Webマーケティングの集客施策としてSEOは一般的なものです。SEOは、検索エンジンの種類と仕組みを理解しておくことで、どのような施策を行うべきかを判断することができます。今回は検索エンジンの種類と仕組みついてまとめました。

検索エンジンとは?

検索エンジンとは、ユーザーが入力したキーワードに対して、インターネット上の情報(Webサイト)を検索結果として返答するシステムです。

検索エンジンは、ユーザーが求めるWebサイトを検索結果として返答するために、日々世界各国のWebサイトを巡回しています。巡回した情報をもとにそれぞれのWebサイトを評価し、ユーザーの検索したキーワードに対してマッチしている、価値のあると想定される順番で検索結果を表示します。

日本国内の代表的な検索エンジンは3つ

日本国内の代表的な検索エンジンは、「Google」「Yahoo!」「Bing」の3つです。それぞれWebサイトの順位を決定するシステムであるアルゴリズムや特徴が異なります。

Google

Googleの検索エンジンでは、ユーザーを第一に考えた取り組みを行っており、ユーザーにとってより価値のある検索結果を返せるように、アルゴリズムの改善を繰り返しています。

かつては、Googleのアルゴリズムの隙をつく間違った理解によるスパム的な手法のSEOもありました。その代表例として、リンクのネットワークを利用または作成して、自社のサイトにリンクを集めるSEO外部対策があります。Googleがアルゴリズムを改善する中で、このような検索順位を意図的に操作するような施策は、効果が減ってきているどころか、スパムとして検索結果に表示しないような仕組みも取り入れられています。

SEOはGoogleの検索エンジンに評価されるWebページ≒ユーザーにとって価値のあるWebページという認識で、取り組むことが重要です。

Yahoo!

かつては、Yahoo!とGoogleは異なる検索技術を利用しており、それぞれに対する施策が存在しました。現在では、Yahoo!は2010年にGoogleと提携し、Googleと同様の検索技術を用いているため、SEOの基本は同じです。

同様の検索技術を用いていますが、Yahoo!が検索結果に独自のフィルターをかけているため、Googleと検索結果が完全に一致するわけではありません。

検索結果の画面に表示される広告が異なるのはもちろん、関連するキーワードではヤフオク!やYahoo!ショッピングなどのYahoo!の他サービスに関する情報などが表示され、検索結果に違いが発生します。

Bing

Bingは、Microsoftの提供する検索エンジンです。GoogleやYahoo!の検索エンジンと比べて動画の検索が優れていると評価されることがあります。

また、Googleの検索エンジンとは異なるアルゴリズムを採用しており、例えばスマホサイトの評価アルゴリズムでは、レスポンシブウェブデザインを推奨しています。

検索エンジンの仕組みは大きく分けて3つ

検索エンジンの仕組みは次に紹介する3つのプロセスを経て、Webサイトの検索順位を決定します。

クローリング

クローリングとは、ウェブクローラーと呼ばれるソフトウェアが、全世界のWebサイトの情報を収集することです。ウェブクローラーは、Webサイト間を移動する際に、Webページのリンクを元にリンク先のWebページへ移動し、Webサイトの情報を収集しています。

SEOでは、Webクローラーに自社が運営するWebサイトに巡回してもらう必要があります。ユーザーにとってより良い返答となる情報を記載しているWebサイトには、ウェブクローラーが何度も巡回します。

つまり、サーバーの設定や、Webサイトのレスポンスが悪いなどで、クローラーに巡回されなければ検索結果に表示されることはありません。まずは、きちんとクローラーが巡回できるようなWebサイトにすることが重要です。

インデックス

インデックスとは、ウェブクローラーがWebサイトを巡回し収集した情報を、検索エンジンのデータベースに登録することを指します。Webサイトの情報がデータベースに登録されることで、検索結果に反映されます。

Webサイトがインデックスされているかどうかは、GoogleであればGoogle Search Consoleで確認できます。Webページのコンテンツが充実していない場合、インデックスされない可能性があります。インデックスされていない場合は、Webページのコンテンツを見なおしてみましょう。

ランキング

ランキングとは、GoogleやYahoo!などの検索エンジンが独自の評価アルゴリズムを元に、インデックスされているWebサイトの順位を決定することです。独自の評価アルゴリズムは、日々更新されています。

Webサイトの検索順位は、キーワードやコンテンツの量、コンテンツの更新量などを含む200以上の項目から決定されます。

まとめ

日本では、GoogleとYahoo!の検索エンジンを利用する人がほとんどで、Yahoo!でもクローリングの仕組みはGoogleと同様のため、基本的には同じ施策を行います。

検索エンジンの仕組みは大きく分けて「クローリング」「インデックス」「ランキング」です。より良いコンテンツを作成し続けることがSEOの基本です。