無料で始められるマーケティング施策6選

無料で始められるマーケティング施策6選

Webマーケティング2021.03.31

目次


日本においてマーケティングというと集客、特に広告を意識しがちですが、無料で始められる様々なマーケティング施策があります。Webを利用しないリアルな手法も多くありますが、すでにWebサイトやブログを開設していれば、多くのWebマーケティングの施策を無料で始められます。ただ、これらの施策を実施する担当者の時間は当然必要となります。


今回は、広告ではない、無料で始められるマーケティング施策を紹介します。


1. SEO(検索エンジン最適化)


Webマーケティングを実施している企業において、無料で始められるマーケティング施策としてSEOを検討したことがある場合は多いと思います。検索エンジンを用いたマーケティング手法、とりわけ集客においては、リスティング広告と比較されることが多いです。


GoogleやYahoo!といった検索エンジンの検索結果で自社のサイトを多く露出させるための施策です。かつて、SEOと言えば、SEO業者に依頼して特定のキーワードを上位化させるというものでしたが、現在ではあまり一般的ではありません。


*SEOの基本はユーザーにとって価値のあるコンテンツ(テキスト、写真、動画など)を提供することで、検索エンジンがユーザーにとって価値のあるサイトだと判断されることで、検索結果での露出が増えます。*


ただ単純に売りたい商材の情報を並べるのみでなく、ユーザーが求めている情報を提供することで、価値のあるサイトを構築することがSEOの基本です。後ほど紹介するコンテンツマーケティングがSEOの基本にとても近い施策です。


2. SNS


現在では、SNSを用いたマーケティングは非常に一般的になってきています。*SNSでは、他のマーケティング施策と異なり、自社からの発信のみでなく、ユーザーからの反応を得て双方向のコミュニケーションを取ることが可能*です。


BtoCの企業にとって有効なのはもちろん、BtoBの企業においても企業の情報を発信することは大きな価値を持ちます。


Facebook


Facebookは、エッジランクというランクをもとに投稿がタイムラインに表示されるかどうかが決まるため、「友達の友達」といった比較的近い範囲にリーチさせやすいSNSです。もちろん、爆発的に「シェア」され拡散される場合もありますが、企業のFacebookページのファンとなっているユーザーや、それらを「いいね!」「シェア」したユーザーを中心に広がります。


*BtoBの企業では、他のSNSよりもFacebookが比較的相性が良いと言えるでしょう。*


Twitter


Twitterは、全てのツイート(投稿)がタイムラインに表示されるため、広く拡散され、不特定多数のユーザーにリーチさせやすいSNSです。その特徴ゆえに、誤った理解による「炎上」のしやすさというリスクが伴います。


また、Twitter特有の「ノリ」があるため、BtoBにおいてその雰囲気に合わせられない場合、あまり有効な施策とならない場合があります。


Instagram


Instagramは、アカウントのファンに強くリーチできるSNSです。写真でのコミュニケーションに重点の置かれたSNSで、利用しているユーザーは日々の生活の中での「おしゃれ」な一面を投稿する傾向にあります。他のSNSと異なり、Instagramのユーザーが好むという意味での写真の良さ、意外性が成功のための大きな鍵となります。


*FacebookやTwitterよりも圧倒的に「写真」が重要なSNSであるため、ファッション、飲食といった業界ではとても相性の良いSNSです。*


3. メールマーケティング


メールマーケティングは、すぐに無料で始められるマーケティング施策の1つです。


メールマーケティングというと、メルマガの一斉配信やシナリオ設計による動的なリマインドメールなどをイメージする人が多いかもしれませんが、*既存の顧客に対して新商品などの情報を発信することも立派なメールマーケティングの1つ*です。


電話や訪問といったコミュニケーション手段はもちろん重要ですが、メールでのコミュニケーションの方が効率の良いシーンも多くあります。しかし、実際には有効活用できていない場合が多く、メールの活用について見なおしてみてはいかがでしょうか。


4. コンテンツマーケティング


現在、バズワードとなっているコンテンツマーケティングは、最初に紹介したSEOの基本であり、そもそも*ユーザーと積極的なコミュニケーションを取ることはマーケティングの基本*でもあります。


