制作単価アップ!単発案件を継続案件に!制作会社が導入すべきおすすめツール3選

制作単価アップ!単発案件を継続案件に!制作会社が導入すべきおすすめツール3選

Webマーケティング2021.03.22

目次


WEB制作の需要が高まるなか、制作業者も激増しました。その結果、値下げ競争も激化し制作単価も下がる傾向にあります。他社と同様の価格競争をしていたのでは、いくら仕事をしても利益は残らないでしょう。


今回は、コストをあまり上げることなく制作単価をアップし、単発案件を継続案件にするためのおすすめツールを紹介します。


不毛な価格競争に巻き込まれないためには?


目先の仕事の受注や制作だけに追われて、安く買い叩かれてはいませんか?たしかに、見積もり段階ではどうしても価格に注目されてしまうので、価格競争が否めない事情もあります。特にWEB制作の場合は仕入れなどがなく、ほとんどが人件費のため、「リソースを遊ばせておくよりは...」と価格は下がりがちです。


しかしながら、このような状況で新規のクライアントを獲得しても、企業としての成長を見込むのは難しいでしょう。不毛な価格競争から抜け出して収益率を改善するためには、競合他社と比較した優位点を作り単価を上げること、単発の制作だけではなく運用にも踏み込んで継続案件にしていくのが有効です。そのためにはどうすればいいのかを考えてみましょう。


制作費をアップさせるためのポイントは?


まず、制作を効率化して制作時間を短縮できないか検討してみましょう。たとえば、同じ制作料金であっても、制作時間を半分にできれば制作単価は2倍になったことになります。


また、ほとんどのクライアントは「売り上げを上げたい」「集客を増やしたい」など成果につなげるためにサイト制作を依頼します。しかし、このニーズに的確に応えることができない「ただ作るだけ」の制作業者が多いのが現実です。


そこで、サイトの状況を毎月レポートにして提出し、サイト改善のヒントやポイントを提案することができれば他社と大きく差別化できます。継続的な運用も任せてもらえるようになれば安定的な売り上げも見込めるでしょう。


また、インバウンド客が増加しているなかで、サイトの多言語対応は見逃せないものになっています。多言語化ツールを利用することで制作単価のアップも期待できるでしょう。


それでは、このような目的を達成するための3つのおすすめツールを紹介します。


作業を大幅に効率化できるCMS「Movable Typeクラウド版」


WEBサイトの更新や管理などの制作業務を効率化することができれば、同じ金額であっても時間単価を大幅にアップすることができます。そのためのおすすめツールが代表的なCMSでもある「MovableTypeクラウド版」です。


Movable Typeクラウド版を導入することで、テンプレートを使って制作を効率できるほか、サイトの更新作業にかかる時間も短縮可能です。また、ネットにさえつながっていれば、どこからでも更新可能なので場所を選ぶことなく作業ができます。急な顧客の要望にも応えられるので、顧客満足度が高まる効果も期待できるでしょう。


Movable Typeクラウド版の費用は月額制のため、サーバーの導入費やソフトウェアのライセンス料などは必要ありません。そのため初期コストを抑えられるというメリットもあります。


レポーティングで他社と差別化できる「Groweb!」


WEBサイトの目的は売り上げや成果につなげることです。しかし、クライアントのほとんどは何を行うべきか迷っているのが実状でしょう。そのため、アクセス解析のレポートや、それに基づく提案ができれば競合他社と大きく差別化することができます。そこで、効果的なツールが「Groweb!」です。


Groweb!なら、アクセスレポートやキーワードレポートなど7つのレポートでサイトの状況を把握することができます。このレポートを活用することでサイト改善のヒントが見え、成果につながる提案が可能です。


Groweb!を導入すれば付加価値も高まるので、案件単価をアップできるでしょう。また、継続して毎月レポートを提出することで継続的な運用契約にもつながり、安定した売り上げが見込めるようになります。


運用単価を上げる多言語対応「Myサイト翻訳」


日本を訪れる外国人観光客の数は年々増えています。中国や韓国、台湾からの訪日客が中心ですが、タイやマレーシア、インドネシアなど東南アジアからの訪日客も増加しています。


日本を訪問する前に観光スポットや飲食店、お土産などについてネットで情報収集することも多いため、toCサイトの多言語化は見逃せないものになっています。


サイトを多言語化するためのツールとしておすすめしたいのが「Myサイト翻訳」です。Myサイト翻訳は、英語はもちろんヨーロッパ5言語、中国語、韓国語などをはじめ合計32言語に対応しています。多言語サイトを作成するにあたっては翻訳や各言語ページの作成など、とても手間やコストがかかるものでした。


しかし、Myサイト翻訳は既存の日本語サイトに翻訳ボタンを貼り付けるだけで活用できます。Myサイト翻訳を導入することで大きな手間をかけることなく運用単価を上げることが可能です。インバウンド客の集客が見逃せないなかで他社との差別化にもつながるでしょう。


ツールをうまく活用して他社と差別化しよう


ツールをうまく活用することで他社と差別化し、制作料金を大きくアップさせることが可能です。サイト運用など継続的な取引も可能になり、安定経営にもつながるでしょう。今回紹介したツール以外にも他社との差別化につながるツールはたくさんあります。それを見つけて活用するためには、常に単価をアップさせるための方法や単発案件を継続案件にするための仕組みを考えることが重要です。ツールをうまく活用して制作単価をアップし、単発案件を継続案件に変えていきましょう。