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インバウンド

2020年に4,000万人突破しない?!シンクタンク各社のインバウンド市場予測の調査手法を徹底解説!

  • 2017年04月12日
  • その他

465_catch.jpg 2016年の訪日外国人観光客数が2,400万人を突破したことにより、シンクタンク各社が2020年までにどれだけ増加するのかの予測値を発表し始めました。
今回は予測値のレポートと、実際に2020年になった時に予測を上回るためには、我々はこれからどのような施策を打っていく必要があるのかの考察をご紹介していきます。

4,000万人に一歩及ばない予測値

本記事で取り上げるのは、以下のシンクタンク2社です。
・ニッセイ基礎研究所
・矢野経済研究所

2社が発表した2020年のインバウンド市場の予測訪日外国人観光客数は以下の通りです。
ニッセイ基礎研究所:3,617万人
矢野経済研究所:3,679万人

この結果からわかるように、2020年までに4,000万人突破は難しいという予測でした。しかし2社の発表の書き振りは異なっています。矢野経済研究所は順調に伸ばしていった結果の約3,600万人の到達という書き振りに対し、ニッセイ基礎研究所は4,000万人を突破すると期待したが、惜しくも約3,600万人の着地という書き振りでした。
どのように算出した結果、上記の数値になったのか次の項で触れていきます。

実質GDPと対円為替レートが訪日外国人観光客数増加のキードライバー

ニッセイ基礎研究所は訪日外国人観光客数が増えるキードライバーとして、実質GDPと対円為替レートを取り上げました。実質GDPを取り上げた理由として、実質GDPが上昇すると国民が自由に使えるお金(可処分所得)が増えるため、訪日旅行に行きやすくなるためです。対円為替レートを取り上げた理由も実質GDPと同じく、円安傾向にレートが転換することで訪日旅行に行きやすくなるからです。

このキードライバーからニッセイ基礎研究所は3つのシナリオを立てました。1つ目のシナリオが2020年10-12月期の対円為替レートが2016年1-3月期の水準から30%円安となることを想定したものです。2つ目のシナリオが2016 年から 2020 年の実質 GDP 成長率が各国とも IMF(International Monetary Fund:国際通貨基金) の見通しから各年 2%上振れることを想定 したものです。3つ目のシナリオが上記2つのシナリオが両方とも起こったことを想定したものです。

465_image001.png 画像引用:http://www.nli-research.co.jp/

このシナリオが2020年に実際に起こったことをシミュレーションして算出した結果が3,617万人という数値です。

矢野経済研究所はニッセイ基礎研究所とは全く異なる調査手法で算出しました。2016 年 1 月~9 月の9ヶ月間に渡って、百貨店、ブランド企業、小売業者に対して、電話によるヒアリングなどを行い、さらに矢野経済研究所の専門研究員による直接面談や文献調査を実施しました。

465_image002.png 画像引用:http://www.yano.co.jp/press/pdf/1632.pdf

これらの調査から、訪日外国人観光客が物品を購入した金額を算出し、それの積算が2020年にはどの程度増えているかで、2020年の訪日外国人観光客を予測しました。矢野経済研究所独自の推計値と発表し、具体的にどのような推計式によって算出されたのかを発表には記載していません。

4,000万人を達成するにはファムトリップが効果を発揮?!

ニッセイ基礎研究所は政府が掲げた4,000万人突破という目標を達成するには、"円安傾向に頼るのではなく、魅力的な観光資源の掘り起こしや対外的な発信を通じた地方への誘致などの新たなインバウンド拡大施策を投じていくことが必要だ" とまとめて、レポートを締めくくりました。

以前当メディアで紹介したファムトリップなどは、ニッセイ基礎研究所のいう新たなインバウンド拡大施策に当てはまります。ファムトリップはまず、ターゲットとする国の旅行会社やブロガーといった発信力のある人達を日本に誘致し、インバウンド向けのサービスを体験してもらいます。そして体験したことを発信してもらうことで、地方の特定のエリアや企業をPRすることができる観光プロモーションの一環として評価されています。

インバウンド×地方の分野でホットなトレンド、「ファムトリップ」とは

まとめ

今回はシンクタンク2社の2020年の訪日外国人観光客予測の調査手法の解説から、政府が設定した4,000万人を突破するために効果的とされる施策の説明までをご紹介しました。
まだ眠っているインバウンド拡大のための施策を掘り起こして、今後のインバウンド市場をより一層盛り上げていきましょう!

※制作協力:訪日ラボ

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