外国語で書かれたPDF資料の翻訳をスピーディーに行いたい場合は、PDF翻訳ツールがあると便利です。今回は、PDF翻訳ツールについて紹介します。

PDF翻訳ツールってなに?

PDF翻訳ツールとは、簡単な操作を行うだけで、外国語で書かれたPDF資料を自動翻訳できるツールのことです。

無料で使えるツールと有料で使えるツールがあり、それぞれ機能や特徴が異なります。

日々のマーケティング現場では、海外の最新のマーケティング情報を確認する場合や、海外の顧客を持つ企業が契約書や企画書などをやり取りする場合などに便利なツールです。

PDF翻訳ツールによって翻訳にかかる時間を短縮することで、業務効率化はもちろん、マーケティング戦略において重要なことに時間を割くことが可能になります。

無料で使えるGoogleのPDF翻訳!使い方の3ステップ

英語のPDFファイルを全文日本語訳する場合、無料で利用できる「Google翻訳」を使うと便利です。

PDFファイルをアップロードし、変換前後の言語を指定する作業のみで、全文を自動で翻訳することが可能です。

わざわざPDFからテキストやWordに書き出す手間をかけることなく翻訳できる手軽なツールです。

簡単な手順を3ステップに分けて説明します。

1. Google内の「ドキュメントを翻訳」をクリックし、PDFファイルを選択する

Google翻訳のページに飛び、「ドキュメントを翻訳」をクリックして、翻訳したいPDFファイルを選択します。

「Google翻訳」トップページに飛びます。その後、「ドキュメントを翻訳」をクリックし、翻訳したいPDF資料をアップロードします。

2.「翻訳」をクリックする

アップロードするファイルを選択した後、PDFに書かれている言語と翻訳する言語を選択します。その後、「翻訳」ボタンをクリックします。

3. 画像などが無くなり、翻訳されたテキストのみが表示される

写真などが抜けHTMLで訳文テキストのみが表示されます。

挿絵や写真に附注の訳文が重なって一部見えにくい箇所もありますが、日本語に翻訳されたテキストを確認できます。

変換に当たってPDFファイル上の画像や装飾はすべて取り除かれ、テキストのみが表示されます。

注意点として、アップロード可能なPDFファイルの容量は5MBまでという制限があります。もし5MBを超える場合は、事前にページを分割するなどの下準備が必要です。

PDF翻訳に便利な有料ツール、WEB-Transer@クラウドとは?

WEB-Transer@クラウドとは、株式会社クロスランゲージが提供するクラウド翻訳サービスです。

社内の翻訳を必要とする資料を一元的に管理・蓄積・再利用可能な翻訳プラットフォームです。

700万語を超える専門用語が登録されていることと、ユーザごとの翻訳資産を蓄積・再利用することによって、長期間使い込むほど高精度な機械翻訳が可能になります。

また、Google翻訳では、画像やレイアウトの崩れが生じますが、レイアウトはそのままで、英語のファイルを日本語に変換できます。

有料ツールのWEB-Transer@クラウドは、無料翻訳ツールにはないPDF翻訳機能以外の便利な5つの機能を備えています。

1.Officeアドイン機能

Officeアドイン機能とは、PowerPoint・Word・Excelのファイルを1クリックで翻訳できる機能です。

翻訳時の文章の長さを判定してフォントサイズを自動調整するため、レイアウトを崩すことなく翻訳することが可能です。

また、文中の文字装飾や文字色の再現も可能です。

2. テキスト翻訳機能

テキスト翻訳機能とは、文章を様々な翻訳方法を活用して翻訳する機能を指します。

翻訳された文章を再度、元の言語に翻訳して訳質を確認できる機能や主語や目的語を自動的に補う機能など、目的に合った翻訳を行える機能が豊富に搭載されています。

3. Web翻訳機能

Web翻訳機能とは、指定したホームページのレイアウトを保持したまま翻訳する機能です。

外国語のホームページの場合でも、簡単に意味を把握する事ができます。

翻訳方法は「原文と訳文」の2モードから選べます。

4. Internet Explorerアドイン機能

Internet Explorerアドイン機能とは、ブラウザのInternet Explorerで表示されているサイトのレイアウトを維持したまま、全文を翻訳できる機能です。

5. 翻訳メモリ機能(文例登録機能)

翻訳メモリ機能とは、商品名・会社名・地名や企業用語などの固有の単語を登録できる機能です。

辞書を登録することで翻訳精度が向上します。

大量のエントリーを行う場合、インポート機能を活用して、Excelなどで作成したファイルから一括登録することも可能です。

翻訳メモリ機能よって文例登録された辞書は、部門や会社全体で共有化することが可能です。

WEB-Transer@クラウドはこんな悩みがある人におすすめ

・定期的に翻訳を必要とする業種の企業で、年々増加する翻訳コストが課題になっている

・社内に共有した辞書が無く、担当者により訳語に違いが出てしまう

・翻訳に必要以上の時間がかかり、作業効率が下がっている

・翻訳資産を蓄積できるシステムが無い

・無料翻訳サービスを利用した場合、情報漏洩のリスクがある

一つのプランで最大50台までのPCに対応できるツールです。

まとめ

今回は、PDF翻訳ツールについてまとめてみました。

無料PDF翻訳ツールのGoogle翻訳は手軽さが特徴です。有料PDF翻訳ツールのWEB-Transer@クラウドは、PDF翻訳以外にも便利な機能が付加されています。

それぞれのツールの特徴と自社の悩みを把握した上で、自社に最適なツールを選択していきましょう。