営業マンなら必見！ Googleアラートを使い倒せ

営業マンのみなさん、日々の情報収集はどのように行なっていますか？訪問先での商談や提案資料の作成のための、情報収集に時間をかけている人も多いのではないでしょうか。今回は、営業マンが効率的に情報収集をするには欠かせない「Googleアラート」の便利な活用法について紹介します。

Googleアラートとは？

Googleアラートとは？

Googleアラートは、関心あるキーワードを登録すると、そのキーワードが含まれる最新の情報を自動的に収集、メールにて通知してくれるサービスです。

Googleアラートでチェックできるソース（情報元）

Googleアラートでは、さまざまな情報を取得できます。Webページはもちろん、ニュース、ブログ、ビデオ、書籍、ディスカッションなど必要に応じて情報元を選ぶことが可能です。

自社と競合他社の情報収集に活用する

「業界のキーワード」、自社や競合他社のと「会社名」を登録する

例（Web制作会社、○×株式会社の場合）：

・業界のキーワード

　Web制作、ホームページ制作　など

・自社の会社名

　○×、○×株式会社　など

・競合他社の会社名

　クライマークス、LIG、ウェブラボ、フライング・ハイ・ワークス

　※今回はGoogle検索で「Web制作」キーワードで出てきた、4社を掲載

自社と競合他社が所属している業界や競合の動向に関する情報を把握できるようになります。それによって営業時に役立つのはもちろん、事例なども集まることで、業界や競合の分析を行う際にも便利です。

自社と競合他社の「サービス名」や「製品名」を登録する

Googleアラートを通じて、自社のサービスや製品がメディアなどに取り上げられていることを素早く把握でき、実績として紹介する際に役立ちます。

「自社と他社のサービスや製品が、どのように評価されているか」を知ることで、営業時に差別化した提案をすることが可能になります。

例（EFOツールを開発している会社の場合）：

　Gyron-EFO、EFO CUBE、エフトラEFO

　※今回はGoogle検索で「EFO」キーワードで出てきた、3つのサービスを掲載

業務で利用している「サービス名」や「製品名」、「キーワード」を登録する

例（Web広告代理店の場合）：

・キーワード

　SEO、リスティング広告、ディスプレイ広告　など

・サービス名、製品名

　Google Adwords、Yahoo!プロモーション、Criteo　など

Googleアラートを通じて、利用しているサービスや製品の最新情報を収集できます。

常に最新の情報を仕入れることで、営業時に新しい提案をすることが可能になります。

顧客の情報収集に活用する

顧客の「業界のキーワード」と「会社名」を登録する

登録しておくと、顧客のプレスリリースなどの新着情報が自動的に届くので、常に新鮮な情報をもとに、訪問時のネタとして利用できます。

例（旅行代理店、○○株式会社に営業している場合）：

・業界のキーワード

　旅行、飛行機、新幹線　など

・顧客の会社名

　○○、○○株式会社　など

顧客の「サービス名」や「製品名」を登録する

顧客のサービスや製品に対して常に最新の情報をもった状態で営業することができ、顧客のことをしっかりと調べているという印象を与えられ、信頼を得られます。

・例（「合宿免許」の斡旋業者に営業している場合）

　ローソンの運転免許、合宿免許WAO、合宿免許わかば、合宿免許ナビ　など

　※今回はGoogle検索で「合宿免許」キーワードで出てきた、3サービスを掲載

顧客が気になっているキーワードを登録する

一度、訪問した際に「顧客が気になっている情報」が把握できている場合は、そのキーワードをGoogleアラートに登録しておくことで、能動的に調べずとも、最新情報を得られ提案が可能になります。

他のアプリとの連携で、Googleアラートの弱点を補い、さらに便利に使う

「feedly」との連携で、読みたいときに読みたい情報を見ることが可能に！

Googleアラートによって、毎回メールで通知が届くのを避けたい人は、feedlyと連携すれば、通知をメールではなくRSSにすることが可能です。

RSSにすると、新しいページが通知されるごとにメールの代わりにRSSに情報が蓄積されるようになります。未読・既読の管理もfeedlyで一括して行えるほか、大量のメールの中にGoogleアラートからの通知が埋もれてしまうという人にも便利です。

まとめ

ニュースのチェックや、検索などで情報を広く知ることも必要ですが、Googleアラートを活用することで、自分の業務に必要な情報を効率よく収集することが可能になります。

これまで使ったことがある人もない人も、営業マンであれば、ぜひ使い倒したいGoogleアラート。最大限に活用し、情報収集力で差をつけましょう。