PPC広告のやり方を解説!メリットやデメリットも紹介

PPC広告のやり方を解説!メリットやデメリットも紹介

Web広告2021.05.28

目次


PPC広告は、「クリック課金型」「クリック報酬型」と呼ばれる広告で、数ある広告運用の中でも、非常に多く利用されています。


この記事では、PPC広告のやり方を詳しく解説させていただきますので、PPC広告を出稿したいけれどやり方が分からないという方は、ぜひ参考にしてみてください。


PPC広告の種類


PPC広告は、主に3種類に分けられています。


ひとつずつ簡単に説明していきますので、確認していきましょう。


リスティング広告


ユーザーが、GoogleやYahoo!などの検索エンジンで検索したキーワードに連動して、表示される広告です。


ユーザーが求めている商品やサービスの広告を表示できるため、コンバージョンに繋がりやすいことが特徴となっています。


ディスプレイ広告


Webサイトの広告枠に、テキストや、画像、動画で表示される広告です。


ターゲティング設定をすることにより、売上げに繋がりやすいことが特徴となっています。


SNS広告


TwitterやFacebookなどで、ユーザーの投稿に混ぜて表示される広告です。


また、広告枠に画像や動画などで表示させることもできます。


PPC広告の始める際の手順・やり方


PPC広告は、GoogleかYahoo!が主な出稿先となりますが、基本的にどの媒体でも、比較的簡単に始めることができます。


今回は、Googleを利用した際のやり方を解説していきます。


リスティング広告を始める手順


①広告アカウントの開設


Google広告のWebサイトを開き、右上の「今すぐ開始」をクリックして、必要事項を入力していきましょう。


②新しいキャンペーンの作成


「新しいキャンペーン」をクリックすると、【販売促進】【見込み客獲得】など、いくつか項目が出てくるので、自社に合った広告運用の目標を選択します。


目標を選択後、下にある「検索」をクリックし、開始日や入札単価などの設定を行いましょう。


③広告グループとキーワードの設定


キーワードや広告文、表示・リンクのURLなどをまとめられるのが、広告グループとなっており、グループ作成後、広告のキーワード設定を行います。


まだキーワードが決まっていないという場合は、キーワード候補を取得することもできますので、コンバージョンや売上効果に繋がりそうなキーワードを設定しましょう。


④広告文の作成


最後に、プレビュー画面を確認しながら、必要な情報を追加していきましょう。


全て完了させて、審査が通ると、広告の配信が始まりますが、審査にかかる時間は、早ければ5分程度、時間がかかる場合でも1営業日以内です。


ディスプレイ広告を始める手順


ディスプレイ広告を始める際も、広告アカウントの開設が必要です。


①広告アカウントの開設


②新しいキャンペーンの作成


リスティング広告と同様に、広告運用の目標を選択したあと、「ディスプレイ」を選択します。


【標準のディスプレイキャンペーン】または【Gmailキャンペーン】のどちらかを選択しましょう。


③「フリークエンシーキャップ」「動画広告」「コンテンツの除外」の項目設定


「フリークエンシーキャップ」「動画広告」「コンテンツの除外」は、以下のようなものです。


・フリークエンシーキャップ


同じユーザーに対して何回広告を表示するか、表示する回数の制限ができます。


・動画広告


「パーソナライズド広告向けのデータフィードを使用する」を選択すると、ユーザーが過去に閲覧したWebサイトの情報を基に、カスタマイズした広告の提供が可能となります。


・コンテンツの除外


広告を表示したくないWebサイトやアプリを設定することができます。


SNS広告を始める手順


TwitterやFacebook、Instagramなど、様々なSNSがありますが、今回はFacebookを利用した際のやり方を解説していきます。


Facebookで広告を掲載する際は、「Facebookビジネスマネージャ」を使用して設定を行います。


事前にFacebookのアカウントと、Facebookページの作成をしておきましょう。


①広告出稿の目的を選択


②ターゲット設定


「コア」「カスタム」「類似」から選択しましょう。


③広告の配信先を設定


自動配置機能を利用することで、自社の広告配信目的や予算に合った、最適な配信先を設定することが可能です。


④予算の設定


1日分の予算と、配信期間の予算のどちらかを選択して、予算設定を行いましょう。


⑤広告フォーマットの設定


「画像」「動画」「ストーリー」など、自社の広告をどのフォーマットに掲載するかを選択できます。


PPC広告のメリット


PPC広告は、ユーザーに広告が表示されただけの状態では、広告費が発生することはありません。ユーザーが広告を見て興味を持ち、広告をクリックした時に広告費が発生するため、高い費用対効果が見込めます。


また、広告掲載後に修正などがある場合も、24時間いつでも対応できることもメリットとなっています。


PPC広告のデメリット


広告を表示するサイズが限られているため、広告文での表現も限られてきます。


また、媒体によっては審査が必要なので、表現の制限に躓く場合もありますし、審査に通らなければ広告の掲載ができないという点が、デメリットと言えるでしょう。


まとめ


PPC広告のやり方について、詳しく解説させていただきました。


「自社の広告はどの媒体で掲載するといいのか」をしっかりと見極めて、適切な広告運用を行なっていきましょう。