「バズる」などの話題性と拡散力を持つSNSのTwitterは、企業が公式アカウントとして運用することもあります。Twitterは注目を集めるとフォロワーにリツイートされ、一気に拡散されます。上手に活用することで、自社の商品やサービスの認知拡大やブランディングに利用できます。

Twitterのインプレッションとは、発信したツイートがどの程度表示されたのかを表す回数です。インプレッション数が多い場合、Twitterのタイムライン上で自分のツイートがたくさん表示されたことになります。

この記事では、企業のデジタル広告担当者の方に向けて、Twitterインプレッションの意味や確認方法、インプレッション数を獲得していくコツなどを紹介します。エンゲージメントとの違いも解説するので、ぜひ今回の内容を効果的なTwitter運用のために役立ててみてください。

Twitterのインプレッションとは

Twitterのインプレッションとは、タイムライン上に自社のツイートが表示された回数を指します。どの程度ツイートがみられたのか分析するうえで必要な指標となりますが、ツイートがクリックされたかどうかまでは確認できません。

インプレッションが少なければ、自社のツイートはユーザーに見られておらず、情報発信がうまくいっていないことがわかります。この場合は、どうやってインプレッションを伸ばすかを検討します。

マーケティングを行ううえで、どの程度認知されているのかを確認するためには欠かせません。有効に活用するためには正しく理解することが大切です。

インプレッションの意味

インプレッションという言葉は、広告やマーケティング業界では頻繁に利用される言葉です。日本語に訳すと印象という意味で、配信した広告などがどのくらい表示されたかを表す指標です。インプレッションをあげることは、商品やサービスの認知拡大につながりやすく、インプレッションを解析し改善することは重要です。

デジタル広告の世界では「インプレッション型課金」といった課金方式があります。これは広告が1,000回表示されるごとに広告費が発生する仕組みです。

似たような指標にページビュー(PV)がありますが、インプレッションはページビューに掲載されている広告の数を掛け合わせたものになります。たとえば、1ページに同じ広告が2つ掲載されているとき、ページビューは1PVですが、インプレッション数は1PV×2で計算し、2インプレッション(imp)となります。

厳密な数え方は媒体によって変わります。Twitterでは、タイムラインに表示された回数として定義されていますが、Yahoo!広告は、広告のどの部分でも表示された場合に1impとしてカウントされるなど違いがあります。事前にカウント方法は確認しておくとよいでしょう。

Twitterのインプレッションでわかること

Twitterのインプレッションは表示回数を示すため、Twitter上での認知度を測る指標として利用されます。同一ユーザーや自分のツイート上での表示回数もカウントされるため、あらかじめ留意しておきましょう。

Twitterのインプレッションが少ない場合は、投降した内容がユーザーにみてもらえていないことを示します。魅力的な画像や興味を引くテキストを使って、ユーザーの気を引き、いかにインプレッションを増やすかがポイントとなります。

エンゲージメントとの違い

インプレッションとセットで出てくる用語にエンゲージメントという指標があります。インプレッション数とあわせて解析されることが多く、どちらも大事な指標となります。意味を正しく理解して正しく使い分けましょう。

エンゲージメントの意味

エンゲージメントには、日本語で「約束・契約」といった意味があります。マーケティング業界では、ユーザーとの信頼度や親密さをあらわす指標として用いられます。

デジタル広告業界においてエンゲージメントとは、企業やブランドとユーザーがどの程度の関連性をもっているのかを数値で示したものを指します。よくインプレッションとセットで用いられる理由として、エンゲージメント数をあげるにはインプレッション数をあげることが必要不可欠であるからです。

言葉の定義は曖昧で、企業ごとに異なることが多いです。企業によって測り方が異なり、別の媒体でエンゲージメントを比較することが難しいという特徴があります。

Twitterのエンゲージメントとは

Twitterにおけるエンゲージメントとは、配信された広告に対して、ユーザーが行ったアクションの回数を指します。クリックされた回数や、いいねの数など、さまざまなアクションの回数の合計を表します。

インプレッションは主に、どれほど認知されているかを判断するための指標としてもちいられますが、エンゲージメントはさらに深掘りして、そのツイートにどのくらい関心がもたれているかを測るために活用されます。

