ユーザーテストは「ユーザビリティテスト」ともいい、名前通り「ユーザビリティ向上」や「プロダクト改善」を目的としたテストです。実際のユーザーをしかるべき会場に呼ぶことや、リモート環境で行うテストがそれに当りますが、果たしてどんなメリットやデメリットがあるのでしょうか?

どんな人が対象となるのか?

ユーザーテストはインタビューの事前にユーザーにアンケートをしてもらったり、使用後のアンケート結果によって参加できる人とできない人に振り分けられるケースや、実際にWebサイトなどを指示に従って利用してもらったりすることもあります。

事前アンケートには、「親子での沖縄旅行をネットで検討した」「賃貸オフィスをネットで探した」「映像の制作をネットで検討」などのレアケースなど、いろいろなユーザーのいままでの体験に基づいたケースがあります。どんな人が対象となるのかは、こちらが用意した数問のアンケート条件に合致した人となります。

ここで対象者を選定するのが、骨が折れる作業と同時に非常にユーザーテストの精度に関わる重要な作業となりますが、費用はかかりますが外部の専門業者に依頼するのも可能です。

ユーザーテストの効果

それではユーザーテストでどのような効果が得られるのでしょうか?

ユーザーの「生の声」をきくことができる

ユーザーテストでは、日頃アクセス解析やクリック数の結果画面を見ていただけではわからない、ユーザーの「生の声」を聞くことができます。

例えばとある企業のホームページで、リピーターには理解できても、新規客にはなんのことか意味がわからない、反対に新規客むけに書かれていてリピーターにはまどろっこしかったので離脱が多かったなどが挙げられます。

企業側がよかれと思ってやっていることでも、ユーザーにとっては不満であり、改善を要求しているがなかなか企業側に伝える機会がないということもありますので、こうしたユーザーテストの機会はコアなユーザーとも巡り会える貴重な機会と言えるでしょう。

ユーザーテストを繰り返してコンバージョン率UP

また、一度ではなく、いろいろなユーザーにユーザーテストを受けてもらい、何度か繰り返すうちにコンバージョン率も次第にアップしてきます。

これは、ユーザーテストで得た意見を取り入れて、製品を改良した結果だと言えるでしょう。

ユーザーテストのメリット・デメリット

それではユーザーテストのメリットとデメリットをまとめてみました。

メリット

ユーザーテストのメリットは先程も言った通り、ユーザーの生の声をきくことができ、自分たちでは見いだせなかった問題点を見つけることが出来る、ユーザーから聞いた生の声で正確な商品の改善点がわかる、などが挙げられます。

デメリット

ユーザーテストのデメリット。それは対象となる人を集めるのに苦労することです。アンケートの問題を作ったりそれをウエブ上に掲載したりし、募集を待ちます。うまく応募があっても条件に合う人が必ずしも揃うとは限りません。

こうしたユーザーテストの条件にピッタリ合うユーザーを探してくるのが第一の関門であり、ユーザーテストを成功させる鍵となってくるでしょう。

また多くの場合、このようなユーザーはいつもサイトに来てくれるコアなユーザーであることが多いです。

まとめ

ここでは、ユーザーの生の声を聞く貴重な機会である「ユーザーテスト」についてご紹介しました。普段、アクセス解析やクリック数などの画面の裏側ばかり見ていては得られることができない、ユーザーの生の声を製品に活かし、改良を加えたところ、コンバージョン率が2倍近くまで跳ね上がったケースも報告されています。

もっともユーザーテストは条件に合致する人を探すのが至難の業と言われていますので、自社で対処できない場合は専門の業者に依頼するのも一つの手だと言えます。