マーケティングにもバージョンがあって、1.0からはじまり、現在は4.0になろうとしていると言われています。現在はデジタルなマーケティングが主流ですが、かつてのマーケティングとはどのようなマーケティングだったのでしょうか?それを踏まえた上で、マーケティング4.0時代のマーケティングのあり方を見ていこうと思います。

従来のマーケティングとは?

かつてマーケティング1.0の時代はとにかく自社が作った商品の「販売促進」がメインでした。CMなども商品名を連呼するとかとにかく商品名を覚えてもらおうと必死だった時代です。

それがマーケティング2.0になって、ユーザーが必要とするものをどうやって作るかに変わりました。ここで、消費者目線が芽生えてきたのです。他社の競合も増えてきて、どうやったら他社と差別化できるか?も課題でありました。

それがマーケティング3.0になって、顧客へのアプローチを考えるようになり、商品だけでなくユーザーの「精神」へのアプローチも課題となりました。

マーケティング4.0時代とは?

そして時代はマーケティング4.0へ移ろうとしています。マーケティング4.0はマーケティング3.0を更に完璧にしたもので、「顧客の自己実現を促進させるような商品の開発を実現すること」に重きを置きました。

そして伝統的なマーケティングの手法プラス、デジタルの手法をもマーケターは身につけるべきで、むしろ必須になると考えられています。

さらに検索画面やスマホの検索スペース横に表示される個別にパーソナライズされた広告の表示、TwitterをはじめとしたSNSに表示するデジタル広告ではユーザーに「驚きや感動」を提供しつつ、コンバージョンへつなげていく作戦が展開されています。

マスから個への時代へ

これまでのマーケティング手法を振り返ってみると、マーケティング1.0から2.0はマス・マーケティング。3.0から4.0はより個人を対象としたマーケティングだと言われています。

もっともこの手法は昔から一部では行われいたのですが、デジタルなツールの登場で簡単にできるようになりました。

インターネットが登場したことで、様々な価値観や情報に触れる機会が多くなったことに加えて、企業だけでなく個人が発信するSNSの口コミなどで、生の声にふれる機会も多く、ユーザーが「ほんとうに良いもの」を追求する目も厳しくなりました。

時代は「みんなが買っているから」ではなく、「自分がほんとうに欲しいもの」を追求する時代になったのです。当然マーケティングもそれに合わせた方法が求められるようになって、マスから「個」のマーケティング用のツールも登場してきたのです。

しかし残念ながら日本はまだ一部しかマーケティング4.0に到達していないと言われています。これだけデジタルの時代になり、それに合ったマーケティングが提唱されていながらも、リソースや費用の問題で従来のマーケティングから脱却できずにいる企業も多いようです。

まとめ

ここでは「マスから個への時代のマーケティングはどうあるべきか?」についてご紹介しました。

1900年代に入ってはじまったマーケティング1.0から進化をして現在ではかつてマズローが提唱した「自己実現欲求」で言えば、頂点の「自己実現欲求」まで行っていると言われています。

ユーザーは個々によってそれぞれ実現させたい欲求が違っています。それにあったマーケティング手法も確立されて来ましたが、実現のためには「感情」が不可欠だと言われています。AIが人間の代わりに仕事をしてくれて第四次インターネット革命が進めば、ユーザーは「自分らしくいられること」を考えるようになり、そのための商品を探すようになります。

ここで、ユーザーの感情をゆさぶる文章を提示し、ユーザーの求める商品を提供して感情を満たしてあげれば自然と結果はついてくると想像されます。