Yahoo!は日本で最も利用されている検索エンジン内の一つであり、Yahoo!広告に魅力を感じている方もいらっしゃるのではないでしょうか。

すべてのアカウントでYahoo!広告(運用型)が利用可能になるなど、以前に比べてYahoo!広告を利用する敷居は下がっています。しかし依然としてYahoo!広告を利用する際に気をつけなければならない点がいくつかあります。

今回はYahoo!広告に関する「日数」「注意点」「再審査の対処法」をまとめました。Yahoo!広告の運用を検討している人は、ぜひ読んでみてください。

Yahoo!広告が掲載されるまでにかかる日数

Yahoo!広告を利用する方にとって広告が掲載されるまでの期間は押さえておきたい情報です。ここでは「入稿」や「広告審査」に必要な日数について解説します。

入稿作業にどれくらいかかるか

広告を入稿する作業にかかる時間は一概に示すことは難しいです。なぜなら入稿する広告・キーワードの量や入稿する媒体の種類や数に応じて作業時間が変化するからです。

たとえば、広告文やバナーの追加などの場合、最短で30分の作業時間で入稿が完了することもあります。

アカウントの作成から始める場合であっても、1つのメディアに2時間程度あれば入稿を完了できます。

さらに複数のメディアに入稿する場合でも、その日のうちに入稿が完了すると想定して良いでしょう。

ただし、広告文やバナーを入稿する際、規則に違反してしまうと入稿内容の修正作業が発生するため、上記の時間よりもかかってしまいます。そのため入稿する前に入稿に関する違反項目を確認しておく必要があります。

審査の日数

Yahoo!のサイトでは、新規に入稿した広告が配信されるまでの平均日数は「3営業時間」と記載されています。

ただし「Yahoo!ディスプレイ」や「Yahoo!リスティング」に関しては、実際のところ「数時間から2営業日」以内に審査が完了することが多いです。

もちろん入稿する数に応じて期間は異なりますので、注意してください。

審査方法

広告の審査は、入稿したキーワードや広告文、画像、動画、サイト内容などを対象に、システムと目視の両方により行われます。

Yahoo!広告の審査の目的は、広告出稿時もしくは広告出稿後に、キーワード、広告文、リンク先ホームページが掲載可能かどうかを判断することです。

事前に審査を行うことによってユーザーが不適切な情報に触れることを回避することが可能となります。

また、Yahoo!は随時ガイドラインの見直しを行なっており、新たなガイドラインの規則違反に抵触している場合、掲載停止となります。そのため、掲載後も定期的にガイドラインの確認はしておきましょう。

Yahoo!広告審査基準は?事前に知っておきたいこと

せっかく広告を入稿したのに、審査に落とされてしまっては時間が勿体ありません。そのような時間の損失を防ぐために、広告審査で気をつけておきたいポイントを紹介します。

広告が掲載されにくい業種

Yahoo!では、広告掲載に関する禁止事項が挙げられています。

1.法令に違反、または違反するおそれのあるもの
2.社会規範、公序良俗に反するものや、他人の権利を侵害し、または、他人の迷惑となるもの
3.ヤフーが不適切と判断する商品、サービスを訴求するもの

引用元:https://promotionalads.yahoo.co.jp/online/rr_ng.html

Yahoo!はユーザーを保護し、自社のブランドを維持するため、広告掲載が不適切だと判断する商品やサービスの基準を厳しく定めています。

しかし、この情報だけでは具体的にどのようなことを避ければ良いのかわかりにくいでしょう。
実はYahoo!広告では広告が掲載されにくい業種が存在しますので、上記の禁止事項に当てはまる「10の業種」を記載します。

  1. 貸金業
  2. 金融商品取引業、商品先物取引業
  3. 旅行、旅行業
  4. オンラインゲーム
  5. 人材派遣業
  6. 留学サービス業
  7. パチンコ、麻雀
  8. 占い
  9. 結構紹介業、お見合いパーティ業、出会い系サイト、結婚紹介(インターネット異性紹介業)
  10. アフェリエイトサイト

これらの業種に該当する場合、Yahoo!広告を利用することは厳しいと考えて良いでしょう。

禁止されている表現

次に、Yahoo!で禁止されている表現を紹介します。禁止事項は多数ありますが、その中でも主要なものをまとめました。

  • 最上級表示、No.1 表示:「最大」「最小」「最高」「最速」「No.1」「世界初」
【注意点】
1.その広告の事実が客観的な調査に基づいていることを証明する必要があります。

