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解決できれば差別化要因に?訪日外国人観光客が日本で困っていることベスト5!

  • 2017年08月29日
  • その他

536_catch.jpg 解決できれば差別化要因に?訪日外国人観光客が日本で困っていることベスト5!

あなたは、訪日外国人観光客が日本国内での旅行において困っていることを知っていますか?

訪日外国人観光客のニーズを把握することは、インバウンンドマーケティングの第一歩と言っても過言ではありません。また、数年で訪日外国人観光客を取り巻く環境も変化しているので、常にその動向を把握しておく必要があります。

そこで今回は、観光庁が調査した2014年~2016年までの訪日外国人観光客の困りごとのランキングをまとめ、その変化について触れていきたいと思います。

訪日外国人観光客困っていたことTOP5【2014年】

2015年に観光庁が独自に行ったアンケート調査「外国人旅行者に対するアンケート調査結果について」において、「訪日外国人が困っていたこと」上位5つを紹介します。

第1位:無料公衆無線LAN環境 36.7%
第2位:コミュニケーション 24.0%
第3位:交通情報の入手 20.0%
第4位:公共交通機関の乗り方 17.1%
第5位:両替・クレジットカードの利用 16.1%

「無料公衆無線LAN環境」がもっとも多く36.7%。次いで「コミュニケーション」が24%、「交通情報の入手」が20%となっています。
第5位には「両替・クレジットカードの利用」が入っており、国内消費の妨げになっていた可能性もありますね。6位以下には「飲食店情報の入手」、「割引チケット・フリー切符の情報の入手」などがありました。

訪日外国人観光客困っていたことTOP5【2016年】

上記同様に、2017年2月7日に観光庁により発表された「訪日外国人旅行者の国内における受入環境整備に関するアンケート結果」では、以下のような調査結果が公表されました。

第1位:コミュニケーションが取れない 32.9%
第2位:困ったことがなかった 30.1%
第3位:無料公衆無線LAN環境 28.7%
第4位:多言語表示の少なさ・わかりにくさ 23.6%
第5位:公共交通機関の利用 18.4% 

「コミュニケーションが取れない」が最も多く32.9%。こちらは例年同様、直近での課題となっています。また、2014年と比べて新しく登場したのが「多言語表示の少なさ・わかりにくさ」で23.6%。逆に、2014年で第1位だった「無料公衆無線LAN環境」は3位まで順位を下げ、第2位には「困ったことがなかった」という回答まで入っています。

2014年から2016年にかけて、どのような変化があったのか?

2014年で第2位、2016年で第1位!「コミュニケーションが取れない」はインバウンド市場での直近の課題に

ご紹介したどちらの調査でもかなり上位にランクインしたコミュニケーションの問題。訪日外国人観光客が「コミュニケーションが取れない」と感じる理由としてふたつあると考えられます。

1つ目の理由は、日本人の「外国語による対面コミュニケーション能力」の低さです。
日本人は英語の読み書きはある程度できるものの、対面のコミュニケーションとなると苦手意識を持つ人が多くいます。また、教育にも時間とコストを要するのですぐに解決することが難しく、日本全体での問題とも言えます。

しかし、最近ではLINEの英語通訳機能やSiriなどの翻訳機能がついたサービスも多く出ています。そのため、数年前と比べると子供も大人も手軽に外国語に対応することができるようになってきています。ほかにもリアルタイムでの自動翻訳機の開発も進んでおり、日本国民が英語をそれなりに話せるようになるより早く、テクノロジーの発展によってこの課題は解決されるかもしれません。

2つ目の理由は、地方の多言語対応の遅れです。
2016年の訪日外国人観光客の困ったことランキングの4位にもあるように、「多言語表示の少なさ・わかりにくさ」が訪日外国人観光客を困らせています。その状態が顕著に現れているのが地方です。

都心の公共交通機関や飲食店のメニューなどは、ほとんどの場合、日本語だけではなく多言語で表記されています。しかし、地方の場合では多言語表示されていないことも多いです。最近では都心部だけではなく、地方への訪日外国人観光客が増えて来ているので、地方でインバウンドマーケティング・プロモーションを行う企業は、多言語対応を見直すべきかもしれません。

「無料公衆無線LAN環境」は改善が見られ、その他の補填策も

2014年のランキングでは1位だった「無料Wi-Fiが無い」も2016年には3位となり、改善が図られていることがわかります。改善の理由として大きく2つ挙げられます。

1つ目の理由が単純にWi-Fiスポットの増加です。
大手通信事業者(NTT ・LDDI・ソフトバンク)がサポートする訪日外国人向けの公衆無線LANスポットは近年増加傾向にあります。2016年1月現在でも全国約70万以上のスポットで利用可能となっています。飲食店のみではなく、公共交通機関で使える無料Wi-Fiも増えてきており、訪日外国人観光客のニーズに対応できる環境が徐々に整ってきていると言えます。

2つ目の理由が、国際ローミングやプリペイドSIMなどの利用者数の増加です。
アジア圏内では、訪日外国人旅行者でも街中で簡単にSIMカードを購入きます。しかし、日本はその点ではアジア諸国に遅れを取っている状況でした。そこで、観光庁を筆頭に外国人旅行者向けのSIMカード・モバイルWi-Fiの周知・広報を行ってきました。その結果、無料Wi-Fiだけに頼った通信サービスが改善され、このようなアンケート結果に繋がったと考えられます。

クレジットカード・モバイル決済の利用環境の整備

以前までは、「国内のどの店舗でクレジットカードが利用できるか」が簡単にわかりませんでした。クレジットカードが使えるかどうかでお店を選ぶ訪日外国人観光客も多く、改善が急がれました。

そこで日本クレジットカード協会では、観光地に向けてクレジットカードの利用可能かどうかを店頭に表示するよう発信していき、インバウンドの受け入れ態勢を整えて来ました。
また、訪日中国人観光客に関してはモバイル決済が主流となりつつあり、それに対応した店舗も増えて来ています。

訪日外国人観光客のニーズを理解してマーケティングに活かせ!

上記のように改善はあるものの、訪日外国人観光客の困っている内容に大きな変化は見られない状況です。無料Wi-Fiの整備ひとつとっても「Wi-Fiがあるからここに行こう」というように、十分な集客の要素にもなります。

今後は訪日外国人観光客のニーズを把握しながら、細かいサービスを見直して、更なる成果を上げていきましょう。

※制作協力:訪日ラボ(https://honichi.com/news/2017/07/05/inboundmarketfrom2014to2016/

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