学べる・買える・出会える。SB C&Sのマーケティングツール総合サイト。

  • 契約パートナー数 
  • 掲載ツール数 製品

知る・学ぶ

今更聞けない、デジタルマーケティングの基礎知識から、最新のアドテクまで、あなたに役立つ情報をご紹介します。

インバウンド

日本は出遅れている!?中国で主流となっている2大スマホ電子決済とキャッシュレス化の日中比較

  • 2017年07月26日
  • その他

523_catch.jpg 日本国外の電子決済の事情をご存知ですか?日本でもSuicaやPASMOなどの交通系ICカードやLINE Payのような電子決済サービスが広がり始めているものの、世界と比べるとまだまだ普及率は低いと言えます。

今回は世界の中でもスマホによる電子決済が特に普及している中国について、電子決済サービスと中国社会の実情について紹介していきます。日本のインバウンド需要を広げていくためのヒントも隠されているので、ぜひ参考にしてみてください。

中国の電子決済2大巨頭

現在中国では圧倒的なシェアを誇る2つの電子決済サービスがあります。中国国民のネットユーザーの約70%が「現金はもはや生活の必需品ではない」と回答しており 、今後さらなるキャッシュレス社会が広がっていくでしょう。

それでは、スマホでの電子決済を可能にした2大電子決済サービスをご紹介します。

Alipay(アリペイ)

Alipay(アリペイ)はアリババグループが提供するオンライン決済サービスです。中国オンライン決済で50%以上のシェアを持ち、さらにシェアを伸ばしています。 関連サービスである預金サービス「余額宝(ユエバオ)」を使えば、チャージしておくだけで利息が貰えるなど多くの機能を備えています。

WeChat Payment

WeChat Paymentは、中国版LINEと言われているメッセージアプリの「WeChat」を活用した電子決済サービスです。WeChatは中国では9億人以上のユーザーを持つ巨大アプリです。すでにそのうちの約4億人がWeChat Payment を利用しており、今後さらなるシェアの拡大が見込まれています。

それぞれ、使用方法はQRコードを読み取るだけで決済が完了し、事前に登録した銀行口座からその料金が支払われるというものです。
ほかにも個人間の送金としての使い方もでき、割り勘やチップとしての機能も果たしています。

中国におけるQRコード決済の実情

上記のような電子決済サービスが国内全体に広がると、ユーザーたちはどんな使い方をするのかを詳しく見ていきましょう。

QRコード決済は都市部だけではなく、中国全土に浸透しています。
中国では1元(約16円)単位で送金や決済が可能なので、どんな場合でも電子決済が可能になります。イメージしやすい利用機会として、外食、ショッピング、コンビニ支払いなどが挙がるのではないでしょうか。
ほかにも、自転車シェアリングサービス、公共トイレへのチップ、募金などにも使うことができます。珍しい利用例ですと、物乞いがQRコードを首にぶら下げて、支援を募っていたりもします。

なぜこんなにも中国でインフラ化しているのか

中国でこれほどまで急速に電子決済が浸透して来たのはなぜでしょうか。
大きく2つの理由があると思います。

1つ目が、そもそも中国にはクレジットカード文化が広まらなかった点にあります。
欧米などの先進国では、現金決済→クレジットカード決済→電子決済という流れが一般的ですが、中国ではクレジットカードがあまり使われませんでした。中国人民銀行がまとめたデータによると、2016年末の時点で、中国人の平均クレジットカード保有数は1人あたり0.29枚に低下、約3.5人に1人しかクレジットカードを持っていません。2014年末がピークで1人あたり0.34枚、約3人に1人の割合でした。ピーク時でも3人に1人しか保有していないレベル保有率なので、日本を含めた先進国とは大きな異なっています。

2つ目が、政府の介入です。中国にも日本同様に身分証明用のマイナンバー制度があります。また、中国での銀行口座の開設には携帯電話の番号が必須になります。銀行口座を開設するためにマイナンバー+携帯電話番号が必要となり、マイナンバー、携帯電話番号、銀行口座の情報が政府によって管理されているということになります。ここから政府の意向として、意図的にこの電子決済をインフラ化させてきたのではということが予想されます。

キャッシュレス化は日本でも広がる?

AlipayやWechatPaymentのような電子決済サービスは今後日本でも主流になってくるのでしょうか。

2014年6月発表の「『日本再興戦略』改訂 2014」において、「2020年オリンピック・ パラリンピック東京大会等の開催などを踏まえ、キャッシュレス決済の普及による決済の利便性・効率性の向上を図る」ことが明記されました。
中国を筆頭としたインバウンド需要を考慮し、経済の活性化を進めるための施策が今後どんどん出てくるでしょう。

しかし、2020年における電子決済取引高は想像以上に高くないことが予測されています。電子決済研究所と山本国際コンサルタンツ、カード・ウェーブの3者は共同で、2015年から2020年までの日本国内における電子決済サービス(クレジット・デビット・プリペイド)の市場規模推移予測を発表しました。
2015年の電子決済市場が約56兆円に対し、2020年には約80兆円になり、「個人消費支出」の約30%に相当するとされています。

日本で電子決済があまり広がらない原因として、生活者の「現金主義」が抜けないことでがあると言われています。キャッシュレス化の世界的な流れに日本が出遅れないためにも、しっかりと解決していかなければならない課題となっています。

キャッシュレス化の流れに乗り遅れるな!

