Yahoo!広告とは、Yahoo!Japanに配信される広告のことです。トップ画面や検索結果、Yahoo!ニュースや知恵袋などの各コンテンツページ、Yahoo!と提携している媒体などに表示されます。Yahoo!広告には、高いユーザーリーチ率があること、多数の種類から広告を出稿できることが特徴で、広告のアドバイスから設定代行までサポートも充実しています。

店舗や商品・サービスの集客を目指す広告担当者の中には、「Yahoo!広告を運用してみたい」「Yahoo!広告とGoogle広告の違いは?」などの悩みを持つ方も多いのではないでしょうか。

この記事では、企業のデジタル広告を担当する方に向けて、Yahoo!広告の特徴や種類、メリットなどを解説します。Google広告の違いや出稿の流れも解説しますので、ぜひ参考にしてください。

Yahoo!広告とは

Yahoo!広告とは、Yahoo!Japanが提供しているサービスやWebサイト内に表示される広告のことです。Google広告のような世界的な規模でありませんが、国内のリスティング広告の中では主流となっています。

また、Yahoo!広告はこれまで「Yahoo!プロモーション広告」として掲載されていましたが、2020年から「Yahoo!広告」へと名称変更され、スポンサードリーチも「検索広告」と名前が変わりました。それに伴い、広告運用のアルゴリズムやルールも大幅に変更されました。

Yahoo!広告の大きな強みは、月間6800万UUを誇る集客力の高さです。これは国内主要デジタルメディアの中でNo. 1です。また、ユーザーの男女比率はほぼ同じです。

広告は画像や動画、テキストを使って作成し、Yahoo!Japanのトップ画面や検索結果、知恵袋やニュースなどの各コンテンツページに表示されます。また、So-netや食べログ、大手新聞社のデジタル版などYahoo!と提携している媒体にも出稿可能です。

Yahoo!広告の種類

主にYahoo!広告の中には、「検索広告」と「ディスプレイ広告(YDN)」の2種類の広告があります。

検索結果ページに表示される広告が「検索広告」、Yahoo!が提携しているサイトやアプリのコンテンツページに表示される広告が「ディスプレイ広告」です。さらに詳しくご紹介します。

リスティング広告(検索連動型広告)

リスティング広告とは、Yahoo!Japanで知りたいことを検索した際に、検索したキーワードをもとに検索結果画面に表示される広告のことです。検索連動型広告とも呼ばれます。

検索画面の上層部に広告として表示されるので、関心のある顕在層ユーザーにリーチしやすい公告です。

リスティング広告の料金はオークション制になっており、費用に応じて掲載する順位が決められます。また、どのキーワードで検索されたときに広告を表示するかを決めることができるもので、キーワードごとの1日の上限クリック単価を設定することもできます。

また、課金方式は「クリック単価制」なので、広告がクリックされない限り費用は発生しません。広告が表示されただけでは費用は発生しない仕組みとなっています。

ディスプレイ広告(YDN)

ディスプレイ広告(YDN)とは、Yahoo!が提携しているサイトやアプリなどの広告ページにテキスト、画像、動画を表示させる広告です。ディスプレイ広告は、動画再生・サイト誘導・コンバージョン・アプリ訴求・ブランド認知・商品リスト訴求の6つの目的から出稿することができるため、目的に応じて効果的な訴求が可能です。

ディスプレイ広告は効率よくユーザーを誘導・認知させるため、ターゲティング機能を設定することができます。地域、興味・関心、購入検討、性別、年齢などを設定することで、狙った層にあわせたアプローチができるのです。

Yahoo!広告のメリット・デメリット

ここではYahoo!広告のメリット・デメリットを解説します。実際に運用する際の参考にしてください。

メリット

Yahoo!広告のメリットは、日本国内最大級の検索エンジンである『Yahoo!Japan』で広告を出稿することができることです。そのため、Yahoo!Japanを通して多くのユーザーがサイトやアプリを見られることが多くなり、一度サイトを訪問したユーザーに対してターゲティング機能が反映されやすい「ディスプレイ広告」と相性がよいのです。

また、Yahoo!が提携したサイトにも出稿することができます。Yahoo!が提携しているサイトは、So-net・食べログ・朝日新聞・クックパッドなどがあり、国内でも信頼性が高い法人媒体で掲載できるのもメリットです。

デメリット

Yahoo!広告では、検索広告とディスプレイ広告の管理は別々の画面で行うことになります。Googleアナリティクスと連携する場合には、パラメーターを使ったタグの挿入など設定が必要になります。このあたりの手間をデメリットに感じる人もいるようです。