良いコンテンツを作成すれば、検索エンジンに評価されます。自社の持っている知識をコンテンツとして発信する方法です。例えば、Marketing Bankでは、この記事も含め「知る・学ぶ」というコンテンツを作成しており、マーケティングやマーケティングツールのナレッジについて情報発信を行っています。


次の記事は初心者向けにWebサーバーについての知識を提供する記事で、「サーバー 初心者」「サーバー 種類」といったキーワードで多くの流入があります。  


サーバって何?初心者でもわかる4つのサーバの種類


また、次の記事ではSNSとの相性がよく、多くのユーザーに拡散されました。  


【永久保存版】企画書や提案書の作成に便利な「市場調査レポート」が無料で入手できるサイト17選


このように、コンテンツを作成することは、サイトの認知や集客、Marketing Bankというサービスの認知につながります。


コンテンツマーケティングにおいて、忘れてはならないのが、新しい顧客を獲得する集客の目的と、既存の顧客を育てる目的の2つを組み合わせて実施する必要があるということです。これらの設計が出来ていないと、ただ単にコンテンツを見られるだけで、ビジネスにつながりません。


一方、*コンテンツマーケティングというと難しく捉えてしまう場合も多いので、今回は3つのコンテンツの型を紹介*します。


ナレッジ(知識)


ナレッジのコンテンツは、先ほど紹介した2つの事例を含め、主に集客において有効です。


どのような企業でも、ユーザーにとって価値のある自社で持っているナレッジがあるはずです。それらをコンテンツとして発信することで、マーケティングの施策として有効に活用できます。


Q&A


Webで商品を購入する場合は、実店舗で購入する場合と異なり、対面ですぐに質問をすることができません。そうした場合に、ユーザーの悩みを解決する手段として有効なのがQ&Aコンテンツです。


想定されるQ&Aはもちろん、問い合わせやクレームを元にQ&Aコンテンツを作成することで、商品の購入の後押しとなるのみでなく、サポート面での負担も解消できます。


ユーザーが商品を購入するまでの後押しをする、ユーザーを育てるためのコンテンツとしてQ&Aは有効です。


事例


住宅のリフォームや修理など、単価の高いBtoCの事業、BtoBの事業を行っている企業にとって事例のコンテンツは有効です。


その商品を実際に利用してどのような効果が得られるのか、ということは事例のコンテンツがもっとも伝えやすいです。また、BtoBにおいては、担当者がその商品に関して社内の稟議を通すためのプレゼンを行う際に、事例を提示できることでとてもスムーズになります。


顧客の許可を得る必要があり、社内のコミュニケーションのみで完結しないため、優先度を下げてしまいがちですが、事例コンテンツはとても重要です。


5. プレスリリース


広報は、マーケティング活動の1つです。広報における1つの方法として、ニュースとして取り上げられることを目的としたプレスリリースの配信があります。


メディアに掲載されることで、通常のマーケティング施策でリーチ出来ていない層にもリーチでき、掲載実績により企業や商品に関する信頼もあがります。


*1点混同してはいけないのが、プレスリリースは広告とは異なるということ*です。ニュースとして取り上げられるには、新規性を含めたニュースとしての価値が必要です。同じ業界のニュースが配信されているメディアを見て、どのような内容がニュースとして取り上げられやすいのか、傾向を見てプレスリリースを配信していく必要があります。


6. セミナー


*自社のナレッジを提供するセミナーはBtoBでの新規顧客獲得の手段として非常に有効*です。セミナー参加者の名刺を回収し、データとして蓄積することで、メールマーケティングを含め他のマーケティング施策に繋ぎこむことも可能です。


セミナーではもちろん、商材の説明も重要ですが、「役に立つ」「勉強になる」内容であることが大前提です。セミナーの集客が上手くいかない場合には、セミナーの内容について再考すると良いでしょう。自社の持っているナレッジを顧客に対して提供するということを前提として、セミナーの企画をしましょう。


まとめ


今回は無料で始められるマーケティング施策について紹介しました。自社との相性の良い施策や、知っているものの始められていない施策については、是非検討しましょう。


また、これらの施策を強化する場合には、それぞれの業務を効率かするツールやサービスの利用がおすすめです。