広告とは、Twitterに配信されるSNS広告のことです。ユーザーのニーズに合わせてダイレクトにTwitter配信できるうえに拡散力が大きいのが特徴です。主に、スマートフォンやタブレットを多く使う若いユーザーが多いのが特徴です。

多くのユーザーに的確にアプローチも可能なSNS広告ですが、実際にどのように設定したらよいかわからない方も多いのではないでしょうか。

この記事では、企業のデジタル広告を担当する方に向けて、Twitter広告の特徴や種類などを解説します。設定方法や配信する際の注意点についても解説するので、ぜひ参考にしてください。

Twitter広告とは

「Twitter広告」とは、Twitterで配信できるデジタル広告のことです。令和2年時点で、全世代の38.7%が利用しているほど影響力や拡散力を持ったSNSです。利用者は10代から60代以上のさまざまな年齢層の人が利用しており、特に若い世代からの支持が強いのが特徴です。デジタル広告の世界でも、Twitterは若年層のターゲティングに利用されることが多いです。

Twitter広告にも種類があり「プロモツイート」「プロモアカウント」「プロモトレンド」の3つがあります。それぞれに特徴があるので目的にあわせて使い分けましょう。

一度、広告に興味を持ってもらえるとフォロワーに一気に拡散され、多くの人に情報を拡散してもらえるといった特徴があります。リツイートで拡散された場合には費用はかかりません。ただし、間違った情報や不適切な内容を発信してしまった際、大元の投稿は削除できますが、ユーザーがリツイートした投稿は削除できません。

Twitter広告には、自社のアカウントやキャンペーンのアカウントなどを、直接フォローしていないユーザーにもリーチできる強みがあります。最近では「ハッシュタグ」を使った、参加型のキャンペーンも広まっています。自社のフォロワー以外のユーザーともつながることができる手法です。

Twitter広告の設定手順

ここではTwitter広告を設定する手順について解説します。手順は以下のとおりです。

1.広告アカウントの作成

まずは広告アカウントの作成をしましょう。Twitterアカウントを作成したのちに、こちらの「Twitter広告」または、Twitterのホーム画面「もっと見る」から「Twitter広告を設定する」へ進み、広告アカウントページへ進みます。

その後、国情報やタイムゾーンの設定画面が表示されるので、それぞれ入力しましょう。この設定は後から変更することができないので注意してください。次にクレジットカードの設定画面へ進むので、登録したいカードの情報を入力しましょう。

2.キャンペーンの作成

キャンペーンの作成では、Twitter広告の目的やスケジュールの管理、キャンペーン予算などの全体的なプロモーションの設定を行います。

まずは、自社がTwitter広告を配信する目的を決めます。目的は「フォロワー」「ウェブサイトへの誘導数またはコンバージョン」「ブランド認知度の向上」「ツイートのエンゲージメント」「アプリのインストール数または起動回数」「動画の再生数」といった種類から選択することができます。広告する内容に沿って、どの方法が効果的かを考えて選びましょう。

次に、「キャンペーン名」「予算」「スケジュール」などの詳細を設定します。キャンペーン名は管理しやすい名前にする、予算は無理のない範囲で決めるとよいでしょう。

3.広告グループの設定

最後に広告グループの設定をします。広告グループでは、キャンペーンを管理、最適化ができます。広告グループの設定でも、キャンペーンと同じように「広告グループ名」「予算」「開始・終了の日時」を入力します。

次にターゲティングです。Twitter広告のターゲティングには多くの種類があります。Twitterを利用している人、つまりオーディエンスの情報やキーワードからターゲティングできます。広告したい内容に合った適切なものを選びましょう。

最後にクリエイティブの設定です。「クリエイティブ」とは広告用の成果物を指します。ここではクリエイティブとして配信したいツイートを選びます。このクリエイティブはユーザーにダイレクトに伝わる部分なので、意識して作成しましょう。

Twitterで配信できる広告の種類

Twitterで配信できる広告には「プロモツイート」「プロモアカウント」「プロモトレンド」の3つの種類があります。ここでは、それぞれの特徴を解説します。

プロモツイート

ツイート機能を利用した広告です。プロモツイートは「プロモーション」と記載されていること以外は普通のツイートと同じで、「いいね」「リツイート」「リプライ」ができます。もっとも基本的なTwitter広告のタイプであり、親しみやすく拡散力があることが特徴です。

