アプリ広告をご存知ですか?スマホやタブレットの普及にともない、急速に拡大してきたアプリは、マーケティング上でも広告を効果的に利用できるツールとして、特に注目を集めています。

今回は、これからアプリ広告を始めたいと考えている初心者の方に向けて、知っておきたい種類や仕組み、アプリ広告に必要な費用について詳しくご紹介します。

アプリ広告とは?

アプリ広告は、スマホやタブレットなどのモバイル端末に導入されているアプリ上に表示されるインターネット広告のことです。

表示場所は、GoogleやYahooアプリなどを利用した際の検索結果一覧、FacebookやTwitterなどのSNSのタイムライン上などに表示されます。

アプリ広告は、リアルタイムで掲載した広告の調整や分析ができる検索連動広告として、インターネット上では必要不可欠な広告プラットフォームとなっています。

アプリ広告の種類にはどんなものがある?

アプリ広告には、大きく分けて2つの広告の種類があります。それぞれインターネット広告ではなじみのあるものですが、アプリ広告で利用できるものにはどんなものがあるのかを見てみましょう。

ディスプレイ広告(ピクチャー広告)

ディスプレイ広告は、アプリのコンテンツ内の広告枠に表示されます。アプリ広告の中でも最もベーシックな広告フォーマットで、一般的に静止画を利用して配信されています。

ピクチャー広告もディスプレイ広告同様静止画を用いて配信されるアプリ広告で、フィーチャーフォン時代から用いられてきた広告フォーマットです。

動画広告

動画広告は、その名の通り動画を用いて配信されるアプリ広告です。

静止画をメインにしたディスプレイ広告よりもさらに詳細なイメージを伝えることができるという特徴があります。

動画広告は、表示場所や表示のタイミングによってそれぞれ3つのカテゴリに分けられています。

1.インストリーム広告

インストリーム広告は、YouTubeやAmebaTV、TVerなどの動画サイトで配信される動画広告です。みたい動画が始まる前や見ている途中、動画を見終わったあとなどに自動再生される仕組みになっています。

####2.動画リワード広告

動画リワード広告は、ゲームアプリなどをメインに配信されている動画広告です。ユーザーが広告を視聴すると、その報酬としてアプリ内で利用できる特典がインセンティブとして付与される仕組みになっています。

特典目当てに広告を見るユーザーも多いため、視聴完了率が高い広告としても注目されています。

3.インターステイシャル広告

インターステイシャル広告は、アプリの起動時などに表示される動画広告です。デジタルマンガや書籍アプリなどで配信されており、全画面に表示される特徴があります。

##知っておきたいアプリ広告配信のしくみ

アプリ広告には、表示場所や広告主の選択によって3つの配信方法があります。そここでは、それぞれの配信のしくみについて詳しく見てみましょう。

ネットワーク型

ネットワーク型のアプリ広告では広告主が直接配信プラットフォームに広告の配信依頼をします。依頼を受けたプラットフォームでは、AIを用いてターゲティングされたユーザーに対し、アプリ内の広告枠に配信を行います。

運用型

運用型のアプリ広告では、広告主がユーザーのターゲット設定を行い、アプリの運営会社を経由してアプリへ広告配信を行います。ターゲット設定は広告主自身が行うもののほか、AIを利用した設定も可能です。

純広告型

純広告型のアプリ広告では、特定アプリの広告枠を買取り、一定の契約期間中は広告を掲載し続けることになります。広い認知を目的としているため、特にターゲット設定は行いません。

##アプリ広告の費用形態にはどんなものがある?

アプリ広告で使用されている費用形態は4つあります。ここでは、それぞれの形態の特徴とおおよその費用算出方法の計算式について詳しく見てみることにしましょう。

###期間契約型

期間契約型では、事前に設定指定おいた広告掲載期間に応じて料金が発生します。

主な費用の目安は以下の通りです。

・バナー広告:インプレッション数×0.1~1円

・インフィード広告:クリック数×10~100円

・オファーオール広告:インプレッション数×0.3~2円

・アイコン広告:インプレッション数×0.1~0.5円

・全画面広告:インプレッション数×0.5~3円

インプレッション課金型

インプレッション課金型では、インプレッションされた時に料金が発生します。

主な費用の目安は以下の通りです。

・バナー広告:インプレッション数×0.5〜1.5円

・インフィード広告:インプレッション数×0.2~1.22円

・オファーオール広告:インプレッション数×0.7~2円

・アイコン広告:インプレッション数×0.05~1円

・全画面広告:インプレッション数×0.5~3円

###クリック課金型

クリック課金型では、クリックされた時に料金が発生します。

主な費用の目安は以下の通りです。

・バナー広告:クリック数×40〜200円

・インフィード広告:クリック数×10~60円

・オファーオール広告:クリック数×40~200円

・アイコン広告:クリック数×10~80円

・全画面広告:クリック数×40~3500円

###エンゲージメント課金型

エンゲージメント課金型の費用形態では、FacebookやTwitterなどのSNS広告で「シェア」や「フォロー」が発生するたびに料金が発生します。

まとめ

低コストで始められるアプリ広告は、個人フリーランスからグローバル大手の有名企業までが参入する重要な広告マーケティングのひとつです。

利用する媒体や広告の種類によっても異なりますが、最も重要なのは、どんな目的で誰に見てもらいたいのかというターゲット設定を明確にすることです。定期的なPDCAサイクルを回しながら、ぜひ効果の高いアプリ広告を活用してみてください。