商品プロモーションや新規顧客の獲得、既存顧客のフォローアップなど、さまざまな目的に大きな効果を発揮する自社セミナー。最近では企業規模や業種にかかわらず多くの企業がセミナーを開催しており、ビジネスの成功にむすびついているケースも多く見られます。一方、「セミナーを開いてもなかなか成果が出ない」「次のセミナーで何をやるかアイデアがわかない」といった悩みを持つプロモーション担当者も少なくないようです。

前編の記事では、セミナー企画を成功させる5つのポイントのうち、セミナー開催の目的を明確にする」「ターゲットを意識したコンテンツづくり」という2点目までを解説しました。後編の記事では、より細かく「どうやって内容を作り上げていくか」「たくさんの人を集めるためのコツ」といったノウハウについてご説明したいと思います。

成功するセミナー企画のポイント(3) 魅力的なタイトルをつける

どれだけ優れた内容のセミナーでも、人が集まってくれなければ意味がありません。セミナーのターゲット層となる人たちを惹きつけるために重要となるのが、セミナーの「タイトル」。広告におけるキャッチコピーのようなものと考え、丁寧に作るのがよいでしょう。

たとえば前編でいくつかセミナーのタイトルを挙げてみましたが、あれはまだ「内容をストレートに書き出しただけのもの」。工夫次第でさらに魅力的なタイトルに生まれ変わらせることができます。

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いかがでしょうか。パッと見ただけでも、インパクトが強く、内容がぐっと具体的になったのがおわかりいただけたと思います。セミナーのタイトルを印象づけるためのポイントとしては、以下のようなものが挙げられます。

– 数字を入れる

– “”や!などの記号を活用する

– 「限定」や「無料」など、わかりやすいメリットを入れる

抽象的・一般的な表現に甘んじず、他社との差別化を意識して具体的な情報やメリットを盛り込むこと。広告の基本を守れば、おのずと印象的なタイトルが浮かぶと思います。

成功するセミナー企画のポイント(4) 参加者にとって明確なメリット・特典を考える

先ほど述べた3つ目のポイントとも重なってくる話ですが、セミナーの集客に成功させるためには「いかに参加者に対してわかりやすくメリットを伝えられるか」が重要となります。当然のことですが、自分にとって利益のないセミナーのためにわざわざ時間を作ってくれる親切な人はいません。「そのセミナーに参加すればどのようなメリットが得られるのか」ということを考えてセミナーの内容を練り、なおかつ、そのメリットをセミナーのタイトルや概要文で強調することが大切です。業界やサービスの内容によって内容はさまざまですが、ここでは代表的な「メリット」や「特典」の例をいくつか挙げてみます。

【メリット】

 – 売上が上がる/工数が削減できる(具体的に○%売上向上の事例 など)

 – 著名人の講演が聞ける(講師が著名な人の場合)

 – 同業他社の事例が聞ける(同じく、具体数値があるとなお良い)

 – セミナー参加後、他で公開していない調査レポートなどをもらえる、ダウンロードできる

【特典の例】

 – セミナー参加後のサービスお申込みで初月無料(他、料金の値引きなど)

 – セミナー参加者限定、無料版が使える/無料版の期間延長(30日間→60日間)

 – セミナー内で自社の改善策をモデルケースとして出してくれる(メール文面の添削など)

また、セミナー参加のモチベーションを上げる要素として、以下のようなものもあります。

 – セミナー参加者へ、軽食をご用意 

 – セミナー参加後のアンケート回答で、抽選でプレゼントをご用意 

 – 参加費無料のセミナー

成功するセミナー企画のポイント(5) 現実的に集客可能な企画かどうか

どれだけ素晴らしい内容のセミナーでも、どれだけわかりやすいタイトルでメリットを訴えることができていても、そもそも「現実的に集客の難易度が高い」条件のセミナーではどうしようもありません。集客が難しいセミナーとしては、たとえば以下のようなケースが考えられます。

 – そもそも参加対象者が少なすぎる(従業員数5,000名以上の社長のみ など)

 – 元々ニッチな商材にも関わらず、定員が多すぎる(100社しか使わない商材に50名など)

 – 企画から開催までの日数が短い(企画→開催までは少なくとも1ヶ月は空けましょう)

 – セミナー対象者が自社の顧客リストに含まれない(集客は顧客リストの数が重要なため)

このような場合は、まずはある程度の集客が見込めるセミナーに変更するか、自社セミナー以外のアプローチを考えたほうがよさそうです。

まとめ

前編・後編と2回にわたりお伝えしてきた、「自社セミナー企画を成功させる5つのポイント」。いかがでしたか? 

最近はネットによる集客が比較的容易になったこともあり、自社セミナーを開催する企業が急増しています。競争相手がひしめき合う中、いかに魅力的なセミナーで顧客を獲得するかは、企画者の腕の見せ所。ぜひ、今回の記事を参考にセミナーを成功させてください。