世の中にはサイトの改善のための施策やツールがたくさんあります。「アクセス解析」「A/Bテスト」「LPO」「EFO」など様々な言葉があり、それぞれ何ができるのか、何のために行うのか、サイト改善の基本的な施策についてまとめました。

サイト改善のための基礎知識

ユーザの動きと、それぞれどの施策が有効なのかについて次の図にまとめました。

Webサイトでは、ユーザが流入しサイトを回遊したのちに、購入などの何らかのアクションを取るか離脱をします。

流入経路としては、Googleなどの検索エンジンを利用しての流入や、リスティング広告など広告からの流入、FacebookやTwitterといったSNSからの流入、他のサイトからの流入や、直接の流入などがあります。これらの改善については、SEO(検索エンジン最適化)や広告効果分析などといった施策がありますが、*今回は流入してから後の「Webサイト」の改善にフォーカスして紹介します。*

サイト内の改善については、「LPO」「アクセス解析」「A/Bテスト」「EFO」といった施策があります。次に、それらの施策が具体的にどのようなものなのかを説明します。

サイトの改善のための4つの基本施策

1. LPO(ランディングページ最適化)

*ランディングページはユーザがWebサイトに流入した後、1番最初に見るページを指します。LPOとはランディングページを改善して訪問したユーザの興味を高めることを通じて成約率を向上させる施策のことを指します。*

ユーザが期待した内容とランディングページの内容が異なる場合、ユーザはすぐに他のWebサイトへと移っていってします。ランディングページのコンテンツをユーザのニーズと一致させるLPOはサイトの費用対効果を上げるうえでは重要な施策です。

2. アクセス解析

*アクセス解析とは、主に自社サイトへ流入したユーザの「属性」および「行動」を把握し、サイトの問題点を見つけ、改善を行うための施策です。*

例えばECサイトなどの場合、ユーザは流れは下記のとおりで、まず広告や検索経由でWebサイトに流入した後、サイト内の様々なページを回遊し、購入など何らかのアクションをします。また、何もアクションを起こさずに離脱する場合もあります。

流入~購入などのアクションまたは離脱という流れについて、どのような属性の人がどのような行動を取っているかを調査することで、より多くのユーザが購入などのアクションに結びつくようにするための改善案を検討できるようになります。

3. A/Bテスト

*A/Bテストとは、Webサイトの一部分を変更したAとBの2パターン、あるいは複数パターンを比較して、どれがもっとも優れているか検証するテスト手法です。Webサイトのユーザビリティやコンテンツなどの最適化を行うために実施します。*

A/Bテストを用いて、比較する内容例としては、「キャッチコピーの比較」「ボタンの色、文言のテストの比較」「コンテンツ順序の比較」「価格の比較」 などが挙げられます。

クリック率やコンバージョン率などゴールの達成率に影響しそうなポイントを見極めつつ、A/Bテストで、小刻みに仮説検証を繰り返し行うことを通じて、成約率の向上を図ります。

Webサイトの全体の改修やアクセス解析に比べ、部分的な改修、単純な比較で改善が行えるところに、A/Bテストを行う価値があります。

4. EFO(エントリーフォーム最適化)

エントリーフォームは、Webサイトで問い合わせや資料請求、商品の注文などのために、ユーザが個人情報を入力するフォームのことです。

ショッピングカートに商品を入れて「購入」ボタンを押しているのに、欲しい資料を選んで「発送先を入力する」ボタンを押す段階まで進んだにも関わらず、最後の最後に離脱してしまうユーザが非常に多いのが現状です。

そういった*エントリーフォーム入力段階での離脱率を下げ、成約率の向上を図るのがEFOという施策です。*

まとめ

アクセス解析、LPO、A/Bテスト、EFOという4つの基本施策が何に対して有効な施策なのかを理解し、サイトの状況に併せてそれぞれの施策を実施し、サイトの改善を行いましょう。

次回は、各基本施策の基本的な考え方や進め方について紹介します。