レスポンシブ広告は、広告が表示されるデバイスや媒体、広告枠に合わせてサイズを自動調整し、最適なサイズで表示・配信を行うプラットフォームです。

レスポンシブ広告を代表するものとして、Google(GDN)とYahoo(YDN)があり、それぞれに異なるポイントがあります。

今回は、レスポンシブ広告の特徴と知っておきたいメリットとデメリットについて詳しくご紹介します。

レスポンシブ広告とは?

レスポンシブ広告は、スマホやタブレット、パソコンなどといったあらゆるデバイスに対応してサイズを自動的に調整してくれます。

レスポンシブのプラットフォームそのものが、表示させるデバイスや媒体に合わせて最適な広告を組み合わせて表示してくれるので、広告主側としては、特にバナーや広告動画などを作成する必要はありません、

レスポンシブ広告で準備しておくべきものは、「アセット」と呼ばれる5つの要素で、「広告見出し」、「長い広告見出し」、「説明文」、「ロゴ」、「画像」のみとなっています。

レスポンシブ広告はレスポンシブ検索広告とどう違う?

レスポンシブ広告には、大きく分けて「レスポンシブディスプレイ広告」と、「レスポンシブ検索広告」の2種類があります。

一見同じようにも見えますが、レスポンシブディスプレイ広告は、「広告配信を行うデバイスや媒体の広告枠に合わせたサイズを自動調整してくれる仕組み」を持っているプラットフォームなのに対し、レスポンシブ検索広告は、「設定したアセットをその状況に合わせて最適化し、自動調整して配信してくれる」プラットフォームのことを言います。

レスポンシブ広告は、この2つのプラットフォームの総称としてマーケティング上では用いられています。

レスポンシブ広告のメリットとデメリット

ここでは、レスポンシブ広告を運用した際のメリットとデメリットを見てみることにしましょう。それぞれをしっかり理解して、よりうまくレスポンシブ広告を活用することを意識しましょう。

メリット

まずは、レスポンシブ広告がもつメリットについて見てみることにしましょう。

・広告を自動調整してくれる:レスポンシブ広告は、AIが持つ機械学習機能を利用してアセットを組み合わせ、最適化してくれる特徴があります。特別なバナーや動画を作成する手間隙を必要とせず、低予算で始めることができます。

・より多くのユーザーへアプローチすることができる:レスポンシブ広告のアセットには、複数の広告見出しや画像を登録することができるので、その都度ユーザーのニーズに合わせた広告の組み合わせが可能になります。

ユーザーが検索したキーワードに関連性のある説明文や画像が表示されれば、ユーザーの興味を喚起する可能性も高まります。

・時間を有効活用できる:レスポンシブ広告で必要なものは、画像やロゴなどの静止画と見出しや説明文などのテキストデータのみです。バナーデザインや動画撮影、画像加工などは全く必要としないため、その分の時間を別の作業に回すことができます。

デバイスごとの要素を準備する必要も全くないため、作業効率は格段に向上することでしょう。

デメリット

メリットがある反面、当然デメリットも存在します。レスポンシブデザインのデメリットを把握しておき、うまくバランスを取りながら運用することを意識しましょう。

・審査に落ちやすい:レスポンシブデザインの最大のメリットは、「審査に落ちやすい」という点です。レスポンシブ広告の広告見出しや説明文はどうしても似通った文章になりやすく、類似したキーワードが複数含まれてしまう可能性があります。あまりにも似通った文章を3つ以上使ってしまうと、審査に落ちやすくなってしまうので注意が必要です。

・拡張テキスト広告を入稿しなくてはならない:レスポンシブ広告では、広告グループごとに拡張テキストと呼ばれるテキストを1つ以上入稿しなくてはなりません。

広告見出しや説明文とは別に設定しなくてはならないため、その分の手間がかかってしまいます。

・意味が通じる見出しと説明文:レスポンシブ広告のアセットでは、複数の広告見出しと説明文を登録します。これらを最適化し、その都度効果的にアセットを組み合わせて表示させてくれるレスポンシブ広告は、いつどんな組み合わせて表示されるかを予測することができません。そのため、どんな組み合わせでも意味が通じるような文章を設定する必要があります。

レスポンシブ広告の効果を上げるために必要なこと

ここでは、レスポンシブ広告を利用するために必要なポイントについて確認しておきましょう。

一貫性を持たせる

レスポンシブ広告で必要な広告見出しや説明文などのテキスト、画像、リンク先URLとして指定したリンク先情報などに相違があると、ユーザーはその時点で離脱してしまう可能性が高まります。アセットの要素は必ず一貫性を持たせるようにしましょう。

必要のないサイトは除外する

レスポンシブ広告は、インターネット上のあらゆるサイトに配信されるため、ニーズに合わないサイトに掲載されてしまうことも少なくありません。不必要な広告費を消化しないためにも不必要なサイトは除外しておきましょう。

ターゲットを絞り込む

広告を配信する対象となるターゲットは、ペルソナ像をしっかりと決めてお区ことが大切です。ニーズのないユーザーに余計な広告費を使うことのないようにしましょう。

まとめ

コスパが良く、手間隙をかける必要のないレスポンシブ広告は、その運用次第で大きな成果をあげることができそうですね。よりうまく活用するためには、定期的なデータ分析を行い、PDCAをうまく回すことが大切です。広告配信後、一定のデータが集まったら、定期的な見直しを行うことを心がけましょう。