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インバウンド

Googleのシェアが1%台の国も?東アジア検索エンジン事情

  • 2018年02月21日
  • その他

611_catch.jpg インバウンド施策の一環として検索エンジン対策を行う際、どの検索エンジンをターゲットにしたらよいのでしょうか。検索エンジンのシェアは国によって違います。日本では「SEOといえばGoogle対策」のようになっていますが、もちろんそうではない国もあるのです。

そんなときはアクセス解析ツール「statcounter」で各国の検索エンジンのシェアを確認してみましょう。今回は東アジアの主要な訪日インバウンド対象国・地域である「中国」「韓国」「台湾」「香港」の検索エンジンシェアをご紹介いたします(数値はすべて2018年1月のものです)。

アクセス解析ツール「statcounter」で検索エンジンのシェアを確認しよう

「statcounter」はGoogle Analyticsなどと同じようなアクセス解析ツールの一種です。各国ごとの統計データはGlobalStatsとしてサイト上で公開されており、誰でも自由に閲覧可能です。検索エンジンのほかにも、ブラウザ・OS・画面解像度・SNSなどのシェアも確認することができます。

もちろん、statcounterのトラッキングコードが入っているサイトの閲覧者のデータしか集めることができないため偏りはありますが、統計データとして参考にはなるでしょう。公式サイトのFAQによると、statcounterのトラッキングコードは全世界で200万以上のサイトに設置されているそうです。

【中国】百度(バイドゥ)一強。神马(シェンマ)もシェアを伸ばす

百度(バイドゥ/Baidu): 64.07%
神马(シェンマ/Shenma): 21.38%
好捜(ハオソウ/Haosou) : 6.01%
捜狗(ソゥゴゥ/Sougou): 5.32% Google : 1.69%

中国では中国語に特化した検索エンジン「百度(バイドゥ)」の一強です。GoogleやBingなどの検索エンジンは政府によって規制がかかっているため使用するユーザーが少なく、2%未満のシェアとなっています。

そんな中、ここ数ヶ月で急激にシェアを伸ばしているのが神马(シェンマ)です。神马はモバイルでのみ利用されている検索エンジンで、2017年末にシェア2位に躍り出ました。モバイル端末を利用する中国人ネットユーザーの多さが伺えます。

【韓国】韓国産エンジンNAVERがGoogleを猛追

Google : 62.27%
NAVER : 27.31%
Daum : 7.66%
Bing : 0.76%
Yahoo! : 0.75%

韓国で最もシェアの高い検索エンジンはGoogleで、第2位のNAVERがそれを追う形になっています。検索エンジンNAVERを提供する韓国最大級のインターネットサービス会社「NAVER」は、日本でも有名なチャットアプリ「LINE」の親会社です。

DaumはNAVERに次ぐ韓国第2位のポータルサイトです。その他の検索エンジンのシェアは1%未満で、あまり使われていないようです。

【台湾】圧倒的にGoogle

Google : 89.98%
Yahoo! : 8.77%
Bing : 1.03%
百度(バイドゥ/Baidu): 0.11%
MSN : 0.04%

台湾はGoogleのシェアが非常に高く、約9割となっています。ほかの検索エンジンは、かろうじてYahoo!のシェアが約9%あるくらいです。第3位のBing以降はガクッと減り、第4位以降の検索エンジンのシェアは1%未満となっています。

台湾は中国語圏ではありますが、中国のようにネットの規制はないためGoogleが広く使われています。中国でシェア1位の百度はほとんど使われていません。

【香港】やはりGoogle強し

Google : 85.91%
Yahoo! : 10.58%
Bing : 1.68%
百度(バイドゥ/Baidu): 1.22%
Yandex : 0.22%

多少比率は違いますが、台湾とよく似たシェア分布です。香港も台湾と同じくネットの規制はないため、Googleが非常によく使われています。台湾と香港では、日本と同じくGoogleの動向に沿った検索エンジン対策が有効といえます。

第5位のYandexはロシア発の検索エンジンです。

まとめ:Googleは強いが、東アジアを制するならばそれ以外も

東アジアの4カ国・地域の検索エンジンシェアをご紹介しました。中国以外では日本と同じくGoogleのシェアが高いようです。しかし、中国の百度・韓国のNAVERのようにその国独自の検索エンジンが大きなシェアを占めている場合もあります。

発信した情報をエンドユーザーに届けるためには、検索エンジンの攻略は必要不可欠です。ターゲットとなる国の検索エンジン事情をよく調査し、対策を行いましょう。各種ツールを使い、専門家の手を借りるのも一つの手です。

※制作協力:訪日ラボ(https://honichi.com/news/2017/12/06/searchengine2/

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