Indeed(インディード)広告はIndeedのサイト内に掲載される求人広告で、無料掲載と有料掲載の2つがあります。Indeedの月間アクセス数は2,000万人を超え、一般的な求人サイトよりもはるかに大きいです。アルバイトや正社員など、さまざまな勤務形態の募集がかけられます。

自社で人材を募集したいものの、どの媒体に出稿したらよいのか、お悩みの方もいらっしゃるでしょう。

この記事では、企業の採用担当や広告運用を担当されている方に向けて、Indeed広告の特徴や掲載の手順、メリット・デメリットなどを解説します。運用のコツも解説するので、求人広告の出稿を検討中の方は、ぜひ参考にしてください。

Indeed(インディード)とは?

Indeed(インディード)は求人情報を専門とする検索エンジンです。アルバイトや正社員など、幅広い雇用形態での求人を載せており、勤務地も日本全国が対象です。

月間のユニークビジターは2.5億人にのぼり、1.75億件の履歴書が登録されています。10秒に1件の割合で求人情報が追加されるなど、企業とユーザーの求職、求人を大量にサポートしています。

Indeedでは、キーワードと勤務地で検索ができます。キーワードには職種や会社名を入力でき、勤務地には都道府県や市区町村、駅の名前を入力できます。たとえば「横浜市 正社員 エンジニア」で検索すると、神奈川県の横浜市内で、正社員として募集しているエンジニアの求人情報が検索結果として表示されます。

通常、求人広告を出稿する場合、各求人サイトに情報を登録する手間や、サイトをまたいで出稿する必要があります。しかし、Indeedでは、キーワードと勤務地で各サイトをクロールして検索結果を表示してくれます。

実際に掲載するには無料掲載と有料掲載があり、自社の状況などに応じて選ぶことができます。ここでは、掲載方法とそれぞれの特徴を解説していきます。

無料掲載する方法

Indeedは無料で広告を掲載できます。ここでは無料掲載の手順を解説します。

最初に、Indeed求人掲載ページからアカウント作成します。アカウントはGoogleアカウント、Facebookアカウント、メールアドレスのいずれかが必要となります。

次に、自社の企業情報の名前、従業員数(任意)、担当者、電話番号を登録してアカウントの作成は完了です。

求人情報は職種名、職種カテゴリー(任意)、雇用企業名、勤務地を登録します。Indeedは仕事内容と勤務地で1件としてカウントされます。事務職と営業職の両方で求人募集をしたい場合は、2回登録する必要があります。

また、職務詳細として雇用形態や勤務時間・曜日など、画面の案内に従って項目を登録します。必須項目は「仕事内容及びアピールポイント」の項目のみですが、より多くの人に募集してもらうには、できる限りすべての項目を埋めることが推奨されます。

続いて、応募受付を設定します。受付の方法、応募通知の受信用メールアドレスなどを登録します。

応募方法は2種類あります。一つ目はIndeedカンタン応募で、アルバイトなども含めて募集したいときに履歴書不要で応募できる方法です。

もう一つのIndeed履歴書応募は、正社員などの募集により通常の履歴書が必要な応募方法です。基本的には、自社の確認しやすい方法、募集したい雇用形態を考慮して選択しましょう。

最後にプレビュー画面で募集画面が表示されるかを確認します。有料オプションの画面に遷移しますが、無料掲載の場合は何も登録しなければ掲載がスタートします。

有料掲載する方法

広告予算など求人にある程度予算がかけられるのであれば、有料掲載を検討してみるのもよいでしょう。

Indeedの有料掲載を利用する場合、アカウント作成までは無料掲載と同様です。有料掲載の場合は、アカウント作成後に求人の管理画面にある「スポンサー求人(有料)を使って露出度を上げる」という項目をクリックします。

必要な情報は、広告予算の設定、請求先の住所、クレジットカード情報となります。Indeedは最初に予算として費用を支払い、チャージする仕組みです。チャージを使い切った時点で掲載が止まります。

掲載は自動更新されないので、解約をし忘れていて料金が引き落とされ続けるといったことはありません。

Indeed広告の特徴

Indeed広告は無料掲載と有料掲載がありますが、それぞれに特徴があります。求人募集のコスト削減のために、無料掲載を選択するだけでは十分な効果が得られないことがあります。有料掲載を利用することで求人が効率的になる部分もあります。

無料掲載の特徴

求人サイトへの掲載には費用が発生しますが、Indeed広告は無料で掲載することが可能です。自社の予算の都合や、期間を定めない募集の場合は費用を抑えることができます。

