前編に引き続き、マーケ担当者なら知っておきたいエクセルの関数を紹介します。今回は、エクセル関数の中でも重要な条件分岐を行なう「IF」関数をメインに紹介します。

6. 条件ごとに表示させる結果をコントロールできる「IF」

*IFは、条件に合致するかしないかで、表示させる結果をコントロールできる関数です。*

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販売の仕事で、売上個数の目標に対する結果をエクセルで表示させる場合を例に説明します。売上個数の目標を40個に設定し、目標を達成した場合は「達成」という表示を、目標に届かなかった場合は「未達成」という表示が出るように、計算式に当てはめます。

計算式はIF(論理式,[真の場合],[偽の場合])です。

7.複数の条件を満たすデータを合計する「SUMIFS」

*複数の条件を満たすデータを合計する場合は、SUMIFSを使います。*

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アパレル店舗で、販売員ごとの売上金額をエクセルでまとめたい場面を例に説明します。

この例では、販売員Aの売上金額を求めるために、対象範囲と各条件を、IFの計算式に当てはめています。

計算式は、SUMIFS(合計対象範囲, 条件範囲 1, 条件 1, 条件範囲 2,条件 2, …)です。

詳しい使い方はこちら:

8.複数の条件を満たす数値の平均値を算出する「AVERAGEIFS」

*AVERAGEIFSは、指定した範囲内で、複数の条件を満たすセルを検索して平均値を求めるための関数です。*

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セミナーの参加者名簿から、参加者属性を分析する場面を例に説明します。

この例の中では、「2回以上参加した女性の平均年齢」を求めるために、年齢と参加回数、それぞれの条件を計算式に当てはめています。

計算式は、AVERAGEIFS(平均範囲, 検索条件範囲 1, 検索条件 1, 検索条件範囲 2, 検索条件 2, …)です。

9.複数の条件を満たす項目の個数を数える「COUNTIFS」

*COUNTIFSは、複数の検索条件に一致するセルの個数を求めるための関数です。*

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スーパーで食材の在庫管理を行う場面を例に説明します。

下の表で「在庫のある果物の中で、金額が401円以上の個数を調べたい」という場合、対象になる範囲や商品名、金額、在庫の有無などの条件を、COUNTIFSの計算式に当てはめることで、素早く調べることが可能です。

計算式は、COUNTIFS(条件範囲 1, 検索条件 1, 条件範囲 2, 検索条件 2, …)です。

10.必要な項目を素早く探す「VLOOKUP」

*VLOOKUPは、先頭列で検索して対応する値を求めるための関数です。*

具体的には、指定された範囲の 1 列目(一番左端の列)で値を検索し、その指定範囲内の別の列の同じ行にある値を表示します。

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必要な商品を一覧表の中から選び、見積書に転記する場面を例に説明します。

この例の中では、商品一覧表の中から液晶テレビを探し出し、見積書に転記するための条件を、計算式に当てはめています。

計算式は、VLOOKUP(検索値, 範囲, 列番号, 検索の型)です。

なお、検索値の検索方法を TRUE(近似値)か FALSE(完全一致)で指定します。

まとめ

今回紹介したエクセル関数は、何度か実際に試して操作に慣れれば、誰でも使えるようになるものです。一度マスターすれば、仕事や作業のスピードが非常に速くなるので、ぜひ日々の業務や生活の中で活用してみることをおすすめします。