スマホの利用者が爆発的に増加していると同時に、ユーザがスマホアプリで商品に触れたり、購入を決める機会が増えています。スマホアプリを開発することで売上アップやリピーターの増加などにつなげている事例が多くあります。

今回は「スマホサイトとの違い」「スマホアプリを活用した成功事例」について紹介します。

スマホアプリとスマホサイトの違い

「スマホアプリ」はブラウザ上で動く「スマホサイト」と異なり、様々なメリットがあります。スマホアプリとスマホサイトの主な違いについて、下記の表にまとめました。

動作速度

スマホサイトよりも、スマホアプリのほうが速い動作や起動が可能で、*ユーザに対して快適な操作性を提供*できます。

ネイティブ機能との連携

スマホアプリは、ネイティブ機能(もともと端末に搭載されているカメラやセンサー、コンパス、電話帳などとの機能)との連携できます。また、プッシュ通知によるユーザへの訴求や、BeaconによるO2O施策の実施などが可能です。

通信環境による影響

「インターネットにつながっている状態」が必須のスマホサイトと比較して、通信環境やブラウザ環境による影響を受けづらく、スマホアプリはインターネットに繫がっていなくても、利用できます。*スマホアプリは、ユーザが「必要なときにどこでも使える」ことが特徴です*。

開発難易度

スマホサイトがワンソースで複数のOSに対応出来るのに対し、スマホアプリは各OSに応じてソースを使い分けることも必要な場合が多いため、より技術力が必要となります。この点ではスマホアプリの方が開発難易度が高くスマホサイトに劣ります。

SNSによる拡散

スマホアプリではアプリが無いと見られないコンテンツがある場合など、SNSでの拡散がしづらいです。ブラウザさえあれば見れるスマホサイトではSNSと連携した拡散がしやすいため、この点ではスマホアプリが劣ります。

スマホアプリを活用した4つの成功事例

全世界で500万ダウンロードを突破したファッション系アプリ「WEAR」

ファッションコーディネートアプリ「ウェア(WEAR)」人気のオンラインファッションストア「ZOZOTOWN」を展開するスタートトゥデイが手掛けるアプリで、2015年4月に500万件ダウンロードを突破しました。

ユーザが投稿したコーディネートを見ることができ、自分の持っているアイテムに合わせたコーディネートを検索したり、人気のコーディネートをチェックできます。

また、ZOZOTOWNで購入した商品やお気に入り登録したものを使用したコーディネートがアップされると、プッシュ通知で知らせる機能があり、ユーザに対してZOZOTOWNでファッションアイテムを購入する楽しみを与えたり、気になっている商品の購入を促したりといったことが可能です。

*ユーザにZOZOTOWNを利用する楽しみを提供するのはもちろん、「プッシュ通知との連携でユーザに強く訴求できる」というスマホアプリの特徴を上手く利用している事例です。*

アプリ経由の売上が40億円を突破!タクシー配車アプリ「全国タクシー配車」

「全国タクシー配車」はタクシー配車を手掛ける日本交通が開発したアプリです。GPS機能を利用することで、全国各地の提携タクシー会社約2万台の中から、乗車所近くを走行している車両を簡単に呼び出せます。

*ユーザが「タクシーを呼ぶ手間」を軽減するのはもちろん、天候の悪い日などには対応しきれない場合があった電話での対応を減らすことができ、業務の効率化にもつながっています。*

ダウンロード数100万件を超える家計簿アプリ「Zaim」

Zaimはスマートフォンで家計簿がつけられるアプリです。

カメラで撮影したレシートの品目や金額情報を読み取り、自動で入力する機能や、約1500の金融機関の入出金記録を自動取得する機能のほか、円グラフや棒グラフを手軽に作成でき、家計簿を分析できる便利なアプリです。

*スマホサイトはインターネットに繫がっていない環境では利用できませんが、スマホアプリでは利用できます。通信環境が悪い場合に使えないと不便なサービスでは、アプリ化することでユーザ体験を向上することができます。*

まとめ

ここ数年の急速なスマホの普及に伴い、自社のサービスにスマホアプリを導入することで、ユーザにとってこれまで以上に便利で快適な体験を提供できるだけでなく、上手に活用することでリピート率の向上など、売上に大きな影響を与えます。

次回は「実際にスマホアプリを導入する場合、どのような手順で進めていけばよいのか」について紹介します。