プロモツイートは、キーワード検索のページ上部に表示されます。ユーザーの目に留まりやすく、親しみやすいツイート機能による広告のため、凡庸性も高いと言えるでしょう。広告内にリンクを設置してLP(ランディングページ)へ飛ばすことも可能です。

普通のツイートと見た目が変わらないことから、ユーザーに広告であることがわかりにくく、ストレスを与えないところがメリットです。自社サイトへ誘導してコンバージョンを狙ったり、アプリのインストールを促したり、自社の商品やサービスの認知拡大したりと、さまざまな使い方ができます。

プロモアカウント

広告アカウントのフォロワー獲得に特化したTwitter広告で、広告内には「プロモーション」と記載されます。画面内の「おすすめユーザー」に表示されることからも、フォロワー増加に特化した広告であると言えます。自社の公式アカウントや、サービスの告知アカウントのフォロワー数を認知拡大したい場合に向いています。

プロモツイートとの違いは「フォローする」ボタンが表示されている点にあります。フォローしてくれる可能性のあるユーザーに、自動的に表示されるのもメリットです。

プロモトレンド

トレンドトピックの上部に表示され、他の広告に比べて一時的な拡散力が強いTwitter広告です。広告内には「プロモーション」と記載されます。

また、一日に一社のみの買い切り制なので、高額な費用が掛かると同時に莫大なインプレッション数を獲得できるのが特徴です。一時的にしか効果がない広告とも言えますが、新サービスの初期宣伝などに十分な効果を発揮するでしょう。

広告を配信する際の注意点

ここではTwitterを配信する際の注意点を3つ解説します。これらに注意しながら、メリットをより活かすように工夫しましょう。

ターゲティングの設定

Twitter広告では、オーディエンスの条件を絞り込めます。これにより多くのユーザーの中から的確なターゲットへ広告を届けることが可能です。しかし逆に言えば、ターゲティングの設定を怠ると本来、期待していた成果を上げられない可能性もあります。

ユーザーの条件を絞り込みすぎて、ターゲットの母数自体が少なくなるケースもあります。この場合も期待通りの成果が見込めない原因になります。CV(コンバージョン)を上げるためには、目的やターゲット、クリエイティブの趣旨を一致させるようにしましょう。費用対効果を意識しつつ、ターゲティングの設定を行うことが大切になります。

クリエイティブの品質

Twitter広告では、設定の際に数値の入力を求められるシーンがあります。例えば予算や開始・終了の日時はミスしやすい箇所になります。入力を間違えると予想していなかった費用がかかったり、予定していなかった期間を配信したりする場合があります。手軽に出稿できる分、ミスしやすい場面でもあるので、入力事項は何度もチェックすることが大切です。

管理や発信の徹底

キャンペーン設定や広告グループの設定の管理が多いこともTwitter広告の特徴です。自社で管理するリソースが不足している場合には、チームでTwitter広告を運用するケースも多いでしょう。

チームで広告運用を行う際は、キャンペーンなどの名称に注意しましょう。チーム全体で分かりやすい名前を付与することで、お互いの意見の食い違いなどを防ぎつつ、作業を最適化することができます。

また、Twitterでは昨今、問題視されている誹謗中傷の問題があります。広告で誹謗中傷を意図していない場合でも、配慮に欠けた部分があれば炎上することもあります。Twitter広告は拡散力が大きい分、自社サービスの認知度の拡大に大きな成果をもたらしますが、炎上などのイメージダウンの拡散も早いです。

Twitter広告の運用には、管理や発信の点においてデジタル広告の知識やリテラシーが必要です。知識やリテラシーがないままでは成果を上げることはもちろん、炎上した際の対応にも苦慮するでしょう。予算に余裕があれば、Twitter広告に強いデジタル広告の代理店に外注することも一つの手です

まとめ

今回はTwitter広告の設定手順から広告の種類、発信の注意点などについて解説しました。日本国内でも幅広い世代に利用されており、拡散力もあるTwitterはデジタル広告としての活用も有効です。

自社のアカウントをフォローしていないユーザーにも、リツイートやいいねなどで拡散されて情報が広まる可能性もあります。そのためには、いかに魅力的な画像や動画、テキストでユーザーの気持ちを引くかが勝負になるでしょう。

Twitter広告は正しく利用すれば、企業に良い影響を与えてくれる媒体となるでしょう。今回ご紹介した注意点などを踏まえ、Twitter広告の運用の参考にしてください。