表示される場所は有料掲載の下となります。また、無料枠の中でも表示の順番に競争があります。Indeedは検索エンジンのため、上位表示されるためには、定期的な情報の更新や、掲載ページの情報の豊富さが考慮されます。Googleの検索結果の順位に似ていますね。また、必要な最低掲載数は6件以上です。

無料で掲載できるものの、実際に効果を得るには定期的な情報更新などメンテナンスが必要です。広告を掲載して終わりではなく、継続して管理するようにしましょう。

有料掲載の特徴

有料掲載の料金体系はクリック課金制です。表示回数が多くてもクリックされるまで料金は発生しません。実際に閲覧数からクリック回数、クリック率などのパフォーマンスレポートを見ることができます。その結果によって、掲載内容や条件の再指定などの改善をすることができます。

また、有料掲載は無料掲載枠よりも上位に表示されるため、より多くのターゲットにアプローチできます。

Indeed広告のメリット

求人サイトと特色の違うIndeed広告ですが、どのようなメリットがあるのかを解説します。

募集できる雇用形態が豊富

Indeed広告はアルバイトや正社員など、自社で募集したい雇用形態に幅広く対応しています。場合によってはアルバイトと正社員の両方を募集したいときもあるでしょう。通常であれば別々の求人媒体に掲載しますが、Indeedを利用すれば一括で済むため、管理が楽であるというメリットがあります。

掲載方法が簡単

有料・無料問わず、Indeed広告は掲載にかかる工数が少ないことがメリットです。わかりやすい設計で、アカウント登録を一度してしまえば、その後は表示されている項目を埋めるだけです。

無料で始めることも可能

無料で掲載できるため、求人の応募がないときに無駄なコストがかからないメリットがあります。求人サイトに掲載すると、求人が発生しなくとも継続的に費用が発生します。予算があまり取れない企業にとってはリスキーになる場合もあるでしょう。

アクセス数を増やしたい場合は、有料枠に切り替えて上位表示するなど、自社の状況や目的に応じて柔軟に変更できます。

掲載内容の反応などが解析しやすい

Indeed広告にはIndeedアナリティクスという解析ツールがあります。Indeedアナリティクスは掲載ページのクリック数や、応募数などの把握や改善に利用できます。Indeed広告は掲載内容の修正にかかる費用は発生しません。広告の掲載後は定期的にチェックし、改善することで費用対効果を高めることができます。

Indeed広告のデメリット

Indeed広告にはデメリットもあります。実際に活用する際の注意点として参考にしてください。

無料掲載での効果は低い

無料掲載は有料掲載の下に表示され、さらに無料掲載枠の中でも検索順を競います。そのため、求職者に表示される回数は有料掲載に比べて低くなります。検索エンジンでは、ユーザーが検索に使う時間は非常に短いため、下の方で表示されてしまうと認知されにくくなります。

自社で募集の期限が決まっている場合は、期待通りの効果が得られない場合もあります。状況や予算によっては有料掲載に切り替えることを検討するとよいでしょう。

運用成果を出すために改善する工数がかかる

分析ツールのIndeedアナリティクスが使えるため、広告内容を改善することができます。しかし、通常の求人サイトのように、求職者にとって見やすいフォーマットが用意されているわけではありません。広告内容の修正やキーワード選定、効果検証などに工数がかかることがデメリットになる場合もあります。

Indeed広告を運用する際のコツ

Indeed広告をどのように活用すればよいかを解説します。工夫次第で効果が大きく変わるのがIndeed広告です。ぜひ参考にしてみてください。

よく検索されるキーワードを入れる

Indeed広告は検索エンジンです。人気キーワードを入れると、それだけ求職者のアクセスを獲得しやすくなります。自社のアピールポイントに、人気キーワードを入れる余地があるのか検討してみましょう。

自社のオリジナルページを作成する

Indeed広告では、自社の専用ページを作成できます。専用ページには画像なども挿入できます。求職者に対して興味を惹きつけるような工夫ができれば、関心を持ってもらったり、自社で働く様子をイメージしてもらいやすくなるでしょう。

まとめ

Indeedは求人情報を掲載する検索エンジンです。無料でも始められたり、アクセス解析などのツールが提供されたり、通常の求人サイトにはない強みを持ちます。アルバイトや正社員など、さまざまな雇用形態に対応しているので、別々の媒体を利用する手間もありません。ぜひ今回の内容を活かして、自社の求人広告にかける費用対効果を高めていきましょう。