Web系の広告ではリスティング広告やバナー広告が有名ですが、「アドネットワーク」って何?聞いたことがないという方もおられるかと思います。アドネットワークとはWebやSNS、ブログなどを集めて広告配信のためのネットワークを作ることを指し、その仕組みを意味します。ここでは「アドネットワーク」についてご紹介します。

アドネットワークの特徴

それではまず、アドネットワークがなかった時代のことを考えてみましょう。インターネットに広告を出そうと思ったら、まず効果がありそうな媒体を自分で探し、そこに広告を出したいです、とお願いをしに行っていました。

しかも広告を出す媒体は数箇所にもおよび、それぞれ課金のシステムが違っていてとても大変でした。

そこで登場した「アドネットワーク」ならば、入札の形で「広告配信ネットワーク」に登録することで、ネットワークに加盟している多数のWebサイトに一括して広告の配信が可能となったのです。

具体的にはYahoo!ディスプレイアドネットワーク(YDN)や、Googleディスプレイネットワーク(GDN)のほか、GMOの子会社アドパートナーズもAkaNe byGMOや、スマートフォン会社のアイモバイルもi-mobileというのを出しており、広く使われているようです。

アドネットワークのメリットとデメリット

一見画期的で便利なアドネットワークですが、やはりメリットと同時にデメリットもあります。それはいったい何でしょうか?

メリット

アドネットワークのメリットはなんといってもネットワークに加盟しているいるさまざまなWebサイトに同時に広告の配信ができることです。しかもひとつの広告枠に複数の広告が掲載できるので、無駄がありません。

ネットワークに加盟しているサイトといってもいろいろなジャンルのサイトがあると思いますが、サイトのジャンルを絞ることで、自社製品に関連性のあるサイトに配信することが可能です。

また、一括で出稿できるだけでなく、それらの効果をインプレッションやCTR、クリック、CVなどの別で、いながらにして見ることができます。しかもそのデータは第三者が集計しているので信憑性があります。

また課金システムもクリック型かインプレッション課金型かに統一されています。

さらにかつてWebサイトを訪問してくれたユーザーに配信するリターゲティング広告や、時間指定や曜日指定、地域指定で配信するシステムなど、さらに効果を上げるツールも利用することができます。

デメリット

アドネットワークのデメリットと言えば、カテゴリしか選定できず、特定の出稿媒体を指定できないため、アドネットワークに加盟している企業の中に自社の製品に近いものがないとまったくターゲットとしていない媒体に広告が出てしまうこともあることです。そのため、より近い広告を持っているアドネットワークを探して複数登録する必要もある場合もあります。

また課金形態もクリック型かインプレッション型に統一はされているものの、アドネットワークごとに入札のシステムが違ったり、ターゲットに対する手法が異なったりするため、それに合わせる必要があることが挙げられます。

まとめ

ここではアドネットワークについてその概要とメリット、デメリットをご紹介しました。

アドネットワークとは、Webサイトはもちろん、SNSやブログにまで、「入札」という形で登録することで、一括で広告の配信ができます。

しかも配信した広告の効果をいながらにしてサイト上で見ることができ、効果に合わせてさらに効果を上げるためのリターゲティング広告を配信したり、時間指定や曜日指定、地域指定で配信したりするシステムも備わっています。

しかし、アドネットワークごとに入札システムが違ったり、ターゲットへの手法が異なったりすることや、ターゲットとする企業のカテゴリしか指定できないため、ネットワークによってはまったく意図しない企業の広告が表示されてしまうこともありますので、アドネットワークの選定には注意が必要です。