エンゲージメント率とは

エンゲージメントの数値をインプレッション数で割った指標です。インプレッションがどの程度エンゲージメントに影響しているのか定量的に測ることができ、発信する上での目標数値を設定する際に役立ちます。SNSでの平均的なエンゲージメント率は0.5%から2%程度といわれています。

Twitterのインプレッションを確認するには

ここではインプレッションの確認方法を二つ紹介します。1ツイートごとに解析してくれるため、マーケティングのABテストが行いやすいという特徴があります。訴求内容は同じでも、文章の内容や書き方、画像を利用するかどうかなど、どのようなツイートがもっとも効果的かを検証するために役立ちます。

さらに、毎月のツイートの中で一番インプレッションが大きいツイートや、平均のインプレッション数の推移などもわかります。

ツイートの一覧から確認する方法

画面上にある縦の三本線のアイコンをクリックすると確認できます。クリックすると、インプレッション数やその他さまざまな指標が表示されます。スマートフォンでも簡単に確認できるため、詳細な解析を必要としない場合はおすすめです。

Twitterアナリティクスから確認する方法

メニュー欄の下部にある円の中に3つの丸が並んだボタンをクリックして、アナリティクスという項目を選択すると表示されます。その後、ページ上部にある「ツイート」という項目を選択すると、インプレッションの推移を見ることができます。より詳細な数値を知りたい場合は「ツイートアクティビティを表示」という項目をクリックすると、数値が表示されます。

Twitterのインプレッションを増やすコツ

Twitterでインプレッションを増やすにはどのようなコツがあるのか、紹介します。一般的な広告と違い、Twitterユーザーに表示してもらえるようにするには、Twitterの特性を踏まえて発信することがポイントです。

表示させたいユーザーのペルソナを設定する

広告業界ではペルソナを設定することは当たり前となっています。しかし、ツイートはフォロワーには発信されるものの、新規ターゲットにしたいユーザーには、工夫しなければ認知すらされないため、ペルソナの設定が役に立たないことが起こります。

しかし、詳細なペルソナ設定をすることで、Twitterの検索語句から表示させることが見込めます。ツイートの内容を意識し、使う語句に気をつけることで、ターゲットとなるユーザーにヒットさせることができます。

ツイート数を増やす

もっとも王道の手法ですが、インプレッションをあげるためにはツイートの発信頻度は増やすことが大切です。特にフォロワーが少ないときはツイート数にこだわり、1日に数回程度は配信するのがおすすめです。

ハッシュタグの活用

ハッシュタグをつけることで、ターゲティングしたいユーザーにハッシュタグ検索などで表示させることができます。ハッシュタグによって投稿を絞り込むことができるため、関心のあるユーザーのインプレッション数を獲得でき、より詳細なターゲティングにも役立ちます。

注意点として、独自のハッシュタグなどは検索されなかったり、関係ないハッシュタグをつけてしまうと誤ったブランディングをしてしまったりする可能性があります。使いたいハッシュタグがどの程度の影響力をもっているのか、検索しているユーザーの母数はTwitterにどのくらい存在しているのか調べておくとよいでしょう。

リツイートを積極的に利用する

Twitterの特性として、ツイートしただけでは一時的にしか表示されず、すぐに流れてしまいます。たくさんのユーザーに見てもらい、長く読まれるためにはリツイートをしてもらえるような投稿を心がける必要があります。しかし、リツイートを待っているだけでは、反応がないまま流れてしまうことがほとんどです。

リプライ機能も活用することで、外部からの流入を見込むことができます。積極的にアクションしていくことで、より多くのインプレッション数を獲得するチャンスにつながるでしょう。

まとめ

今回はTwitterのインプレッションについて解説してきました。SNSマーケティングにおいて、自社のブランディングやアピールを行うためにも、インプレッション数という指標は重要な役割をもちます。インプレッション数が多いということは、それだけ自社のツイートが注目されていることを意味します。

ツイートの内容も大切ですが、ハッシュタグやリツイートを活用するなど、インプレッション数をあげるためにはコツが必要です。ぜひ今回の内容を参考に、インプレッション数をあげて認知拡大に役立てていきましょう。