今回は、「なんとなくホームページを作って失敗した」ということを防ぐべく、全くの初心者がホームページの作成を考えたときにおさえておきたい3つのポイントを紹介します。

「とりあえず作る」時代ではなくなった

インターネット黎明期では、ホームページがあるだけでイメージアップできたものですが、現在では、ホームページ(Webサイト)があるのは当たり前の時代です。

「今どき、ホームページのない会社はないから、早く作れ!」という社長の一言で、とりあえず作るという場合も見受けられます。

Webの黎明期だった90年代後半には、会社案内のパンフレットを、そのままWebに移行したようなホームページであっても、さほど問題はありませんでした。とりあえず、作ったというだけのホームページが多く存在しました。

会社概要しか載っていない内容の薄いホームページでは、検索しても見つからず、誰にも見てもらえないというだけでなく、たどり着いたとしても印象を悪くしてしまう可能性さえあります。

Webサイトを作る前に考えておきたい3つのポイント

*「サイトの目的」「アピールしたいこと」「誰に伝えたいか」*の3つのポイントをおさえることで意味のあるWebサイトを作ることができます。

「なんとなくホームページを作って失敗」を脱却すべく、3つのポイントを考えてみましょう。

1. 「サイトの目的」を明確にする

まずは、サイトで「どういう目的・目標を達成したいのか」を考え、明確に定義します。

売上・収益向上

・広告で収入が得たい

・商品やサービスの売り上げを伸ばしたい

・資料請求・サンプル請求・お問い合わせを増やしたい

・多くの顧客情報を得たい

・作品集・実績を公開したい

ブランドイメージ向上

・商品やサービスの認知度を向上させたい

・他社との差別化を図りたい

・自分の考えをまとめ、伝えたい

・お客さんに親近感を感じてもらいたい

・コミュニケーションがとりたい

・会社の情報を伝えたい

採用活動

・新入社員を獲得したい

社内の情報共有促進

・社内での連絡ツールを作りたい

目的を明確にすることで、どのような情報を載せる必要があるのか、サイトにどのような機能を考えることができるようになります。

2. 「アピールしたいこと」を明確にする

次に、「アピールしたいこと、競合と比較して優れている点」を考えてみましょう。

飲食店、美容室などの場合

・駅から近い

・価格が安い

・落ち着いた雰囲気

ECサイトの場合

・商品の掲載点数が豊富

・価格が安い

BtoBの企業サイトの場合

・導入、施工実績

・技術力の高さ

・対応スピードの早さ

お店や会社のアピールしたい点、優れている点を明確にすることで、トップページで何を強調するか、どのような情報をみてもらうかを考えることができるようになります。

3. 「誰に伝えたいか」を明確にする

次のように属性、行動、趣味などに切り分けて掘り下げていき、「あたかも実在しているぐらい」突き詰めることで、お客様の像を明確にします.

属性

・年齢

・性別

・血液型

・職業

・年収

・最終学歴

・恋人の有無・未婚・既婚

行動

・インターネット利用頻度

・勤務時間

・通勤時間

・就寝時間

・食生活(外食派か自炊派か)

・週末の過ごし方

趣味

・好きな本

・好きな映画

・好きな番組

・好きな音楽

・好きな芸能人

・好きな雑誌

・インドアorアウトドア

・学生時代の活動

誰に伝えるかを考えることで、どのようなサイトのデザインにするか、どのようにサイトの認知を広げるか(検索、広告、ソーシャルメディアなど)を考えることができます。

3つのポイントを明確にできたら

3つのポイントを明確にできてはじめて、誰がサイトを作るかを検討することができます。

もちろん、Webサイトの制作会社に依頼する方法もありますが、最近では<b>簡単にWebサイトの作成ができるツールが豊富にあるので、社内や自分で作ることを検討</b>しても良いかもしれません。

Webサイトの作成ツールについては、[初心者向け、簡単にホームページが作れるおすすめCMS 4選]で紹介しています。

作って終わりじゃない!Webサイトは「更新」が大切

現在では、ユーザにとって、Webサイトの情報を確認することが何かを購入する上での1つのステップとなっているだけでなく、ユーザに情報を拡散してもらうことが重要となっています。

・ユーザを何度もサイトに訪れるリピーターにすること

・リピーターから自社を応援してもらったり、ソーシャルメディアで拡散してもらったりすること

ということが、Webサイトでの効果を最大化するために重要です。

*ユーザをリピーターにするため、情報を拡散してもらうためには新しい情報を発信し続けることが必要であり、Webサイトの更新は欠かせません*。

まとめ

「とりあえず作ってみたホームページ」では、集客が出来ないだけでなく、悪い印象を与えてしまう可能性さえあります。

「サイトの目的」「アピールしたいこと」「誰に伝えたいか」という3点を明確にして、意味のあるWebサイトを作成しましょう。

また、Webサイトは作ったら終わりではなく更新をして「育てる」ことが大切です。