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インバウンド

訪日中の買い物額は世界第2位!伸び率著しい注目国・ベトナムを知る

  • 2017年09月21日
  • その他

544_catch.jpg 中国人訪日観光客による「爆買い」が終息したとされる今、誰もが次の爆買いを引き起こしてくれる国はないものかと模索しているところでしょう。

中でも近年急速に訪日人数が伸びているベトナムは有力な候補国といえます。
訪日ベトナム観光客の動向や傾向について、インバウンドマーケティング的視点からまとめました。

訪日ベトナム人観光客の人数は3年で約3倍以上に

2016年には約23万人のベトナム人観光客が日本を訪れました。2013年には約8万人でしたので、3年間で約3倍になっています。

さらに2017年の推計値は6月の時点ですでに昨年に迫る22万人ほどとなっており、前年を上回ることがほぼ間違いないと見られるペースです。2017年6月の訪日ベトナム観光客数は前年30.9%増の 21,900人で、6月としては過去最高を記録しました。

ベトナムからの訪日旅行者が増えている背景として、フック首相が日本を公式訪問、ベトナム航空が従来のハノイ―成田間、ホーチミン成田間に加えてハノイ―関空間にも大型のボーイング787-9型機を投入したことによる座席供給量の拡大などの好材料が重なったということがあると思われます。これらは、今後も引き続き訪日ベトナム人観光客の数が伸びていく要因にもなりそうです。

訪日ベトナム人観光客の平均支出は約19万円

観光庁の調査によると、平成28(2016)年の訪日ベトナム人観光客1人あたりの平均支出金額は186,138円でした。その中でもっとも多くの割合を占めるのが買い物代です。その割合は宿泊代や飲食代よりも多く30%以上に上り、訪日ベトナム人観光客が日本での買い物に高い関心を持っていることが伺えます。

購入されているものは菓子類が一番多く、60%以上の訪日ベトナム人観光客が購入しています。そのほかには食品や飲料、酒、たばこなどが多く購入されています。

食料品や日用品以外の単価が高いもので多く購入されているのは、化粧品や服飾品、靴などです。これらは40%以上の訪日ベトナム人観光客が購入しており、しかも購入後の満足度も高いため、今後も訪日ベトナム人観光客向けにPRしていけば、さらに売上の拡大を狙えるアイテムといえます。

プロモーションのカギはSNS

ベトナムでも若年層を中心にSNSが盛んに利用されています。若者世代の流行の多くがFacebookを中心としたSNSから発信されており、芸能人や影響力のあるユーザーが発信したアイテムが人気となる傾向にあるようです。

20代独身のホーチミン・ハノイ在住のベトナム人会社員を対象に行われた「ベトナム人若者調査」では、スマートフォンの所持率は85%、平均インターネット閲覧時間は4.7時間という結果が出ました。その中でもFacebookの利用時間が2.5時間と半分以上を占め、SNS人気の高さが伺えます。

観光庁の調査でも20%以上の人が訪日前の情報源としてSNSを挙げており、これは観光情報のWebサイトや口コミサイトと比較してかなり多い割合です。ベトナムの人々へのSNSの影響力の高さが伺えます。ベトナムへ向けてインバウンド関連のプロモーションを行う際は、SNSの活用がカギとなりそうです。

急成長中の親日国、ベトナム

冒頭で述べた通り、2016年の訪日ベトナム人観光客の数は約23万人程度ですが、ベトナムの隣国である中国を訪れるベトナム人観光客の数は約170万人に上ります。ベトナムの海外旅行市場の規模自体は日本を訪れるベトナム人観光客の人数からイメージするよりもかなり大きいのです。

海外旅行をしたいと思う人の数は少なくないので、今後のベトナムの個人所得の伸びや日本へのアクセス整備に伴い日本への旅行がしやすくなれば、訪日ベトナム人観光客の数はさらに伸びると予測されます。

実はベトナムは「日本に対する好感度ランキング」で2年連続1位を獲得するほどの親日国です。「和食」や「日本の伝統文化」「技術力」に対して多くの人が好感を持っており、インバウンド戦略による観光PRが受け入れられやすい土壌が整っているといえます。

まとめ:大きな伸びしろに期待大

インバウンド戦略のターゲットとしてのベトナムについてまとめました。意外に思われた方も多いかもしれませんが、第二の爆買いを引き起こしうる存在としてベトナムが候補に上がっている理由がご理解いただけたと思います。

市場はまだそれほど大きくありませんが、伸びしろの大きさは欧州やアジアの他の国に引けをとりません。これからの動向が大きく注目されます。

※制作協力:訪日ラボ(https://honichi.com/news/2017/08/09/vietnaminbound/

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