないアカウントに対してのみ表示される「プロモアカウント」などがあります。


Facebook


国内に2,600万人もの利用ユーザーがいるFacebook。10〜50代の幅広い年齢層がおおいものの、40代以降が特に多い傾向にあります。


facebook内での広告枠は、「ニュースフィード」、「右側の広告枠」、「メッセンジャー」、「オーディエンスネットワーク」の4つです。


Facebookは、基本的に実名を登録してアカウントを取得します。他にも出身校や出身地などの詳細な情報を入力するので、他のSNSよりも細かく分けられたカテゴリによるターゲティングができます。9種類あるターゲティングは以下の通りです。


・ユーザー属性


・年齢・性別


・地域


・利用者層


・興味・関心


・行動


・リマーケティング


・類似オーディエンス


Instagram


写真共有ツールとして人気を集めているInstagramは、国内に3,300万人の利用ユーザーがいます。10〜40代の若い世代が多く、おしゃれ意識の高いユーザーが利用している傾向にあります。


Instagramに表示される広告は、「タイムライン」と「ストーリーズ」の2箇所です。Facebookと連動した広告配信ができるので、2つを組み合わせることでより幅広いニーズにアプローチすることができます。


LINE


国内ユーザー数8,000万人を誇る人気のSNSがLINEです。利用者の80%以上が毎日LINEを利用しているアクティブユーザーの多さが特徴です。


LINEには、トーク機能以外にもさまざまなツールがあり、LINE内に表示される広告もこうしたツールを利用したものになります。


広告が掲載される場所は、「タイムライン」、「LINEニュース」、「LINEマンガ」、「LINE Blog」、「LINEポイント」「Smart Channel 」、「LINEショッピング」などがあります。


SNS広告を利用する5つのメリット


拡散力に優れ、近年のWebマーケティングでは不可欠な存在となったSNS広告。ここでは、SNS広告を利用した際に得られるメリットを見てみましょう。


ターゲティング


ほとんどのSNSの場合、何らかのユーザー情報を入力してアカウントを取得することになります。SNS広告は、このデータを利用して年代別や性別、住んでいる地域別を選択して配信することができます。


ユーザー情報をもとにありそうな内容を分析し、ターゲティングをすることができます。


双方のコミュニケーション


「いいね」や「シェア」を使って双方のコミュニケーションをとることができます。


拡散されやすい


SNSは、「いいね」や「シェア」などで情報を共有します。これが拡散効果を高くしているSNS広告ならではの大きなメリットです。


ユーザーにとって魅力のある情報、興味を持ってもらえる情報を配信することができれば、日本のみならず世界に向けた配信も可能です。


新規ユーザー獲得や商品の認知拡大、サイトの集客に最適です。


違和感を覚えさせない


SNS広告は、主に「ディスプレイ広告」や「インフィード広告」などといったものが配置されています。


このうち特にインフィード広告は、コンテンツとコンテンツの間に表示される広告で、他コンテンツとの違いを感じさせないままユーザーにむけた配信ができます。


低予算で始められる


SNS広告は、クリックしてサイトへ遷移した際に広告料が発生するクリック課金やインプレッション課金を採用しているところがほとんどです。興味を持ってクリックするユーザーに対してのみ費用をかけることができるので、無駄な費用をかける必要がありません。


まとめ


SNS広告は、低予算で始められる手軽な広告配信プラットフォームであることがわかりました。多くのユーザー情報を利用して効果的なマーケティングを行いたいと思っている企業は数多くいます。


SNSの優れたターゲティングを最大限に活かすためには、ターゲットとなるペルソナ像をしっかりと決めておくことが重要です。


定期的な精査をおこないながら効率よくSNS広告を活用していきましょう。