スマホユーザーがかなりの数を占めるようになった現在において、マーケティングにもスマホを活用することが求められるようになりました。スマホを利用することで爆発的に売れる商品もあり、そこにはスマホでの商品アプローチとスマホユーザーの需要の一致があるでしょう。

売りたい商品に関して、意外性を提供することや現在売れている商品に対する不満をピックアップしてそれを解決すること、またある商品ジャンルに対して代名詞となるような現行の商品が存在しないとき、そのジャンルの商品企画・開発をすることがヒット商品を生み出す大きなポイントとなります。

こうしたアプローチが様々な方向でスマホユーザーのニーズにはまれば、スマホからバカ売れする商品が登場するはずです。

そこで今回はスマホで狙うべきターゲット層と、スマホで売れる商品の企画として大事な原則、また原則を満たす企画を作るためのポイントをご紹介します。

スマホで狙うべきターゲットのポイント

①20-30代

商品や情報などを検索する際、スマホを使う人がいればPCを使う人もいます。スマホとPCにおける検索数を性別・年代別にリサーチしたデータでは、20代や30代では男女ともにスマホでの検索数がPCでの検索数を大きく上回るという結果が出ています。

そもそもPCでの検索数が全年代において大きな波がないのに対し、スマホでの検索数は20代・30代の数値が飛び抜けています。これはスマホユーザーが20代と30代に集中していることを示しているとも言えます。

この年代を狙ってスマホユーザーに向けた商品企画を行うことが第一歩でしょう。

②地域での検索数の差はほぼない

印象としては地域によってそれぞれの年代が占める割合が異なることもあり、若年層が集中している地域はよりスマホでの検索が多いのではないかと考える人も多いのではないでしょうか?

しかし、スマホに関して地域差はほぼないという結果が出ました。つまり、ある特定の地域を狙って商品企画を行うことにあまり意味がないといえるでしょう。

逆に言えば、ヒット商品を生み出すには全国的に幅広く訴求できる方がよいということにもなります。

③スマホのみのユーザーが増えている

\PCのみのユーザー、スマホのみのユーザー、マルチデバイスのユーザーの数を比較したデータでは、スマホのみのユーザーはおよそ1.6倍、マルチデバイスのユーザーは1.2倍となっていることがわかっています。

つまり、スマホのみを利用しているユーザーの数が増えたのです。マルチデバイスのユーザーは、例えばPCのみを持っていて、そこにスマホを加えたなどのパターンで増加したこと考えられます。一方で、スマホのみのユーザーが増えたことは、それまでPCのみのユーザーだったのが、PCを利用せずスマホ1本に絞ったというケースが考えられるのです。

このデータから、スマホユーザーに絞って訴求する商品企画でより販売数を伸ばせる期待も湧いてきます。

④スマホのみのユーザーは若年層に多い

最後に、PCを使わずスマホのみを利用するユーザーの割合を性別・年代別に見ていくと、20代が一番多く、その次に30代、40代と続くことがわかりました。20代ではスマホのみユーザーは男性でおよそ30%強、女性だと40%を大きく超える結果となっています。

総じて女性の方がスマホのみユーザーの割合が多くなっており、どの年代でもおよそ男性を超える結果となっています。このデータを元にすると、スマホからヒットさせる商品企画を行うには女性をターゲットにすると有効であると考えることができます。

また、これまでのデータでスマホ利用やスマホでの検索の独自性を見ると、よりスマホで検索してもらいやすい商品企画を行い、さらに女性に訴求するものであればスマホでバカ売れする商品を生み出すことができる可能性が高いと言えます。

スマホで売れる商品の企画

スマホで売れる商品を企画するために大事なポイントとしてはいかにそのジャンル、商品、サービスといえば〇〇という連想をさせられるか、売れている商品の不満を解消するためになにが不満でどうしたら解消できるのかを常に考え企画を行うこと、これまでの発想を覆すようなインパクトをどれだけ与えられる企画かが重要です。

そういった企画を行うために必要なポイントは何なのでしょうか?

売れる商品を作るために意識したいポイント

商品イメージやインパクト、不満を解消すると一言で言ってもそのような商品を開発することは簡単ではありません。まず自分たちの強みが何なのか、競合はどういった会社があるのか、顧客のニーズは何なのか、3C分析を行い正しく理解することからはじめましょう。まず顧客分析を行います。

顧客のニーズを捉える

まず最も重要な事は現状に対して顧客がどのように不平不満を感じているかを知ることです。手軽に無料で実践できる身近な方法としてはYahoo知恵袋や教えてgooなどによさせられている悩みを分類分けし、分析していきます。また有料で実施ができる場合には楽天リサーチなどを利用しアンケート調査を実施してもよいでしょう。この際は誰にアンケートを取るのか、どのような質問設計でアンケートをとるのかが重要なポイントになります。

競合の強み弱みを正しく理解する

次に競合の分析を行います。どのターゲットにどのような価格帯で訴求しているのかを分析します。それを踏まえてどのような点がヒットしているのか、不満と感じている点はどのような点なのか、またそれをよりよくしたり解消できるような商品を企画したりするにはどうしたらいいのかを分析していくことも重要です。

自社分析を行う

最後に自社商品の分析を行います。自社商品の企画に関しては企画内容がターゲットユーザーにとって伝わりやすくわかりやすいものになっているのか、意外性がある企画になっているか、信頼できる商品になっているか、メリットのある商品かなどチェックしていきましょう。

まとめ

今や商品の企画時に決して忘れてはいけないスマートフォン。スマホユーザーのニーズや検索傾向、属性を正しく判断して商品の企画、プロモーションを対策することが非常に重要です。そのためにも顧客、競合、自社の情報を正しく認識することも忘れずに行いましょう。