DX化に向けて知っておくべきインターネットユーザーの行動特徴

DX化に向けて知っておくべきインターネットユーザーの行動特徴

Webマーケティング2021.03.11

目次


近年では、テクノロジーの発達や新型コロナウイルスの影響で、オフラインからオンラインへのビジネス移行が進んでいます。これに伴い、個人でWEBマーケティングを学び始めた人や、社内にWEBマーケティング部を設ける企業も年々増加しています。まさにDXが推進される時代の到来といえるでしょう。


WEBマーケティングといっても幅が広く、学ぶべきポイントは多岐に渡ります。また、DXを促進するためには、オンライン上のユーザー行動を把握しておく必要があります。


ここでは、インターネットユーザーの特長を踏まえた上で、自社の商品・サービスを選んでもらうにはどうしたら良いのかについてお話していきます。


インターネットユーザーの特長


インターネットのユーザーには徹底的に比較検討をするという特長があります。実店舗で買い物をする際には、複数店舗を周りその中で一番気に入った物を買うとなると、結構な体力が必要です。そのため、ある程度の妥協をしながら買い物をする人が多いのですが、インターネットの場合、比較対象店舗が数点あったとしても簡単に比較検討ができてしまいます。


近年インターネット上でのビジネスが行いやすくなりましたが、それはライバル企業にとっても同様の状況であると言えます。インターネット上は激戦区と化しています。


徹底的に比較検討する人の特長


では、インターネットユーザーの中でも、徹底的に比較検討をする人にはどのような特長があるのでしょうか?


失敗したくない


せっかく買うのであれば、とにかく買い物で失敗したくないと思っています。そのため妥協することなく徹底的に、類似商品の性能・効果・価格などを見比べます。


できるだけ安く費用を抑えたい


同じクオリティの商品であれば、誰もが安い方を好むとは思います。検索さえすれば求めている情報が簡単に見つかる時代だからこそ、費用を安く抑えられる類似商品を徹底的に探すユーザーが増えています。


警戒心が高い


インターネット上の店舗は目には見えないため、実在しているのか確かめることができません。そのため、ユーザーは「この店舗で商品を購入しても大丈夫かどうか」をレビューを参考に徹底的に調べます。もし店舗や商品のレビュー結果があまり良くない場合、あるいは他店舗の方が好評価されている場合は比較検討候補から外される可能性があります。


自社商品・サービスを選んでもらうには


インターネットユーザーの特長、そして徹底的に比較検討をする人の特長についてお話してきました。では、その特長を踏まえた上で、インターネットユーザーに自社の商品やサービスを選んでもらうためにはどうすればよいのでしょうか?


信頼を得るために実績をアピールする


どのようなユーザーが見ても凄いと思えるような実績を載せると、その企業や店舗への信頼度の獲得へと繋がる可能性があります。


例えば、ワインなどに「〇〇セレクション金賞受賞」などのラベルが貼ってあるのを見たことがありますか?金賞受賞と聞くと、なんとなくいいワインなんだろうなという安心感や商品やブランドに対する信頼が生まれるのではないでしょうか。


お客様の声を載せる


警戒心の強いインターネットユーザーにとって、購入者のレビューは大切な情報源です。文字はいくらでも書き換えることができるので、できれば購入者の方に許可をいただいて写真を載せられたらベストですが、難しい場合は商品やブランドに対する好意的なコメントを載せておくだけでも多少の信頼には繋がるでしょう。


無料お試しページを設ける


徹底的に商品を比較検討するユーザーは、できれば気になる商品を見て実際に試してみたいと思っているでしょう。対象となる消費にゃサービスは限られますが、可能であればランディングページに無料のお試しページを設けることで、ユーザーの商品購入へのハードルを下げることができます。


また、仮に無料お試しに申し込んだユーザーが成約に至らなかったとしても、ユーザー情報を取得することができるので、再びアプローチをすることが可能です。


まとめ


  • インターネットユーザーは徹底的に比較検討をする
  • 徹底的に比較検討をする人は警戒心が強く失敗したくない
  • 商品を選んでもらうためにはユーザーの警戒心を払拭し信頼を得る必要がある


ここでは、インターネットユーザーの特徴と、それを踏まえた上でインターネットユーザーに自社商品やサービスを選んでもらうための工夫をご紹介しました。自社のランディングページや広告による商品アピールをする際の参考にしていただけたらと思います。