メルマガが効果的だと聞くがどのようにメールを書けばよいかわからない、メルマガを配信しているがいまいち効果が実感できないと思う人は少なくないのではないでしょうか。今回は、効果的なメルマガ配信を行なうための「メールの書き方」について紹介します。

1. メルマガの目的を考える

メルマガを実施する目的はさまざまですが、効果的なメルマガを実施するためには、「目的」を明確にしておきましょう。すでにメルマガの担当者がおり、定期的にメルマガを配信している場合でも、メルマガを送ることが目的化してしまっていることが少なくありません。

これからメルマガを実施する場合も、既にメルマガを実施している場合も、まずは「メルマガの目的」を一度、見直しましょう。

メルマガ配信は主に次のような目的で行います。

販促目的のメルマガ

ECサイトでのメルマガの目的は、多くの場合、販売促進です。お得なキャンペーンやセール情報などを配信します。販売促進が目的なので、「安さ」や「商品の魅力」がひと目でわかる、アイキャッチやキャッチコピーが重要です。

サイト集客目的のメルマガ

メディアやコンテンツマーケティングを実施しているサイトでは、サイトへの集客を目的としてメルマガ配信をすることが多いのではないでしょうか。新しく追加したコンテンツや、季節に適したコンテンツなどを配信し、サイトに訪問を促します。各コンテンツのタイトルや紹介文で、ユーザーが続きを読みたくなるような工夫が重要です。

ブランディング目的のメルマガ

顧客や採用候補者に対して、企業イメージを向上させるブランディング目的にメルマガを配信することがあります。メルマガを購読しているコアなファンに向け、他の媒体(ブログなど)で取り上げていない内容を盛り込むなどの工夫をします。たとえば、なかなか知ることができない企業の取り組みや社員の様子といった内容は重要なコンテンツになります。

2. メルマガ読者と適切なコミュニケーションがとれる時間を考える

メルマガは読者とのコミュニケーションです。他のマーケティング手法でも同様ですが、直接個人のメールアドレスに送付されるメルマガでは、「読者」が「誰」であるかをしっかりと考えないと、効果が半減していまいます。

読者によって、最適な「配信時間」や「頻度」が異なります。ビジネスマンに向けたメルマガであれば、通勤時間、昼休み、帰宅時間といったメールを確認しやすいタイミングに配信すると良いでしょう。実際、多くのニュースサイトでは、朝の通勤時間を狙って配信しているメルマガが多いです。

また、配信時間によって適したメルマガの内容は異なります。一概には言えませんが、難しい内容のメルマガを帰宅時間に向けて配信すると、その場では読まれない可能性があります。

メルマガの読者と適切なコミュニケーションを行なうためには、自社のメルマガの読者にどのような傾向があるのか分析・改善を繰り返し検証していく必要があります。

3. 読者がメールを開きたくなる「タイトル」にする

メルマガは、まず第一に開封されなければ意味がありません。メルマガがどのような内容なのかを瞬時に判断できるようなタイトルを付けることが重要です。

日常的に、様々なメールやメルマガが飛び交い、受けてはそれらの中から読むべきメールとそうでないものを一瞬で判断します。読者にとって「読むメリットがある」ということを伝えられるタイトルになるよう工夫しましょう。

4. 読者がタイトルから知りたいと思った情報を見つけられる「冒頭文」にする

タイトルによってメールを開いたとしても、読者がそのタイトルから知りたいと思った情報がすぐに見つけられなければ、メールの本文をしっかりと読まないまま閉じてしまう可能性が高いです。

ECサイトのキャンペーンであればキャンペーンの概要、サイトの集客であれば見てほしいコンテンツの内容、ブランディングであればメルマガの内容の概要と目次など、読者にとって欲しい情報があることを明示するために、冒頭文にこだわりましょう。

5. 目的や読者に適切な文体にする

目的や読者によって、適切な文体は異なります。軽い内容に対して硬い文体では読者の反応が悪かったり、ビジネスに関する内容なのにやわらかすぎる文体では読者が良い印象を受けなかったりと、さまざまです。

基本的には誘導先のサイトや企業サイトの文体と合わせ、読者に対しより親近感を持ってもらいたい場合には、やわらかい文体にするとよいでしょう。

メルマガの筆者を企業ではなく、個人として配信する場合には、その人の個性を出した文体にすることで、メルマガの読者の興味をひくことができます。

6. 動線を分かりやすく設置する

特に販売促進やサイトの集客を目的としたメルマガでは、適切で分かりやすい動線の設置が重要です。

例えば、商品のキャンペーン情報が掲載されているのに、キャンペーン情報の詳細情報が載っているWebページへのリンクが近くになかったり、サイトのトップページへのリンクが貼られていては、せっかく興味を持ったにもかかわらず、キャンペーン商品の購入や問い合わせにたどり着けない可能性があります。

どれだけよいメルマガであったとしても、ゴールへの動線をきちんと導かなければ、意味がなくなってしまいます。メルマガの内容と同時に「適切な動線の設置」は非常に重要です。

まとめ

今回は、効果的なメルマガ配信を行なうための「メールの書き方」について紹介しました。まずは目的を明確にして、タイトル、冒頭文、文体、動線設計といったポイントをしっかりと考えることでメルマガの効果を最大化できます。

メルマガを既に配信している場合も、これから配信する場合も、メルマガについて一度見直してみてはいかがでしょうか。