現在、オンラインデバイスの普及が進み、インターネット広告の市場は大きなものになっています。2021年現在、市場は2兆円規模に達し、様々な方式の広告が台頭しています。

 そうした多様化するインターネット広告を、自社で完結させることが難しいという声にこたえて現在インターネット広告代理店が存在します。

 それではどのようにして代理店を選べばよいでしょうか。重要なポイントは

・広告代行手数料の料金体系…イ

・最低出稿費用などの代理店側の条件…ロ

・サービス内容(提案・分析・タグ付け・分析結果の発表)…ハ

・運用・営業体形…ニ

などが挙げられます。

 イについてはどのようなシステムが自社に合っているか、という見極めが重要です。広告費によって変動する「テーブル制」であるか、「固定制」であるか、などです。

 ロについては、各代理店が設定する条件の注意です。全ての代理店で一律のシステムが獲られているわけではなく、最低契約期間や初期費用、最低出稿費用を設けている会社もあります。その敷居が高い代理店程大きな広告案件を抱えている、とも考えられるので自社の広告出稿条件と各代理店の条件、力量の見極めが重要になります。

 ハについては、各代理店が提供するサービスの違いのことです。前項までに紹介した料金体制の違いはこのようなサービスの差にも表れます。ただ広告を打って終わり、というわけにはもちろんいかず、広告成果の確認であったり、分析結果から助言を行うサービスもあります。しかしこの分析も結果だけ知らせるシステムであったり、透明性が担保されていないものもあります。すべて代理店に任せるのではなく自社の分析ができる人材の仕事に合わせて代理店を選ぶのもよいかもしれません。

 ニについては、代理店の体制についてです。代理店の規模にもよりますが、営業と運用がそれぞれに分かれている場合と、一体となっている場合があります。精緻な広告出稿を考えている場合は提案の食い違いや連絡漏れなどはかなりの痛手となりますので、そういったところにも留意して選ぶと良いかもしれません。

 そういった広告代理店がどういったインターネット広告を配信しているのか、文字通りカギとなる「検索キーワード・検索クエリ」について紹介します。

 まずGoogle広告はどのように行われるでしょうか。Googleリスティング広告とは、広告主があらかじめ設定したキーワードがGoogle検索エンジンで検索された際に、上部に広告が表示・配信される仕組みのことを指します。皆さんのも検索した時にうっすらグレーの文字で(広告)と書かれたぺージを目にしたことがある人は多いと思います。

 そうして表示された広告ページに、ユーザーが興味を持ち、クリックして商品を購入することがあればこの広告は成功だった、ということになります。

 また、Googleが提携しているサービス(GmailやYouTube)とも連携して広告を出稿することができる点も魅力的です。(例えば、WEB検索で一度広告をクリックしたユーザーに対して、今度はYouTube上で類似商品の展開広告を狙い打つ、など)

 こうした広告に対して、ユーザーが検索した言葉、気になっている言葉を拾うシステムが検索クエリです。

 厳密に検索クエリとキーワードの違いは、例えば食卓机例にすると

「食卓机 販売」が検索クエリで、「食卓机」がキーワードとなります。

このように検索クエリにはたくさんの種類があります。例えば、最初から購入前提に考えている「〇〇 購入」や「通販」は即座に広告効果が表れる(=その広告ページから購入が見込める、販売ページの準備をすればよい)という性質がありますし、もっとよく知りたいという検索クエリ「○○ スペック」や「特徴」といったクエリには商品紹介ページや、企業理念のページを呈示することが有効であると考えられます。

 いかがだったでしょうか。このように、検索クエリにはユーザーの思考回路が表れます。単にモノを売るページを張り付けるのではなく、ユーザーの希望に沿って消費を促すことが肝要であると思います。