Yahoo!広告とGoogle広告の違い

ここでは、Yahoo!広告とGoogle広告の違いについて解説します。どちらとも似たようなサービスですが、特徴が異なるため、広告の種類や目的など、出稿したい広告によって使い分けるようにしましょう。

Yahoo!広告とGoogle広告との違いは以下の通りです。

ユーザー数

Yahoo!の月間アクティブユーザーは8,260万人、Googleは8,330万人となっており、そのうちスマホユーザーは、Yahoo!6180万、Google6770万人となっています。

全体とスマホを比較しても、Googleの方がユーザー数は多いことがわかります。しかし、PCのユーザー数を比較すると、Yahoo!は2080万人に対して、Googleは1560万人です。

年齢層

Yahoo!を利用する年齢層は、50代以上が一番多く、次に35〜49歳が利用率が高い傾向があります。一方でGoogleは、10代から40代にかけて若年層以上が利用しているという結果が出ています。

従って、Yahoo!広告は、50代以上の中年層をターゲットにした商材やサービスを訴求すると効果的です。

広告表示オプション

広告を表示するときに、オプションとしてさまざまな条件を追加することができます。

Yahoo!広告の広告表示オプションでは、クリック・電話番号・テキスト補足・カテゴリ補足オプションを設定できます。

Google広告の場合は、サイトリンク表示・電話番号表示・アフィリエイト住所表示・住所表示・アプリリンク表示・コールアウト表示・構造化スニペット表示・コールアウト表示・リードフォーム表示・メッセージ表示を設定することが可能です。

入稿文字数

Yahoo!広告で入稿できるタイトル文字数は、Google広告と同じで最大30文字の入力が可能です。説明文も最大90文字まで入稿できます。ちなみに、Yahoo!広告とGoogle広告とで制限される入稿文字数は変わりません。

審査基準

Yahoo!広告は、国内で承認されていない医薬品・医療機器、偽ブランド品、ネットワークビジネス、アダルトコンテンツなどが、掲載・販売禁止のジャンルとされています。

また、入稿された広告の審査には約3営業日かかります。Google広告の審査は約1営業日で審査が完了するので、Yahoo!広告は掲載まで時間がかかると覚えてきましょう。

マッチタイプの表記

マッチタイプとは、検索キーワードに対して広告を表示させる対象・範囲を決めることです。マッチタイプの種類は、完全一致・フレーズ一致・絞り込み部分一致・部分一致の4種類があります。

Yahoo!広告のマッチタイプの表記は、プルダウンから選択する形になります。Google広告では、キーワードに記号をつけることでマッチタイプを選択することができます。

Yahoo!広告とGoogle広告が選択できるマッチタイプは、完全一致・フレーズ一致・部分一致の3種類から選択可能です。

Yahoo!広告を出稿する流れ

Yahoo!広告を出稿する流れと手順は以下の通りです。

1.広告フォームから出稿の申し込み

2.Yahoo!JapanビジネスID作成

3.パスワード設定と電話番号認証

4.Yahoo!Japanビジネスでログイン

5.広告の作成

6.キャンペーン作成で「金額」を設定

7.ターゲティング設定で「地域・曜日・時間帯」を設定

8.広告グループ名と広告グループ入札単価を設定

9.キーワード作成を設定

10.広告文を入力し設定

11.広告の入金設定

12.広告の審査

広告が出稿するまでは多くの手順を踏まなければならないため、最初は戸惑うことがあるかもしれません。しかし、困ったときはヘルプページやアドバイザーに問い合わせることができます。慣れていくと操作も苦にならなくなるので、実際にYahoo!広告で出稿して試してみるといいでしょう。

まとめ

Yahoo!広告は、日本国内で最大級のプラットフォーム媒体で出稿できる広告です。媒体の主となるYahoo!Japanだけでなく、Yahoo!ニュースやSo-netや食べログ、大手新聞社などに広告を出せるのが魅力の一つといえます。

出稿するには細かい設定などがありますが、Yahoo!広告は年々、使い方や新しい機能が追加し広告担当にとっては比較的使いやすいツールになってきています。

また、Google広告よりもユーザーの年齢層が高いため、それらに応じた商品やサービスを訴求させるにはオススメのサービスです。Google広告とYahoo!広告の両方に少額の広告費用から出稿して、サービスの使い勝手がいい方を選ぶといいでしょう。

これからYahoo!広告を出そうと考えている方は、本記事を参考にして実際にトライしてみてください。