【海外SEO】アクセス数を増やす4つのカギ

【海外SEO】アクセス数を増やす4つのカギ

Webマーケティング2021.03.31

目次


各企業内において、事業のグローバル化が急速に進んでいることに伴い、WEBサイトを多言語対応させるところが増えてきました。しかし言葉を対応させただけでは現地からのアクセス数を伸ばせません。国内でアクセス数を増やすのと同様にSEO対策をする必要があります。


そこで、海外SEO対策をしてアクセスを増やすための4つのカギを紹介します。


1つのURLではアクセス数は増えません


WEBサイトを多言語対応させるだけで、1つのURLをそのまま利用し続けてもうまくローカライズできません。Googleなどの各検索サイトは1つの言語の分だけしかSEO対策の効果を及ぼせないからです。SEO対策が及ばない残りの言語の分は現地の人からなかなか閲覧してもらうことができず、アクセス数が伸び悩む結果となってしまいます。


このような場合、言語ごとにURLを作成する必要があります。例えば日本語の他英語のサイトを作る場合、日本語サイトのものと英語サイトの2つのURLを用意します。またそれぞれのURLに言語又は地域を入れることも重要です。英語サイトであればURLの末尾に「english」等の文字列を加えることが望ましいです。これによってGoogleなどの各検索サイトに対して、このサイトは英語用のものだと認識させることができ、海外SEOの効果を得られます。


またGoogleでは地域ターゲティングという機能があります。これは検索ターゲットを特定の国に絞れるというもので、海外SEO対策をする場合に有効です。この機能を利用する際、利用している国別コードトップレベルドメインにその国の指定するアルファベットを使用しましょう。例えば日本語サイトであれば末尾に「jp」を入れることになります。


海外SEOに有効な被リンクとは?


SEO対策にはサイト内のコンテンツ内容を充実させる内部対策のほか、被リンクを獲得する外部対策があります。海外SEOにおいても被リンクを獲得することが重要であることは変わりません。


しかし、ただ多くの被リンクを獲得するだけでは必ずしも効果的だとは言えません。SEO対策では被リンクを獲得したサイトの質が重視されるからです。そのため海外SEOに効果のある被リンクを獲得することが重要になります。


そして海外SEOの対策をする場合、集客のターゲットとなる国のサイトから被リンクをもらうことが大切です。Googleなどの各検索サイトからもサイトの内容と関連しているリンクということで高い評価をしてくれます。これによって、現地の人からも価値あるサイトだと判断されやすくなることが多くあります。その国のサイトから被リンクをもらうためには現地の需要をしっかり把握し、その内容が含まれたコンテンツを作りましょう。


検索キーワードの選定によってアクセス数が変わります


WEBサイトにアクセスしてもらうために重要なのが検索キーワードです。人がある情報をインターネットで調べる場合、1つ又は複数の言葉を入力して検索します。そのため選定した検索キーワードによってアクセス数に違いが出てきます。


海外SEOの場合、サイトターゲットにしている国の言語によるキーワードを選定することが重要です。自分の国では検索によく利用されている言葉であっても、現地では利用されていなければSEOの効果は得られないからです。また言語によるキーワードを選定するときに、直訳して利用しないようにしましょう。直訳した言語と現地で使用されている言語が違う場合があることも少なくありません。


そして海外SEOの対策をする場合、どのようにキーワードを選定すればいいのかというと、サイト上で提供するサービスに沿って、その中で利用回数が多い言葉を選択すると良いでしょう。また1つの事項に複数の言葉が使われていることもあります。このような場合、片方は検索する際によく使用されていて、もう片方はほとんど利用されていないこともあるので注意が必要です。現地の言葉にある程度詳しくないと判別が難しいので、ネイティブライターに相談して決めるのもひとつの方法です。


機械翻訳と人間がする翻訳の併用が効果的


ある国をターゲットとしてWEBサイトを作成するためには、その国の人が使用している言語にするため、翻訳が必要になります。コンピュータープログラムを利用して翻訳する機械翻訳はスピーティーにでき、コストも安く抑えられるので、WEBサイトの多言語対応するために用いられることも少なくありません。


しかし、コンピュータープログラムも完璧ではないので、翻訳の際、所々でミスを犯してしまいます。また現地の独特な事情の認識不足により、ローカライズできないことも多くあります。その結果、間違ったSEO対策を施してしまい、修正に多大な労力を使わなければいけない場合が出てきます。


このようなことから、機械翻訳と人間がする翻訳を併用して行うといいでしょう。最初は機械翻訳の方法で行い、人間の目でその翻訳に不備がないかどうかチェックすると効果的です。人間の目を通すことでサイトが提供するサービスの用途とは違った翻訳の排除が可能となり、その企業へ与えてしまう損失を防ぎながら効果的な海外SEO対策ができます。


まとめ


グローバル企業が増えていく中でWEBサイトの存在は、企業の信頼を獲得する上で必要不可欠な存在です。翻訳はもちろんですが、しっかりと検索キーワードを意識した海外SEO対策を行い、アクセスを獲得することでより企業の信頼を高めていきましょう。