You Tubeやニコニコ動画などに代表されるユーザ投稿型のサイトを利用するほか、企業が独自の配信システムを開発、利用することも増えています。

今回は動画配信需要の伸びの関するデータと、動画活用、動画配信の改善の事例について紹介します。

7年間で約2倍に成長!高まる動画配信需要

*VOD(ビデオオンデマンド)の動画配信ビジネス市場は、2011年から2018年にかけて、799億円から1632億円に拡大し、7年間で約2倍の成長が予想されています。*

動画活用の成功事例

需要が伸び、かつ動画を閲覧するためのデバイスも多様化している中で、動画の活用で成果を上げている事例を紹介します。

通販コンバージョン率が30%アップ!ザッポスの動画活用例

ラスベガスに本社を置く、靴専門のECサイトを運営しているザッポスの、動画活用の成功事例です。

自社サイト内に、ソーシャルメディアと連携した動画を設置しました。それによって、ソーシャルメディアで拡散された動画を見たユーザを、直接自社サイトに誘導することに成功しました。

またザッポスは、50,000本近い商品動画を購入ページ設置しました。*動画の設置により、ユーザの滞在時間の増加につながり、結果的として、通販のコンバージョン率が30%アップしました。*

動画配信における問題と解決事例

ザッポスの事例のように、動画の活用は大きな成果を上げます。しかし、動画の配信は負荷やコストがどうしてもかかってしまいます。

次に、2つの動画の配信方法の改善事例を紹介します。

運用工数を抑えた効率的な動画配信の最適化を実現!ホンダの動画配信の改善

本田技研工業が運営する自社動画ポータルサイト「Honda Movie Channel」のリニューアル前後における動画配信の最適化の事例です。

リニューアル前は、端末ごとに動画を制作・配信していました。PC向けにはFlash形式で配信、スマホ向けにはASP型の外部サービスを使って配信という形です。

しかし、端末ごとに動画を制作する場合、運用工数の負担が大きく増えてしまう課題がありました。そのため、リニューアル後には、*一つの動画ファイルを制作するのみで、PC・スマホなどに一元的に対応できる形に変更しました。*

工数を抑えた端末ごとの動画配信の最適化に成功した事例です。

安定した動画・音声配信によってコンテンツ数・配信量の増加に成功!アミューズの事例

サザンオールスターズを始めとしたアーティスト音楽や映像、映画、TV番組などの制作などを行なっているアミューズの事例を紹介します。

アーティストのコンテンツを大量に配信する特性を踏まえ、*アクセス集中時にも負荷分散できる仕組みを導入したことで、動画配信・音声配信問わず、安定的な配信を行えるようになりました。*

そして、配信するコンテンツ数・配信量ともに大幅に増やすことが可能になったという事例です。

まとめ

今回は、動画需要の伸びと、動画活用、動画配信の改善の事例を紹介しました。

動画を活用することで、商品購入におけるコンバージョン率を高めたり、扱えるコンテンツの幅を広げたりすることが可能になります。

次回は、動画制作・配信を行う上でのハードルと解決につながるツールについて紹介します。