近年のマーケティングにおいて、「ビッグデータ」などデータ活用は1つの大きなテーマとなっています。データの活用においてデータの分析は重要ですが、それを助けるのがデータの可視化「データビジュアライゼーション」です。

今回は、エクセルで利用できるツール、Web上で利用できるツールを中心にデータビジュアライゼーション・ツールを紹介します。

エクセルを拡張してより美しいグラフを作成できるツール

1. E2D3

E2D3は、D3.jsというプログラミングスキルが必要なライブラリを、エクセルで利用できるようにしたOfficeアプリ(アドイン)です。エクセル2013または、無料会員登録で利用できるエクセルオンラインで使うことができます。

エクセルではできないような、より視覚的なインパクトの強いグラフやチャートで表現することが可能になります。

Web上でグラフやチャートを作成、確認できるツール

2. Charted

Chartedは、CSVファイルかGoogleスプレッドシートのリンクを貼る操作のみで自動でグラフを作成でき、Web上で確認できるデータビジュアライゼーション・ツールです。

操作がシンプルなため、グラフの作成作業に慣れていない人にとっても便利なツールです。

3. Jolicharts

Jolichartsは、ダッシュボード上で、グラフやチャートの作成・共有・編集を一括して行えるデータビジュアライゼーション・ツールです。 

シェア機能は、データ全体やビジュアルのみなどを選択して共有可能です。50MBまで無料で使用可能です。 

複数名でグラフやチャートの管理をしたい場合に便利なツールです。

4. Chartbuilder2.0

Chartbuilder2.0は、アメリカの名門メディアQUARTZ社の提供する、チャート作成に特化したデータビジュアライゼーション・ツールです。

ブラウザ上で、必要なデータを入力する操作のみで、誰でも簡単にデザイン性に優れたチャートを作成することができます。

また、Web上で閲覧するのみでなく、作成したチャートは画像、SVG、JSONとしてダウンロードすることも可能です。

5. Statwing

Statwingは、データ解析方法の提案からグラフやチャートの作成に至るまでサポートするデータビジュアリゼーション・ツールです。

データのアップロード後、解析したい項目を選択すると、それに合った最適な解析方法でグラフ・チャートを生成します。

現在は無料で利用可能です。

クラウド上に蓄積された過去のデータをもとに、解析方法を提案する機能があり、データ分析の知識や経験の浅い人でも使いやすいツールです。

インフォグラフィックスに優れたグラフやチャートを作成できるデータビジュアライゼーション・ツール

6. Infogr.am

Infogr.amは、インフォグラフィックスの作成に適したデータビジュアライゼーション・ツールです。

グラフ・チャートなどのテンプレートやテーマカラーの豊富さによって、初心者でも簡単に完成度の高いグラフやチャートを作成可能です。

HTMLタグの自動生成機能もあり、作成したグラフ・チャートなどを簡単にWebサイトへ埋め込むこともできます。

7. Visual.ly

Visual.lyは、インフォグラフィック作成に適したデータビジュアライゼーション・ツールです。

もともとインフォグラフティック・デザイナーのためのオンラインマーケットプレイスとして発展したため、データビジュアライゼーションの中でも特にインフォグラフティックを重視したグラフやチャートのフォーマットがあります。

Infogr.amと異なり、作成できるインフォグラフィックは決まっています。

・Facebookページインサイト情報

・個人のFacebookアカウント情報

・第三者のTwitterアカウント情報

・Twitterのハッシュタグ情報

・自分と有名人のTwitterアカウントの比較情報

プレゼンテーション資料などに、よりインパクトのある個性的なグラフやチャートを使いたい場合に便利なツールです。

Webサイト上で公開するグラフやチャートを作成できるデータビジュアライゼーションのツール、ライブラリ

以降は、JavaScriptなどプログラミングの知識がある人向けのツールやライブラリを紹介します。

8. Google Chart API

Google Chart APIは、Google社が提供する無料のデータビジュアライゼーションのAPIです。URLにパラメータを指定するのみで、Webサイト上にグラフを表示させられます。

棒グラフ・折れ線グラフ・地図などの装飾に加え、QRコードを挿入することも可能です。

複雑な加工を必要としないグラフやチャートを作成する場合に便利なツールです。

9. D3

D3 (Data-Driven Documents)は、複雑なグラフやチャートを作成できるデータビジュアライゼーションのJavaScriptライブラリです。

ボロノイ図・ツリーマップ・円形クラスター・ワードクラウドなどのフォーマットを活用できるため、より高度なグラフやチャートを作りたい場合に最適です。

Webサイト上で公開するマップにビジュアル要素を挿入できるデータビジュアライゼーションのツール、ライブラリ

10. Leaflet

Leafletは、モバイルサイトのマップ作成に適した無料のデータビジュアライゼーションのJavaScriptライブラリです。

モバイルサイトのマップに、スムーズに動作する軽量さを失わずに、視覚性に優れたデザインを挿入することができます。モバイルサイトへのマップに装飾を加える場合に便利なツールです。

11. Polymaps

Polymapsは、タイル画像、SVG、JavaScriptを用いて装飾したマップを作成できるデータビジュアライゼーション・ツールです。

マップを多彩なビジュアルで自由にデザインできます。

まとめ

データビジュアリゼーションというと難しく聞こえるかもしれませんが、見やすいグラフやチャートを作成することで、データの分析をしやすくするということが目的です。

きれいなグラフを作ることで、データ分析という側面のみでなく、印象の良い資料にすることも可能です。

グラフ作成はエクセルのみと考えず、データビジュアリゼーションを使ってみてはいかがでしょうか。