以前サイトに訪問してくれたユーザーに対して再度広告を出し、マーケティングする方法がリターゲティング広告(リマーケティング広告)です。一度は興味を持ってくれた人を対象に行うため、不特定多数にランダムに広告を出すよりも効果的に購入促進を期待できます。

費用対効果から広告費用の種類について詳しく解説しましょう。

リターゲティング広告の費用対効果 

リターゲティング広告の費用対効果

一度は見たけれど購入しなかったサイトの広告が、別のサイトを見ている際に表示される経験をしたことも多いでしょう。これがリターゲティング広告です。

リターゲティング広告では通常のバナー広告よりもCTR(クリック率)や、CVR(コンバージョン率)が高い広告になっています。

リターゲティング広告は費用対効果が良い

自社の商品やサービスを販売し独自運営しているECサイトでは、一度商品をカートに入れたものの、購入しなかった人の割合は平均で70% に上ります。

しかし一度自社サイトに見た経験のあるユーザーは新規顧客に比べCVRが高いです。

そのため、自社の製品に関心のあるユーザーに効率よくアプローチできるリターゲティング広告は、費用対効果が高いメリットを持っています。

リターゲティング広告はCPAを抑え、CVRを上げる

ユーザーの多くはいくつかのサイトを見て、商品を比較していくうちについつい後回しにしてしまい、忘れてしまうことがあります。特に急ぐ必要のない雑貨や家具などは買うまでに時間をかけてしまうことも多いです。

そんなときに、閲覧したことのある商品を再び表示するリターゲティング広告は、ユーザーの購買意欲を刺激し、コンバージョンにつながりやすくなります。不特定多数の人に広告を配信するよりも費用対効果が高まります。

 CPA(コンバージョン単価)

web上でかけた広告費に対して、得られた成果1件あたりの費用をコンバージョン単価と呼びます。

コンバージョン単価=広告費÷コンバージョン数で出すことができます。

CVR(コンバージョン率)

サイトに訪れたユーザーの中から、コンバージョンにつながった割合をコンバージョン率といいます。

リターゲティング・リマーケティング広告費用の種類

広告費用の種類

クリック課金とインプレッション課金の2種類あるリターゲティング広告の料金形態について詳しく解説していきます。

クリック課金

クリック課金とは、クリックされて初めて料金が発生する広告の料金形態です。そのため、クリックされなければ料金が発生することもありません。

広告に興味を持ちクリック数だけに料金が発生するため、広告費と成果が比例しやすく、分析がしやすいというメリットがあります。

しかしクリック数が多くなれば比例して広告費も高くなるというデメリットも存在します。

配信媒体や検索ワードによって広告費が大きく変動するため、多くのユーザーが来訪するサイトに掲載した場合、クリックされる期待を持つことが可能です。そのため想定していたよりも広告費が巨額になってしまうケースもあります。

GoogleやYahoo!など検索ページに広告を出す場合、料金形態はクリック課金のみです。

インプレッション課金

インプレッション課金は、SNSやディスプレイ広告などで使われている課金方法のひとつであり、広告の表示回数によって料金が発生するためクリック率が高い場合でも費用を一定に抑えることができるメリットを持っています。

表示回数が最大となるよう配信されるため、多くのユーザーを対象としており、クリック率が高くなればなるほど単価は安くなる計算です。

一方で分析が難しいデメリットも存在します。

広告が見られるだけで料金が発生するため、そこからユーザーが流入し成約につながるケースがどのくらいになるのか予測しにくいのです。

ディスプレイ広告を出す際には、条件によるもののクリック課金かインプレッション課金のいずれかを選ぶことができます。

費用は自由に設定可能

費用は自由に設定可能

Google広告やYahoo!広告はクリック課金方式なので、表示しただけで料金が発生することはありません。費用はクリックされた回数に応じて料金が発生し、広告主側が広告にかける予算を自由に設定することが可能です。

少ない金額でも利用できますので、出したいweb広告に合わせて費用を調整し予算配分することもできます。予算オーバーすることなく、安心して利用できる広告です。

広告予算のシミュレーション

広告予算のシミュレーションとは、実際に広告を配信した際にどのような結果が出るのかを、過去のデータや計算に基づきシミュレーションすることです。

このシミュレーションは意思決定と広告設計の参考になるメリットがあります。そのために、誰に向けてどんな広告をなんのために出すのかをはっきり決めておくことが重要です。

認知度を向上させたいのか、リード獲得をしたいのかなど、目的によって目標となる値は異なることから、とても重要なシミュレーションです。

広告予算をシミュレーションすることで、広告配信によって得られる成果の期待値を出すことができます。

広告を改善したいもののどこから手をつけたらいいのかわからない場合には、一度シミュレーションを行い、現状を整理し分析することで見えてくることも多いです。

予算の配分は?

予算の配分

リスティング、ディスプレイ、SNS広告、またリターゲティングといったそれぞれの広告について予算配分を行う際には、シミュレーションした結果を目安に行います。

現在リターゲティング広告はさまざまな媒体から出ています。そのためweb広告を出している企業の多くが、いくつものリターゲティングを活用し同時に配信しています。

広告の予算配分を行う上で大切なことは、事業の規模などを明確に把握し、その都度最も適している方法を選択することです。

得られる効果以上の費用がかかっている場合には、費用対効果をきちんと見直し、成果を感じられないものには広告を中止するなどの対応を取ることも重要な判断となります。

リターゲティング広告は費用対効果の高い配信方法

インターネットの普及によって、web広告の重要性も高まった結果、web広告にかける費用も比例して高くなっています。しかし広告は何でもいいから出せばいいというものではありません。しっかりとかけた広告費に対する効果を出すためにも、適切な方法を選択することが何よりも大切です。

通常のリスティング広告やディスプレイ広告を配信しつつ適切な配分でリターゲティング広告も配信し、広告の費用対効果を最大化しましょう。