コンテンツマーケティングで必須のキーワード、4つの選定方法

コンテンツマーケティングで必須のキーワード、4つの選定方法

Webマーケティング2021.03.31

目次


コンテンツマーケティングやSEOを取り組む中でWebサイトの集客のためにキーワードを選定する際、どのように選定すれば良いか分からない場合も多いのではないでしょうか。キーワードの選定は集客だけでなく、コンバージョンにつながるキーワードで選定する必要があります。


今回はコンテンツマーケティングやSEOで必須のキーワードの選定方法についてまとめました。


1. Webサイトの目的を明確化


キーワードを選定する前に、まずはWebサイトの目的を明確にしましょう。目的がはっきりとして状態では、ターゲットとするユーザーも明確にならず、適切でないキーワードを選定したコンテンツを作成してしまう場合があります。コンテンツは、どのようなユーザーに何を伝えたいのかを明確にする必要があり、Webサイトの目的やキーワードによって異なります。


コンテンツマーケティングやSEOで効果的なキーワードを選定するには、集客だけでなく、コンバージョンもセットで考えることが重要です。Webサイトの集客は成功したものの、コンバージョンにつながらなければ収益を図ることができません。


流入の見込みのあるキーワードを選定することは重要ですが、検索ボリュームのみに着目したコンテンツを作成し配信し続けることは、商品購入などのコンバージョンにつながらない可能性があります。


2. ユーザー目線に立つことが重要


Webサイトの目的を決定後は、ターゲットとするユーザーを決定しましょう。検索キーワードはユーザーのニーズを表しており、それぞれのキーワードをユーザー目線に立って考えることが重要です。


ユーザーが商品やサービスを認知し、購買に至るまでの行動や思考、感情の変化であるカスタマージャーニーを考慮することで、さらに適切なキーワード選定が可能になります。


またユーザー目線に立ってキーワードを選定するには、ユーザーを切り分けて考える必要があります。ユーザーの切り分け方は主に次の4つに切り分けられます。


これからニーズを持つ可能性があり、悩みや不満を抱いていない「潜在層」


悩みや不満を抱いているが、解決策が見つからず商品購入やサービスを利用するつもりがない「準顕在層」


会社名や商品やサービスを認知していないが、悩みや不満を解消できる商品やサービスがあれば利用する「顕在層」


会社名や商品やサービスを認知している「明確層」


検討段階、情報収集をしている層を明確にすることで、よりターゲットとするユーザー目線に立ったキーワード選定を行えます。


3. 競合他社を調査


キーワードを選定するうえで、Webサイトの競合サイトを調査し、キーワードをリストアップすることで効率的にキーワードを選定できます。


競合サイトを調査することで、コンテンツの構成やターゲットとしているユーザーを確認することができ、ユーザーにとって有益なコンテンツやキーワードが見えてきます。


4. ツールを使用し、月間検索ボリュームを確認


ユーザーが検索エンジンで入力していないキーワードは、ニーズがないため、検索エンジンからのWebサイトへの流入につながらない場合があります。キーワードを選定する際にはキーワードの月間検索ボリュームを確認できるツールを使用しましょう。


月間検索ボリュームを確認、キーワードの抽出ができるツールとしては次のようなものがあります。


Google AdWords キーワードプランナー


関連キーワード取得ツール(仮名・β版)


キーワードウォッチャー


Google AdWords キーワードプランナー、関連キーワード取得ツール(仮名・β版)は無料で利用でき、キーワードウォッチャーは有料です。


またツールを使用して月間検索ボリューム、キーワードを抽出する場合、サジェスト機能で表示されたキーワードも抽出しましょう。検索エンジンのサジェスト機能で表示されたキーワードを抽出できるツールもあり、CSV形式で保存できるツールもあります。


検索エンジンのサジェスト機能のキーワードを抽出できるツールやサイトは次のようなものがあります。


サジェストをCSV形式で保存できる<a href="http://www.gskw.net/">グーグルサジェスト キーワード一括DLツール


Bingのサジェストも確認できるGoogle/Bing/Yahoo関連キーワードツール


Yahoo!のサジェストも確認できるYGサジェスト


Google/Bing/Yahoo関連キーワードツール、YGサジェストは、CSV形式では保存できず、テキストで保存できます。


サジェスト機能で表示されたキーワードは、よりユーザーに関連が深いキーワードのため、ニーズを把握することができます。


※GoogleやYahoo!などの検索エンジンが検索したキーワードに関連が深いキーワードを予測して表示する機能


計測して改善する


キーワードを選定してコンテンツを制作するのみではなく、計測して、傾向をとらえて改善を行うことが重要です。キーワードや流入の計測にはGinzametricsが便利です。


SEO&コンテンツマーケティングプラットフォーム「Ginzametrics」


まとめ


キーワードの選定は優先順位をつけることが重要です。最初に月間検索ボリュームに寄ったキーワードの選定をするのではなく、Webサイトの目的を明確化し、ユーザー目線に立ったキーワード選定をすることが大切です。


ユーザー目線に立ったキーワード選定は、Webサイトの集客やコンバージョンにつながりやすくなります。手順をしっかり踏んでキーワードの選定を行いましょう。