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中国・台湾人観光客の消費が活発になる「国慶節」!日本のインバウンドはその波をつかめるか?

  • 2017年11月08日
  • その他

564_catch.jpg 中国や台湾の人々がたくさんの消費をする大型連休が「国慶節(国慶日)」です。春の春節と並ぶ2大連休である国慶節は、当然ながら旅行シーズンでもあり、多くの人が海外へ旅行に出かけます。

中国や台湾の観光客を日本へ誘致しようと考えるならば、考慮に入れておきたい押さえどころのひとつです。

10月にある秋の大型連休

中国では10月1日、台湾では10月10日が国慶節(国慶日)として定められています。日本でいうと建国記念の日にあたる祝日です。この日をまたいだ1週間ほどの連休が、国慶節の大型連休です。日本のゴールデンウィークと同様、中国や台湾の人たちも大型連休にはレジャーや観光旅行に出かけます。

中国メディアCHINA DAILYは、2017年の国慶節に旅行をした中国人観光客は7億500万人で、そのうち海外旅行をしたのは600万人と報じています。中華人民共和国国家観光局のデータによると、2017年国慶節中の中国人観光客の消費総額は8兆7,700億円にのぼるということです。

消費総額は前年と比べて+13.9%となっており、国慶節は多くの中国人旅行者の財布の紐がゆるむ日であると言えます。

日本のインバウンドは国慶節の恩恵を受けていない!?

これだけの大型連休ならば訪日中国人観光客の人数もさぞかし増えるのだろうと思いきや、ほかの月と比べて特に多いというわけではありません。(JNTO発表の訪日中国人観光客数による)

2017年の国慶節には中韓関係の悪化により日本への旅行者が増えるのではないかと期待されていましたが、ふたを開けてみれば人気の旅行先はロシア、タイ、ベトナムなどで、日本への旅行者が劇的に増えることはありませんでした。

2017年は国慶節の直前に中国当局が日本への団体旅行を減らすよう通達したとの報道もありましたので、もちろんその影響もあると考えられますが、個人旅行(FIT)は対象になっていない以上それだけとは思えません。

2016年までの国慶節の時期も特に訪日中国人観光客の数が増えていないということは、国慶節をターゲットにしたプロモーションに弱い部分があるということも考えられるのではないでしょうか。

国慶節特需へ向けての日本側の取り組み

国慶節に中国人観光客の消費意欲が上がることは日本企業側でも認識しており、国慶節中の旅行者をターゲットにしたプランやキャンペーンを提供しています。

中国からの航空券と日本国内での鉄道切符・宿泊をセットにしたツアー商品が数多く販売されたほか、大型連休で時間的な余裕が生じることを見越してゆっくり過ごせるお月見体験メニューを提供するホテルもありました。

しかしながら、国慶節に沸く中国人観光客の心をつかめているかというと、前段落の通りそうは言い難いのが現状です。

8兆円以上もの金額が消費される大型連休なのですから、やり方次第ではもっと訪日中国人観光客の数を増やす余地は大いにあります。

中国人が重要視するのは「食」「文化」「地方」

CHINA DAILYによると、中国人観光客が旅行先を決める上で重要視するポイントとして挙がったのは「食」「文化・歴史」「地方」だということです。実際に博物館などの文化的施設を訪れた中国人観光客も多かったのだとか。

一時は中国人観光客といえば「爆買い」と言われたこともありましたが、現在ショッピングがトレンドとして中国メディアで紹介されることはありません。海外旅行においても、単に物を買うという行為ではなくその国の歴史・文化を感じることのできるスポットやその国ならではの郷土料理が人気なのです。

また、訪れる場所も大都市から地方へシフトしてきています。
日本政府が地方への誘客に力を入れる方針をとっているのはもちろん地方復興のためもありますが、この兆候を見越してのことでしょう。

これには、海外旅行リピーターが増えたことにより「まだ行ったことのない場所へ行きたい」「もっとその国ならではの文化を感じられる場所へ行きたい」という思いが芽生えるからだと考えられます。

大型連休中の旅行では日程に余裕があるため、交通の便があまりよくない地方へ旅行するには絶好のチャンスです。地方への旅行や観光スポットをPRするならば、国慶節に合わせるのも一つの手でしょう。

まとめ:国慶節はインバウンドのビジネスチャンス

約1週間の大型連休である国慶節は、多くの中国人・台湾人が旅行をするビッグチャンスです。消費総額も8兆円以上にのぼります。

今までのところ日本のインバウンド市場は国慶節中の旅行者をうまく取り込めているとは言えませんが、これからの伸びしろは大いにあるはずです。

長期旅行が可能・休みが合わせやすい、などといった大型連休ならではの事情と海外旅行客の消費動向やトレンドをうまく把握・利用し、効果的なプロモーションや魅力的なキャンペーンを提案することが攻略のカギとなります。

※制作協力:訪日ラボ(https://honichi.com/news/2017/10/16/chinamediakokkeisetu/

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