今後、さらなるキャッシュレス化が進んでいくことはほぼ間違いないでしょう。ITテクノロジーの進化はさらに加速し、人間が面倒だと感じる作業はほとんど消えていきます。クレジットカードの署名や細かい小銭の計算などもその例ではないでしょうか。

日本ではキャッシュレス化はあまり現実的なことに感じられないかもしれませんが、そのままでいると、あっという間に世界的な潮流に乗り遅れてしまうかもしれません。時代を先読みし、企業として、個人としてどのように対応すればいいのか、感がるべきでしょう。

※制作協力:訪日ラボ(https://honichi.com/news/2016/07/07/torihikigaku153choenn/

ソフトバンクのインバウンド「集客」ツールはこちら inbound_banner.png

バックナンバー

中国のITサービス BIG4「BATS」に迫る

DSPで狙い撃ち!訪日中国人向けの広告配信

【中国向けリスティング広告】百度(バイドゥ)だけでOK?中国国内の検索事情

インバウンドマーケティングにおける3つのキーワード

インバウンド業界のプロモーション戦略における「旅マエ」とは

インバウンド業界のプロモーション戦略における「旅ナカ」とは

インバウンド業界のプロモーション戦略における「旅アト」とは

爆買いを呼び起す?!ソーシャルバイヤー(代購、海淘)が中国市場で使われまくる理由とは?

【国別に解説】ターゲットの訪日外国人が増える時期とは?アジア編

爆買いはもう終わった?!「爆買い」という言葉を聞かなくなった理由と消費行動の変化

意外と知らない、インバウンド(訪日旅行者)に関わる税金の種類とは

今さら聞けないTax Free ShopとDuty Free Shopの違い

「インバウンドは夜間を攻めろ!」と言われる理由とは?知っておきたい訪日客の意外な事実

中国人は日本のことを実際どう思ってるの?日中関係とインバウンドマーケティング

訪日外国人観光客を呼び込む日本の伝統とは? 春編

インバウンド×地方の分野でホットなトレンド、「ファムトリップ」とは

法改正でインバウンドにさらなる追い風は吹く?2016年の振り返りと2017年の展望

意外?!日本人とは違った視点で人気の東京中心部の観光スポットとは

訪日外国人観光客に人気の東京都内観光スポット4選!各所のインバウンド対応にも注目!

庭園から科学館まで!訪日外国人観光客に人気のシーサイド観光名所5選

気になるインバウンド市場の動向と、注目すべき2つの国策とは!?

2020年に4,000万人突破しない?!シンクタンク各社のインバウンド市場予測の調査手法を徹底解説!

行動から施策を考える、インバウンドにおける行動分析とは

あなたは理解できている?インバウンド対策で最重要な「ビジット・ジャパンキャンペーン」の3つのコト

あなたは知っている?今もっとも注目されているKOLマーケティングとは

日本の伝統文化や風景の投稿がフォロワーに大人気! インバウンドマーケティングに活用できそうな人気の外国人インスタグラマー10選!

インバウンド向けのプロモーションにInstagramを活用している企業・団体事例10選!訪日プロモーションの参考に!

600万人の暇な時間を活用しよう!空港-都市部間の移動に効果的なインバウンドプロモーションの手法

ランドセルが世界のセレブの間で大流行!?世界でヒット商品を生み出すヒミツ

低迷する美容業界でも市場規模を拡大!「インバウンド」×「ネイルサロン」が盛り上がっているワケ

インドネシア人観光客を呼び込みカギは「宗教観」と「国民性」!?

5つの事例に学ぶ!インバウンドプロモーションには動画を活用せよ!

知らないとマズイ!インバウンドプロモーションに必須の中国3大SNSとは?

あなたはいくつ知ってる?台湾・香港・韓国で人気のアプリ

中国ではもう現金が必要ない?! 知らないと損する中国3大決済方法「銀聯カード」「Alipay」「WeChat Payment」

日本は出遅れている!?中国で主流となっている2大スマホ電子決済とキャッシュレス化の日中比較

Marketing Bankの最新情報を受け取る方法

Marketing Bankは毎日の売り上げにきっと繋がるマーケティング情報を発信中です。
会員登録してメールマガジンを受け取るか、RSS・Facebookとお好みの方法をお選びください。

MarketingBankで丸ごと解決!

メルマガ会員登録(無料)をして、
デジタルマーケティングを学ぼう!

メルマガ会員登録

Marketing Bankをフォロー



お問い合わせ・ご相談

SB C&Sがあなたのビジネスをサポートします。
どんなことでもご相談ください。

お客様から多く寄せられるご質問はこちら
メールでのお問い合わせはこちら

TO PAGE TOP