【BtoBマーケターに知ってほしい!】Google タグマネージャの魅力と導入方法【前編】

【BtoBマーケターに知ってほしい!】Google タグマネージャの魅力と導入方法【前編】

Webマーケティング2021.03.31

目次


前回、Google タグマネージャの魅力についてご紹介しました。Google タグマネージャとは、複数のWebサイトに設置しているタグを管理しやすくするためのツールです。


タグマネジメントというと、一般的にはWebマーケティングツールを複数導入している、BtoCのWebサイトがイメージされがちですが、近年はBtoBのWebサイトでも導入されることが増えてきました。その背景には、BtoBでのマーケテイング活動において、Webの重要性が強く認識されるようになったという変化があります。


すでに一般的だったGoogleAnalyticsに加え、WebサイトのUI(ユーザーインターフェイス)とUX(ユーザーエクスペリエンス)を改善をするためのツールや、Web上でのオンライン接客システムの導入などで、複数のタグ設置が必要になってきたことが背景として大きいでしょう。


また、2014年から徐々に提供ベンダーが増えていた「マーケティングオートメーション」ツールも、Webサイトへのタグ設置が必要なWebマーケティングツールの一つです。


さて、後編では、Google タグマネージャのメリット・デメリット、そして、その導入方法についてご紹介していきます。


設定する前に知りたいメリット・デメリット


メリット


* タグ管理が楽になる 


* タグを設定しているページが分かる


* 作業工数が減り、PDCAサイクルを回しやすくなる


Google タグマネージャの魅力はなんといっても「工数削減」。これまでタグの設置/撤去には、該当の全ページのHTMLを書き換える必要がありました。さらに、これを毎回エンジニアや外部のWeb制作会社・管理会社などに依頼するとなると手間ですし、作業に時間がかかってしまします。簡単に、しかも作業に時間がかからなければ、自分でできる範囲も広がりますから、PDCAサイクルをはやく回すためにも好都合ですね。


デメリット


* 非対応なタグがある(ABテストツールなど)


* 使いこなせるようになるまでの学習コストがかかる


これ以外にも「ECサイトは設定が面倒」というデメリットが有りますが、BtoBのWebサイトにおいては上記の2つが中心になるでしょう。


Google タグマネージャも完璧ではありません。非対応なタグもあり、特にABテストツールについてはGoogle タグマネージャでカバーできないことが多いようです。


また、便利なツールではありますが使いこなすためにはGoogle タグマネージャへの理解も必要になります。


これらのメリット・デメリットを理解されたうえで、導入してみたいという方は下記の導入方法をご覧ください。


Google タグマネージャ導入方法


1,Google タグマネージャのアカウントを取得する


アカウントを作成します。


2,アカウントを設定する


アカウント設定のために、コンテナ名と、コンテナの使用場所を登録します。


Googole タグマネージャにおける「コンテナ」とは、同じタグマネージャで管理する単位です。よって、複数社のWebサイトを運用している場合は、1社=1コンテナ、もしくは、1ドメイン=1コンテナとなるでしょう。自社Weサイトでドメインは一つしかない場合は、迷うことはありません。コンテナ名にドメイン名を入れるだけで完了です。


次にコンテナの使用場所です。BtoBであればほとんどの場合「ウェブ」になるでしょう。こちらを選択し、「作成」を押して次へ進んでください。


3,利用規約に同意


次に、利用規約が出てきますのでこちらを読み終えたら「はい」を押します。


4,Google タグマネージャのタグをWebサイトへ設置


タグマネージャでの管理対象としたいページすべてにこのタグを設置します。<body>の直後がおすすめです。一度設置すれば、今後は必要なタグのみをこのGogloe タグマネージャの管理画面で確認することができます。


5,管理したいタグを登録


まずはGoogle Analyticsを登録してみます。


新しいタグを追加をクリックします


Google Analyticsを選択します。


「名前のないタグ」部分に、そのタグの管理用の名前を入力します。


続いて、タグの種類が、ユニバーサルアナリティクスか従来のGoogle アナリティクスか選択します。


「続行」を押すと、次の項目が展開されます。


ここでは「従来のGoogle アナリティクス」を選択しました。


「ウェブプロパティID」にはGoogle Analyticsの「トラッキング情報」内に記載がある「トラッキングコード」を転記します。


 上記図はGoogle Analytics管理画面でトラッキングコードが記載されている場所


トラッキングコードは <b>UA-XXXXXX-XX</b>という記載がありますので、その箇所を指します。


「トラッキングタイプ」は通常「ページビュー」を選択します。


ここまで終われば「続行」を押します。


すると「配信するタイミング」という項目が登場します。


ここでは「すべてのページ」を選択します。


除外したいページが有る場合は「一部のページ」を選択し、ルールを決めます。


6,タグをWebサイトに反映させる(公開する)


最後に「タグを作成」を押すと、下記の図のようにコンテナの中の「タグ」に「従来のGoogle アナリティクス」とタイトル名が表記されたものが登場しています。これは、いま、スタンバイ状態にありますので、右上の「公開」を押して、Google タグマネージャのタグが設定されている全ページにこのタグが反映されるようにしなければいけません。


なお、「プレビューとデバッグ」を押すと、公開前に、タグが正常に機能しているかどうか確認することができます。


問題がなければ公開にします。


以上でタグ設置と公開までが完了です。


今回はGoogle Analyticsを設定する方法をご紹介しましたが、その他のタグを登録したい場合、


「5,管理したいタグを登録」</b>に該当サービスがなければ、「カスタムHTMLタグ」をクリックして、登録をします。


まとめ


今回はBtoBのWebサイト管理者にようやく認知されるようになってきたGoogle タグマネージャの導入方法についてご紹介しました。現状でまだ管理しているタグが少ない場合や、その入れ替え頻度が低い場合は、優先順位の低いツールかもしれませんが、Webサイトリニューアルのようなタイミングにはぜひ導入を検討してみてください。