2.最上級など優位性を意味する用語を表示する場合は、具体的な根拠を提示しなければなりません。
広告内容を通して一般消費者に誤った認識を与えないよう、データの出典や調査機関名、調査年を適切な場所に明記する必要があります。
  • 不当表示:「優良誤認表示」「有利誤認表示」
【注意点】
実際よりも商品やサービスの品質や取引条件を優れている、あるいは根拠を持たず競合の商品やサービスより優れているといった記載は不当表示とみなされます。
  • ユーザーに不快感を与えるような表現:「高速で振動、点滅、単純な動作をするもの」「人体の局部を強調した画像」「人体のコンプレックス部分が露骨に表現されているもの」
【注意点】
1.激しい光の振動や点滅などの広告は人体に悪影響を及ぼす可能性あるという点で、禁止されています。

2.過度な肌の露出、性的表現が露骨、流血、ホラー、猟奇的要素の強い表現、昆虫・爬虫類といった写真を大きく使ったものなど、ユーザーの恐怖感や不安感を煽る広告も掲載禁止となっています。
ユーザーに不快感を与えるような表現
引用元:https://bop-com.co.jp/column/5416

もしペナルティを受けたら?

Yahoo!では2021年2月8日から「違反実績をふまえた広告審査」が開始されました。

今回の改正により広告審査に重大な違反表現があった場合、その後違反表現を訂正したとしても、広告の審査を訴求する商品は掲載ができなくなりました。

また、配信中の対象商品に関する広告掲載も、Yahoo!広告の判断によって停止されると言われています。

今回の改正の中で重要となるのが「重大な違反表現」の定義です。Yahoo!広告では、以下のようなものを「重大な違反表現」としています。

  • 明らかな虚偽、誇大広告
  • 重大な健康被害の恐れのあるもの
  • その他「Yahoo! JAPAN 広告掲載基準」への重大な違反と判断される表現

一度違反する実績ができてしまうと今後の広告利用が制限されるという意味で、Yahoo!の審査基準はより厳しくなったと言えるでしょう。

再審査が必要になった場合の対処法

仮に再審査が必要になった場合、どのように対処すれば良いのでしょうか。具体的な手順を示しながら、その対処法を解説します。

審査の否認理由を確認

まず審査の否認理由の確認方法を紹介します。

審査状況の項目のアイコンをクリックし、審査状況詳細という項目をクリックすると、審査状況詳細画面に移動します。
この画面では、審査否認の理由と対処方法などが確認可能です。また、非承認となったキーワード・広告の再審査依頼もできます。

審査状況詳細画面

抵触箇所を修正する

審査の否認理由を確認した後は抵触箇所を修正しましょう。

修正方法は内容によって異なりますので、以下のページを参考にしてみてください。

  • 画像広告(ディスプレイ広告(YDN))

【ラーニングポータル】<YDN画像広告>ガイドラインに抵触しない広告表現とは

  • 医療機関に関する内容の場合

【ラーニングポータル】<医療機関広告>出稿に必要な4つのポイントと広告掲載可否の事例

  • 化粧品/健康食品/薬用化粧品に関する内容の場合

【ラーニングポータル】広告作成のための薬機法ポータル

  • 比較広告、情報商材、比較サイトに関する内容の場合

【ラーニングポータル】「比較広告」「情報商材」「比較サイト」の掲載基準、ご存じですか?

再審査を依頼する

修正が完了したら広告の再審査を依頼します。審査には3営業日ほど日数がかかるので、修正箇所に問題がないことを確認してから審査依頼をしましょう。

再審査の依頼方法も否認理由によって異なります。以下に再依頼の手順を記載します。

再審査の依頼手順

1. 広告管理ツールの「検索広告」タブをクリックします。

2. 「キャンペーン管理」タブをクリックします。

3. 画面中央の「表示内容選択」から「広告」をクリックします。

4. 画面中央の「表示」ボタンを押し、メニューの中から「表示項目の編集」を選択します。

5. 「表示項目の編集」画面で「審査状況」の項目にチェックを入れます。

6. 一覧に表示されている「審査状況」の吹き出しアイコンをクリックします。

7. 表示された画面の「審査状況詳細」をクリックします。

審査状況詳細

8. 表示された審査状況詳細画面にて、画面下部の再審査依頼枠内の「申請画面を開く」をクリックします。

申請画面を開く

9.審査否認の理由に応じて広告の登録内容を修正、または入力を行い「申請」ボタンを押します。

Yahoo!広告は設定前に審査基準を把握しておこう

今回はYahoo!広告の審査を「期間」「審査する前の注意点」「再審査の依頼方法」の3点に分けて紹介しました。

Yahoo!広告はYouTube 、facebook、instagramなどに比べると審査期間は長いです。しかし、厳密な審査基準を設けているからこそ、Yahoo!広告はユーザーから信頼され、企業のブランディングに役立っています。

Yahoo!広告を検討している方は広告を利用する前にYahoo!の審査基準を理解しておきましょう。