Webマーケティング2021.03.31
目次
facebook広告をご存知ですか?世界中に多くの利用者がいるfacebookを利用した広告は、さまざまなSNSと連携しながらのwebマーケティングには欠かせない要素です。
今回は、これからfacebook広告を始めてみたいという人にもわかりやすく、広告の種類や仕組みをまとめてみました。
facebookとは?
facebookは、2004年2月にマーク・ザッカーバーグ氏によって設立された、インターネット上で現実世界の人たちとのコミュニケーションを図ることができるサービスです。
その利用者数は世界中でなんと24億万人近く、国内では2800万人のユーザーがいると言われています。
facebookを始めるには、無料アカウントが必要で、全て実名で利用することができます。
facebookを利用し、古い友人や知人と再開することができたり、情報を広めたりすることができるツールとしても活用されています。
facebook広告とは?
facebook広告は、facebookに登録された情報をもとにして最適な情報が配信されるようにプログラムされた広告配信型のプラットフォームです。
精度の高いターゲティングができることから、リーチ数も多く、今ではたくさんの企業がマーケティング活動の一環として利用するようになりました。
facebook広告を利用することで、InstagramとのリンクやMessenger、Audience Networkなど、他のSNSツールとの連携もスムーズに行えるため、拡散力の高い広告配信ツールとして重宝されています。
facebook広告はどこに掲載されるのか?
facebook広告は、ニュースフィードと呼ばれる自分や友人が投稿した記事が表示される場所へ表示されるようになっています。
また、PC画面では、画面右側の広告枠部分にも表示されるようになっています。
スマホやタブレットなど他のデバイス上では、ニュースフィードのほか、インスタント記事、ストーリーズ、インストリーム動画として表示されています。
いずれの場合も、広告の表示位置を自動的に調整してくれる「自動配置機能」を利用すれば、簡単にセットすることができるようになっています。
facebook広告の種類にはどんなものがある?
facebookで利用できる広告の種類(フォーマット)には、その目的に合わせていろいろな種類があります。
これから利用しようとする人は、まず自分がどんな目的でfacebook広告を利用するのかを明確にしておきましょう。
画像
最もシンプルな広告フォーマットです。視覚的に表現することができるので、ビジュアルを伝えやすいとい特徴があります。商品ロゴやブランドロゴ、商品写真などを利用するのがおすすめです。
動画
15秒以下の動画を掲載して、画像よりもよりリアルに商品やブランドイメージを伝えることができます。ユーザーの目を惹きつける効果があり、メッセージ性の強いストーリー展開などにも最適です。
カルーセル広告
カルーセル広告は、1つの広告につき最大10件までの複数広告を掲載することができます。それぞれのテキストに別々のリンクを貼り付けることができるので、各業種の宣伝やイベント告知などにおすすめです。
インスタントエクスペリエンス
インスタントエクスペリエンスは、スマホやタブレットなどのモバイルデバイスでタッチしたときに、フルスクリーンで表示される広告です。
モバイルでは小さく表示されてしまう不安を解消し、ユーザーに商品やブランドイメージを的確に伝えることができます。
コレクション
コレクションは、製品カタログのようにユーザーが関心を持ちそうな商品やサービスを複数表示で掲載する広告です。新しい商品の発見や購買につながる有効なツールのひとつです。
facebook広告の課金の仕組みはどんなもの?
facebook広告には、広告が表示された時に費用が発生するCPM(Cost Per Mille)と、広告
課金形式は、どの広告の目的を選択するかによって異なります。
認知
ブランドの認知度アップ:効率よくブランドや商品の認知度を向上させたい時におすすめです。課金方式はCPMです。
リーチ
新商品の宣伝や実店舗の紹介などにおすすめです。課金方式はCPMです。
検討
・トラフィック
ウェブサイトやMessengerのスレッド利用者を増やしたい時におすすめです。課金方式はCPM/CPCです。
・エンゲージメント
facebookのフォロワーを増やしたいときにおすすめです。課金方式はCPMです。
・アプリのインストール
まだアプリをダウンロードしていないユーザーに対してのみ表示させたいときにおすすめです。課金方式はCPM/CPCです。
・動画の再生数アップ
動画に関心のあるユーザーへ訴求したいときにおすすめです。課金方式はCPMです。
・リード獲得
ビジネスに興味・関心を持つユーザーに訴求したいときにおすすめです。課金方式はCPMです。
・メッセージ
Messengerのスレッドの利用を促進したいときにおすすめです。課金方式はCPMです。
コンバージョン
カタログからの製品購入や、来店数を向上させたいときにおすすめです。課金方式はCPM/CPCです。
まとめ
高精度なユーザー情報を持ち、効果的な訴求ができるfacebook広告。広告の種類や課金方式はさまざまなので、初めのうちは迷ってしまうかもしれません。しかし、facebook広告で大切なのは「どんな広告を何の目的で誰に伝えたいのか」を明確にすることです。目的とターゲットを絞り込めたら、より具体的で明確なアピールが可能になるはず。
予算や期間を設定することはもちろんですが、まずはペルソナとその目的をしっかり決定し、共有しておくことが最も重要です。
低予算でも始められるfacebook広告をぜひこの機会に始めてみてはいかがでしょう。