デジタルのダイレクトマーケティングシーンのトップを牽引する「株式会社売れるネット広告社」の代表取締役社長である加藤公一レオ氏に、ECサイトに役立つノウハウを解説いただくこのシリーズ。

今回は前後半に渡り、ランディングページのコンバージョン率を確実にアップさせる「”申込フォーム一体型”ランディングページ」と「エントリーフォーム最適化(EFO)」テクニックをご紹介いただきます。

17年間【A/Bテスト】を繰り返してわかった最も効果的な”カゴ落ち”防止策

ランディングページの成功に必要なのは、ズバリ申込率の高いエントリーフォームだ。

せっかくランディングページを最後まで読んでくれて、申込みアイコンをクリックしてくれても、申込完了画面までいってもらわなければまったく意味がない。

ネット広告の担当者にとって、”カゴ落ち”といわれるランディングページでの離脱問題は、常に頭を悩まされ続けてきた問題であるが、今回は売れるネット広告社が過去17年間【A/Bテスト】を繰り返して培った”カゴ落ち防止のノウハウ”についてお伝えしよう。

過去17年間かけて行ってきた【A/Bテスト】の結果、離脱率が低く、申込率が最も高いランディングページは、「”申込フォーム一体型”ランディングページ」である!

ランディングページを制作している90%以上の通販会社が、”申込アイコン”を押した瞬間から本サイトの”ショッピングカート”システムにつなげてしまっている。「せっかく本サイトのショッピングカートシステムがあるのでそれを使おう」という判断なのだろう…。

この際はっきり言っておくが、ズバリ、ショッピングカートはランディングページとの相性がものすごく悪い!最悪だ!

なぜ多くのユーザーは申込を完了できないのか

何が最悪かというと、日本の平均的なショッピングカートはランディングページから申込完了までに平均的に “8つ”ページの遷移がある。”8つ”もだ。つまり、せっかくランディングページでその商品に興味をもったとしても、非常に面倒くさい “8つ”のページを遷移しないと申込みを完了できない。

申込完了画面までの遷移するページが多いと、せっかく広告とランディングページで商品の購買意欲を高めた人が、商品に対して急激に冷めていく…。そしてページ遷移が進むたびにバケツの穴から水が漏れるように、どんどん離脱していってしまい、誰も申込完了画面までたどり着かないのだ。

ランディングページを”申込みフォーム一体型”にする

では、この通称”カゴ落ち”と呼ばれる離脱を防ぐためにはどうすればよいのか?

答えは簡単。

ズバリ、単純にランディングページから商品購入までの遷移を短くすればよいのだ。

せっかく作ったランディングページからショッピングサイトのカートにつなぐ構造をさっさとやめてしまい、ランディングページと「申込フォーム」を”一体型”にしてしまおう。

ランディングページの中に申込フォームを設置して、これを記入したら”申込確認画面”があって、その次に”申込完了画面”があるといういたってシンプルな構造にすることで、たった”3つ”のページ遷移で商品を購入できるようになり、劇的にランディングページのコンバージョン率が上がるのだ。

私の経験上、”フォーム一体型”のランディングページで、コンバージョン率は約1.5倍~2.5倍上がる!実際に世の中で成功している通販のほとんどが”フォーム一体型”のランディングページである。読者の皆様の中でまだ”フォーム一体型”のランディングページにしていない方がいれば、”今すぐ”実践してみてほしい。コンバージョン率が必ず改善される。

次回は申込フォームでさらにコンバージョン率を上げる「エントリーフォーム最適化(EFO)テクニック」を大暴露しよう!!