Facebook・Twitter・LINEなどのソーシャルメディアによる情報の拡散が、ビジネスにおいて非常に重要視される時代になっています。ソーシャルメディアは共感による繋がりを重視している側面があり、従来の口コミ型広告と比較してより高い信頼性やブランド力を獲得しやすいツールと言えるでしょう。そこで今回は、ソーシャルメディアで共感と拡散を促すためのノウハウをまとめていきたいと思います。

共感と拡散を促すための基礎知識

ソーシャルメディアによる情報拡散の基礎となるのは、共感です。では共感とは何でしょうか。

共感とは自分以外の個人が発信した意見・感想・主張を自分と重ね、同一であると感じることです。共感する瞬間というのは日常の様々なシーン存在しています。例えばドラマの主人公の行動、ニュースで取り上げられる事件の当事者、車の中で聴いた音楽の歌詞など、その対象は多種多様です。

しかしこれらには共通している点もあります。多種多様な共感に共通しているもの、それは「個人」や「らしさ」といった極めてパーソナルな部分であるということです。共感を覚える人々は、情報の発信源に対して、その人らしさやそのモノならではのオリジナリティを感じ取り、それに同調していると考えられます。

裏を返せば、一般論や当たり障りのない常識論、自己の地位や名声を保持するためのポジショントークには共感を覚えないということになるでしょう。

つまり共感がSNSを通じて拡散されていくためには、「個人」としてのオリジナリティが重要になるということになります。この個人を企業に置き換えても理屈は同じです。業界の慣習やセオリーにとらわれない、「その企業らしさ」を打ち出すことで共感を勝ち取ることが可能です。まずこの点を基礎知識としておさえておきましょう。

Facebookで共感を呼ぶ投稿に必要なもの

ここでソーシャルメディアの代表格の一つ、「Facebook」において共感を呼ぶのはどんな投稿かということを考えてみましょう。

企業がFacebookにおいて共感を覚えてもらうためには、「企業らしさ」に加えて何らかの付加価値を付けることが重要です。この付加価値には、リアルタイム性・コミュニケーション・舞台裏の情報・新鮮さを感じさせる技術などが含まれています。

例えば自社が発展してきた歴史や乗り越えた苦難を公開することで、見る人はその企業の舞台裏や歴史を知ることができ、そこから「らしさ」を感じとって共感を覚えるのです。さらに季節に関するクイズやキャンペーンを打ち出せば、話題のリアルタイム性からコミュニケーションが活発になり、これも共感の源泉となるでしょう。

このように単に「企業らしさ」を愚直に表現するだけではなく、何らかの付加価値をつけることでより共感が得られやすくなります。Facebookでより多くの共感を勝ち取るためには、オリジナリティと付加価値に富んだ投稿が有効であることを理解しておきましょう。

Facebookでの投稿のタイプとそのポイント

Facebookでは投稿においていくつかのタイプが存在しています。もともとはテキスト+写真の投稿がメインでしたが、最近ではよりコミュニケーションを活発にするため、リンク投稿・動画投稿も数多くあります。

現状は、写真(静止画)投稿とURLリンク投稿、動画コンテンツ投稿の3つが主流であると考えて良いでしょう。

まず、写真(静止画)投稿においては、投稿する写真の枚数、順序、本文との関連を意識することがポイントです。魅力的な写真ほど1枚目に、本文は写真の上につけることで見る人への働きかけが強くなります。

次にURLリンク投稿ですが、テキストは短めに設定したうえで魅力的なサムネイルを用意し、詳細情報への誘導を促すことで、自社サイトへの送客に効果があるでしょう。<br>

最後の動画コンテンツ投稿は、サムネイル設定、尺の長さ、序盤の内容と字幕設定などがポイントです。動画はできるだけ短い尺で、序盤にインパクトを置き、字幕で補足しながら最後まで離脱セずに視聴してもらえるように工夫しましょう。

SNSの特性と投稿のコツ「twitter」編

Facebook以外に有効活用できるソーシャルメディアとしては、twitterも視野に入れておきましょう。

twitterは独自のカルチャーがあり、それをうまく利用することで共感を呼びやすい投稿になります。まず製品やサービスを「ネタ」にして話題性のある投稿にすることがポイント。twitter利用者は突っ込みどころのあるネタが大好きで、それをコミュニケーションのキーにしている傾向があります。

さらに連続投稿やハッシュタグの活用でより人目につきやすくしたり、本来出てこないはずの「企業アカウントの管理者」がつぶやいてしまったり、といったイレギュラーな演出も効果的です。

SNSの特性と投稿のコツ「LINE」編

一方、LINEはtwitterと比較するとのんびりした雰囲気が持ち味です。メールや電話の代用となっている側面もありますので、「暇があるときに見る」ユーザーが多いことが特徴。その一方でいったん届いたメッセージは熟読する傾向があり、クーポンやアンケートへのアクセスが高いことでも知られています。「暇つぶし」のついでに楽しめるような、お得情報やクーポン、クイズやミニゲームなどを組み合わせた投稿が効果的でしょう。

まとめ

ソーシャルメディアは企業であっても個人と同じように「らしさ」を演出することで共感を得られやすくなり、またメディアによって独自の文化があるためその文化に合わせた投稿が必要です。ソーシャルメディアを使って、企業の認知度とブランド力を高めるために、これらの情報を参考にした投稿をおすすめします。