CVR(コンバージョン率)は、マーケティングに携わっているならだれしも一度は耳にしたことがあるのではないでしょうか。

また、同時に「いまいち理解しきれていない」、「どのように改善していけば良いのかわからない」とあれこれと不安を抱えている人も多いはず。

今回は、サイトの成果を上げるための最も大切な要素としてのCVR(コンバージョン率)についての意味とその重要性、そして効果的な改善方法について徹底解説しています。

CVR(コンバージョン率)とは?

CVR(コンバージョン率)は、Webマーケティングにおいて最終成果に至った数字の割合を示すための指標です。「顧客転換率」と訳され、サイトを訪問したユーザーのうち、全体の中で何人のユーザーがコンバージョンに至ったのかを%で表示します。

コンバージョンそのものは、サイトによって成果の目的が異なるため、母数となる要素は基準とする要素によってそれぞれ異なります。

コンバージョンを算出したい場合の基本的な数式は、「コンバージョン率=コンバージョンした人数/【母数】」で求めることができますが、【】内の母数を何にするかによって算出される割合の数字は異なります。

例えば、サイト全体のビューからコンバージョンを算出したい場合は、「コンバージョン率=コンバージョンした人数/サイト全体のページビュー」となり、サイトのセッション数からコンバージョンを算出したい場合は、「コンバージョン率=コンバージョンした人数/サイトのセッション数」となります。

何を基準にするかによって、コンバージョン率が異なるということを理解しておきましょう。

CVR(コンバージョン率)の重要性

サイトの最終成果となるコンバージョンは、「サイトの集客数×CVR(コンバージョン率)で求めることができます。ここで算出された数値は、コンバージョンを分析するために必要な指標となるため、サイト運営をする上で非常に重要な役割を担っています。

ちなみに、サイト運営を行う上で重要とされる4つの指標は、サイトを訪問した数を表す「セッション数」と、訪問したものの、すぐにサイトから離脱してしまう「直帰率」、そして最終成果である「コンバージョン数」とその割合を示す「コンバージョン率」となっています。

CVR(コンバージョン率)は、サイト全体での数値を確認するとともにページ別に細かく確認することで、それぞれのページがもつ課題を見つけることができます。

CVR(コンバージョン率)の効果的な改善方法

一般的に、通常の検索キーワードで求められるCVR(コンバージョン率)は、1%です。自社サイトのCVR(コンバージョン率)がこの平均値を下回っている場合、サイトやページの改善が必要になります。

ここでは、CVR(コンバージョン率)を向上させるための効果的な改善策について確認してみましょう。

ターゲットの設定

CVR(コンバージョン率)がのびなやんでしまったら、まずはターゲティングが適切であるかどうかを再確認してみましょう。

まずは配信したい広告の商材がターゲットとなるユーザーのニーズにマッチしているかどうかを検証します。広告テキストは、商材を想起させるものであるかどうか、ニーズにマッチしたものであるかどうかなどを確認しましょう。

広告テキストと誘導先のリンクページの内容に関連性があるかどうかなども合わせて確認しておくことが大切です。

ランディングページを見直す

サイトの顔とも言えるランディングページは、サイトへの入り口です。ランディングページを見ただけで離脱してしまうユーザーが多いようでは、コンバージョンの向上は到底見込めません。まずは、「ランディングページの内容が広告テキストとの違和感を覚えないか」、「情報をわかりやすく伝えられているかどうか」、「ひと目で理解できる商品説明ができているか」など、あらゆる観点から検証してみる必要があります。

導線と動線の見直し

ランディングページを含め、CVR(コンバージョン率)に大きな影響を与えるのが、ユーザーの導線と動線です。

この場合の「導線」とは、サイトを管理・運営する企業がユーザーを誘導する経路のことをいい、「動線」は、実際にユーザーがサイト内で動いた経路のことを言います。

この導線と動線がそれぞれ全く異なる動きをし、想定していたものと違う動きをしている場合には、導線と動線の見直しをする必要があります。

まずは、Googleアナリティクスで解析データを見ながら検証を行います。さらに、実際のユーザーがどのように行動したのかを確認しながら、ユーザーが離脱したページの検証を行いましょう。

まとめ

CVR(コンバージョン率)は、サイトからの利益を左右する重要な要素であることがわかりました。CVR(コンバージョン率)の向上を目指すならここで紹介した改善ポイントを理解して、それに見合った改善策を施すことが大切です。

しかし、その施策すらもCVR(コンバージョン率)を向上させる有効な手段にはならないかもしれません。

CVR(コンバージョン率)は、常にユーザーのニーズを意識しながらトレンドの流れをいち早く掴んで改善していくことが必要不可欠です。

是非この機会にCVR(コンバージョン率)を意識したマーケティングを実施してみてはいかがでしょう。