Facebookで広告を出す際の費用は?広告の種類から支払方法まで詳しく解説

Facebookで広告を出す際の費用は?広告の種類から支払方法まで詳しく解説

Web広告2021.05.11

目次


近年、インターネットサイトでの広告掲載や、SNSでの広告掲載など、Web広告を利用する企業が増加しています。


この記事では、SNSの代表であるFacebookで広告を出す際の費用や仕組みなどを、詳しく解説していきますので、ぜひ参考にしてみてください。


Facebook広告の費用相場の決め方


Facebook広告は、最低100円からと、安い金額から始めることができますが、実際にいくらから始めればいいのか、悩む方も多いのではないでしょうか。


まずは、自身が出したい広告の最適な費用を見つける方法を紹介していきます。


広告費と効果のシミュレーション


Facebookでは、広告の作成時に、ターゲットオーディエンスを設定することで、成果の想定結果が表示されます。この想定結果を見て、広告費を検討することが可能です。


広告ライブラリを利用する


「広告ライブラリ」は、Facebookが提供している機能で、Instagramを含むFacebookアプリやサービスで掲載されている広告であれば、誰でも簡単に検索することができ、情報の確認が行えます。


実際に、競合他社がどのようにFacebook広告を活用しているのか、調べてみることも可能です。


広告代理店を利用する


広告代理店を利用すると、広告費の他に、代行手数料が発生します。


代理店を利用せずに、自身で広告運用する方が費用は抑えられますが、広告運用のプロに依頼することで、成果が出るまでの時間が大幅に短縮できるなど、メリットが多いです。


広告運用や、Facebook広告の運用が初めての場合は、予算の相談をしてみるといいでしょう。


Facebook広告の課金方法


Facebook広告には、大きく分けて2種類の課金方法があり、費用発生の仕組みにも違いがあります。課金方法について詳しく見ていきましょう。


クリック課金


1つ目は、CPC(Cost Per Click)とも呼ばれている、クリック課金です。


このクリック課金ですが、ただ広告が表示されただけでは費用が発生することはありません。ユーザーが、広告を1クリックしたタイミングで、費用が発生する仕組みとなっています。


クリックされた分だけ費用がかかるので、どのくらいのユーザーが広告に対してリアクションを起こしたかが明確に分かり、コストも抑えることができる、成果報酬型の広告です。


インプレッション課金


2つ目は、CPM(Cost Per Mille)とも呼ばれている、インプレッション課金です。


このインプレッション課金は、広告がユーザーに1000回表示されるごとに費用が発生する仕組みとなっています。


広告をクリックされることがなくても、ユーザーに表示されるたびに費用の発生があるので、ブランディングなど、認知度の向上を求めている場合は、インプレッション課金が有効です。


その他の課金方法


基本的には、クリック課金とインプレッション課金の2つになりますが、広告運用の目的によっては、動画再生時間や、いいね!の数に応じて費用が発生する課金方法の設定も可能です。


広告費の設定方法


ここからは、広告費の設定方法について紹介していきます。


広告費の設定は、4つの方法がありますので、順番に確認していきましょう。


アカウントの上限予算


アカウントで使用できる予算の上限を決めておくことができます。


期限を設定することはできませんが、設定した予算以上の費用が発生することはありません。予算を使い切ると、ユーザーに広告の表示がされなくなり、課金も止まります。


また、上限はリセットすることも可能です。


キャンペーンの上限予算


キャンペーンごとに、予算の上限を決めておくことができます。


「1日の予算」「通算予算」の2種類があり、設定しておくことで予算が効率的に消化されるように最適化される仕組みです。


こちらも期限を設定することはできませんが、広告の配信目的の設定ができるので、目的ごとに予算を決めていきましょう。


広告セット予算


ターゲットオーディエンスやレイアウトなどの設定ができる項目となっていますが、セットごとの予算設定をすることも可能です。


1日または通算で期間の選択ができるので、目的に合った予算を設定しましょう。


入札単価


クリック課金とインプレッション課金における、広告費の上限設定です。


基本的には自動的に単価の最適化が行われますが、手動での設定も可能となっています。


広告費を抑えたい場合や、掲載を増やしたい場合は、こちらの設定をしましょう。


広告費の支払方法


Facebook広告の支払方法は、クレジットカードでの支払いがメインとなっており、JCB・MasterCard・Visaに対応しています。


他にも、PayPalや請求書支払いでの対応も可能です。


また、事前に設定しておいた一定金額を消化した際に自動的に請求される「自動決済」と、広告を掲載した日から1日1回、アカウントに追加した残高から差し引かれる「手動決済」があります。


自分に合った支払方法、決済方法を利用しましょう。


まとめ


ここまで、Facebook広告の広告費など、料金形態について解説してきました。


広告費は、商材などによって異なるため、具体的な相場を出すのは難しいかもしれませんが、広告運用の目的に合った課金方法を使用することで、高い費用対効果が見込めます。


効率的な広告運用を行っていきましょう。