あなたはKOLマーケティングという言葉をご存知でしょうか。

インバウンド需要が盛り上がるにつれて話題になっているマーケティング手法のひとつであり、中国人向けのプロモーションには欠かせないものとなっています。

そこで今回は、訪日中国人客に大きな影響力を持つKOLマーケティングについて紹介していきます。

話題沸騰中のKOLマーケティングとは

KOLとは「Key Opinion Leader」の略であり、ある一定の領域で発言力をもつ有名人やネットユーザーを指します。

中国では、日本人にはあまり馴染みのないSNSツールが流行しています。例えば中国版Twitterと呼ばれる「Weibo(微博)」や日本でいうLINEのような「WeChat(微信)」、「QQ」などがあります。

こういったSNSにおいて多くのフォロワーを持ち、影響力のある人物をKOLと言います。日本でもTwitterやInstagramの投稿が大きな話題になることがよくありますよね。同じく中国、世界中でもこのような現象が起こっているのです。

とくに中国人は、企業の宣伝やメディアの発信をあまり信用しない傾向があり、代わりに口コミを重視します。そういった国民性も、KOLマーケティングの重要性を高めているのです。

KOLの中にはもちろん芸能関係の人も多いですが、一般人にも数多く存在しています。そんな自分と近い存在である人からの口コミが信頼性を生み、購買意欲を高める要因となっているのでしょう。

中国版Twitter(微博)のKOLを知ろう!

では、Weibo(微博)にはどのようなKOLがいるのでしょうか。

フォロワー数1位は女性司会者であるシエ・ナ氏。フォロワー数はなんと8,400万人を超えます。2位は男性俳優のチェン・クン氏。フォロワー数は1位についで8,000万人以上です。ほかにも歌手やタレントのような芸能関係の人物がKOLとして認識されています。もちろん芸能関係ではない、一般のKOLも数多く存在しています。

KOLマーケティングにおいては、どのような商品を、どのような消費者に届けたいのか、という属性を絞り込むことが重要です。一般のKOLのフォロワーは属性が絞りやすく、フォロワーに適合したプロモーションが行いやすいと言えるでしょう。

例えば子持ちの母親に対して商品を広めたいのであれば、一般人でも多くのフォロワーを持つママさんKOLに依頼して、商品を効率的に届けるのがいいでしょう。

KOLはどのように活用されているのか?

では実際にあったKOLマーケティングの事例を紹介していきましょう。

Weibo日本オフィシャルパートナーであるFindJapan株式会社は2016年に史上最大級のKOL感謝祭を開催しました。総フォロワー数約1,000万のKOL約50名を集め、各スポンサー企業のPRやプレゼントキャンペーン、サンプルの配布が行われました。

Weibo上ではランディングページが設置され、またたく間に1,300万PVを超えたそうです。さらに、KOL達によるSNSや動画サイトへの投稿により、スポンサー企業の商品は一気に認知度を高めした。

他にも海外プロモーションサービスを提供している企業とのタイアップによるKOLマーケティングも可能です。

各国の芸能プロダクションやKOLにパイプを持った代理店に依頼することで、SNSを通じて商品を有効にプロモーションできます。

まとめ

SNSの登場により、個々人が持つ影響力が大きくなったこの時代。認知度の無い商品がKOLマーケティングによって一瞬にして有名商品になる可能性もあります。特に口コミが非常に重要視されている中国において、KOLの活用は非常に有効な手段となります。

戦略的なKOLマーケティングを積極的に実施してみてはいかがでしょうか。