Webマーケティング2021.05.24
目次
Webでの集客には様々な方法があり、どの方法を中心に行っていくかが重要です。
今回はWebサイトを立ち上げたものの「思ったように集客が伸びない」と悩んでいる人のための、Webでの基本的な集客の施策についてまとめました。
Web集客とは?
Web集客とは、Webサイトへのアクセス数を増やすための施策を指します。
具体的には、Webサイト内のページ閲覧数を増やしたり、サイトへの訪問者を増やしたりすることを指します。前者を測定する指標をPV数、後者を測定する指標をUU数と呼びます。
Web集客がうまくいき、アクセス数が伸びることで、サイト内での成約や購買の増加などにつながります。
Web集客 3つの手法
ひとえにWeb集客といっても、その手段には様々なものがあります。<b>今回はWebで新規ユーザを獲得するための3つの基本手法を紹介</b>します。
1. SEO(検索エンジン最適化)
SEOとは、Google、Yahoo!などの検索結果画面において上位表示されるために行う一連の施策を指します。
主な集客ターゲットは、明確な目的を持ち、能動的に検索を行っているユーザになります。
売上に関連しそうなキーワードで検索された際、サイトが検索結果画面の上位に表示されていることで、より多くのユーザを集客することが可能になります。
具体的な施策としては、キーワードのリサーチ・分析・選定を行ったり、選定したキーワードに基づくコンテンツを増やしたりします。
長所
・無料で実施できる
・検索エンジンのアルゴリズムに変更がない限り、中長期的な効果が期待できる
・検索経由で流入するユーザは、明確な目的を持っている場合が多いため、コンバージョン率が高い<br>
短所
・短期間で成果が見えづらい(数週間~数カ月間かかる)
・SEOの専門知識が必要
・サイト改善に必要な費用の計算が難しい
・検索エンジンのアルゴリズムに変更があった場合、表示順位が大きく下がる場合がある
2.リスティング広告
<b>Web集客における1つの方法として、リスティング広告があります。出稿したキーワードをGoogleやYahoo!でユーザが検索すると、検索結果画面にキーワードに紐付く広告が掲載されるものです。
主な集客ターゲットは、明確に目的が決まっていて具体的なキーワードで検索するユーザです。
長所
・出稿後でも掲載の内容・予算・期間を変更できる
・クリックされた分のみ課金されるため、無駄な広告費がかからない
・出稿するキーワードに対して関心の高く、コンバージョンにつながりやすいユーザを集客できる
短所
・効果をあげ続けるためには、キーワード等の細かな調整を行う必要がある
・出稿時に選んだキーワード以外を検索したユーザには広告が表示されないため、潜在的な新規顧客を獲得しづらい
・競合が多いキーワードを選んだ場合、広告経由の流入数が激しく上下する場合がある
3. SNS
SNSは「ソーシャル・ネットワーキング・サービス」のことで、FacebookやTwitterといったサービスが代表的です。アカウントを作成し、ユーザとのコミュニケーションを図り、サイトへの集客を行います。
長所
・無料で利用できる
・より深い関係や興味を持ったユーザを獲得できる
・拡散により、多くのユーザへのリーチを期待できる
短所
・ユーザとのコミュニケーションをはかるためには運用コストがかかる
・ファン(フォロワー)が増えるまでは、効果が出にくい
・拡散されにくい商材では相性が悪い場合がある
まとめ
今回はWeb集客の3つの基本手法を紹介しました。
手法ごとの「主なターゲットになるユーザ層」「概要」「長所・短所」を理解することで、目的に合った有効な手法を選べるようになります。
また、Web集客での広告には、リスティング広告以外にも様々な種類があります。さらに、新規ユーザの獲得だけでなく、リピートを促すための広告や、他のマーケティング手法もあります。
*サイトの流入数が少ない場合、まずは新規流入獲得の施策を実施し、他の集客手段やリピートユーザを獲得するための施策を検討しましょう。*